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Diablo III 公式RMT市場整備へ

多くのゲームでは禁止対象となっている現実のお金でゲームのアイテムを売買するRMT(リアルマネートレード)。米Blizzard社が開発中のDiablo3ではなんと公式のRMTシステムが用意されるとのこと。そしてちゃっかりBlizzardも決済時に手数料で収入を得る計画です。ブラックマーケットにお金が流れるくらいなら公認し管理する、という流れは現実にもよくある話です。
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RMTの悪い点は現実のマネーとリンクすることにより、ゲーム内で“仕事”をする人が生まれる点にあります。レアアイテムを徹底して狙うキャンパー、自動的に作業を行うBOTの増殖、バグを突いたお金の複製。果ては他者アカウントのハッキング動機にもなりますし、社員の不正の温床にもなります。
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特に元もと物価が高く、目下円高の日本市場は海外プレイヤーからすれば“稼ぎやすい”場です。不正を潰せぬままRMTを公認しようものなら、たちまちゲームは崩壊すると思われますが、Blizzardが公式にRMTを認めるということは、様々な不正を防ぎきる自信があるのでしょうね。

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