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米国PCマーケットシェア、Apple大躍進、東芝躍進、ACERガタ落ち

2011年第2四半期(Q2)のPCマーケットシェア。
 → Apple nears 11% PC share in US as Acer plummets to 5th | Electronista
 → Gartner: US Mac sales climb as competitors stumble | Electronista

まず米国マーケット全体としては、昨年のQ2と較べるとガートナー調べで-5.6%、IDC調べで-4.2%と減少傾向にあります。iPad人気の影響大。

そんな防衛戦のなか、逆に攻勢に出たのがApple。
シェア10.7%と2桁に乗せ、HP、Dellに続く3位に躍り出ています。
成長率は14.7%。

そして意外にもAppleの次に成長して見せたのが米Toshiba。
3.7%増とAppleに較べればグッと少ないですが、堅実な伸びを見せてます。

逆に米国で大敗したのがACER。
販売台数 25.4%減↓(IDC)
昨年200万台売ったのに、今年は3/4の150万台に減少しています。

IDCによれば、ACERは廉価PCの販売から徐々に手を引き、高付加PC、タブレットへの転換を行っているとのことで、出荷台数の大幅減に繋がったようです。全世界の出荷台数で見ても10.1%減。

Dellも厳しかった。
販売台数 10.2%減↓(IDC)
ただ新興国では伸びており、世界規模で見るとHPと同程度 2.8%増と成長しています。

世界市場での2011年Q2 トップ5ベンダーは
 1.HP 約1526万台
 2.Dell 約1092万台
 3.Lenovo 約1027万台
 4.ACER 約916万台
 5.ASUS 約448万台