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太陽電池 変換効率だけで選ばない
※ご指摘いただき、訂正してます。訂正前タイトル『太陽電池 変換効率 8.8%でも16.4%に肩を並べる実発電量』
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CIS系太陽電池は多結晶シリコン系と較べると変換効率が低め。
ですが、変換効率だけで選んではダメという話が出ています。
→ 「実発電量」「次世代電池」で考える費用対効果|ダイヤモンド
データは一般家庭のモニター調査から得たとのこと。
メーカー | 種類 | モジュール 変換効率 | モジュール 出力保証 | 1kWあたりの 年間実発電量 |
三洋電機製 | ハイブリッド※ | 16.4% | 10年 | 1309kWh |
ソーラーフロンティア製 | CIS | 8.8% | 20年 | 1256kWh |
シャープ製 | 多結晶シリコン | 13.3% | 10年 | 1197kWh |
京セラ製 | 多結晶シリコン | 16.1% | 10年 | 1116kWh |
※ 単結晶シリコン+アモルファス
変換効率を踏まえると、CIS系の健闘ぶりが目立ちます。
出力1kw当たりで計算されているので、変換効率が低いのに凄いというのではなく
実発電量が多い=最大出力により近い性能を出せるパネルということになります。
→ その他、実際の発電量サンプル
変換効率で優るCIS系が多結晶シリコン系を上回った理由として、熱に強い(真夏でも発電効率が落ちにくい)、影に強いなどの理由が挙げられています。ただし変換効率の低さを面積でカバーするので、設置面積が狭い場合は不利になります。
ソーラーフロンティア
こちらの検証ではソーラーフロンティア製の代わりにホンダソルテック製のCIGSパネルが検証される予定で、これも楽しみです(訂正)。
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