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新メディア M-Disc 1000年の安定保存が可能

1000年の長期保存が可能。
水にも高温に晒されてもへっちゃら。

 Write Once, Read Forever

光学ドライブのベンチャー企業 Millenniata社が発表した新ディスクが話題になっています。
 → New 1,000-Year DVD Disc Writes Data in Stone, Literally | PCMag.com
 → eCoustics.com  → Computerworld

既存のDVD-Rは色素を焼くことで記録しますが、色素は湿気や紫外線でどんどん劣化していきます。M-Discは“石”のような素材(企業秘密)を使い、素材を掘るように記録します。

M-Disc 解説

記録層は常温から500度まで固体(FAQによるとディスク自体の耐温度は80度)。水や湿気の存在する環境でも安定して存在(動画)。容量はDVD-Rと同じ4.7GBで、将来的にはBlu-rayと同じ容量のものを出すことを計画しているそうです。

M-Disc
M-Disc 階層

「そんな素材、焼くのが大変じゃない?」と思いますが、既存のドライブのレーザー出力を上げた程度のもので問題ないとのこと。ただし速度は4倍速が最大。また焼くのは専用ドライブが要りますが、読み込みは普通のドライブでもできるそうです。

M-Disc ピット

日立LGがパートナーとして名乗りを上げており、製品は来月には出荷。
10月には店頭に並ぶそうです。
気になるディスク(4.7GB)の価格は以下の通り。

1枚 $2.99(約230円)
5枚パック $13.89(約1070円)
10枚パック $26.59(約2000円)

M-Disc 日立LGドライブ