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USB 100W給電可能な新仕様、2012年早期を目標に策定中
USBの標準化団体USB-IFがUSBバスパワー(給電)を100Wに拡張する仕様を策定中です。2012年早期の規格化を目指しており、9月13~15日のIDFでプレビューされるとのこと。→ www.usb.org/press/USB_Power_Delivery_Specification.pdf
→ VR-Zone
Wikipediaによれば、USBバスパワーのスペックは
規格 | 電圧 | 電流 | USB-IF承認 |
USB2.0 | 5V | 500mA | ○ |
USB3.0 | 5V | 900mA | ○ |
PoweredUSB | 5V・12V・24V | 6A | - |
USB-IF公認の規格としてはUSB3.0の4.5WがMAXですが、これを既存のコネクタ、ケーブル互換で100Wまで拡張する計画です。既存のケーブルを流用して大丈夫なのでしょうか。
Intelも似た構想を去年のIDFで発表していたらしく、既存コネクタで最大35W、新しいコネクタを使った場合は200~300Wへのバスパワー拡張を提案しています。一体何を繋ぐ気だ(^^;
→ Intel is considering some tweaks to the USB standard | SemiAccurate
これだけバスパワーが拡充されると、HDDや光学ドライブを1ケーブルで動かせますし、さらには液晶やプリンタもUSBケーブル1本で動かせるようになります。規格上可能になっても実装は大変そうですが。
→ 蹴茶: Toshibaが持ち運び可能な14インチ液晶をリリース [7.20]