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ガンダムUC 原作 3種のカバー絵を比較してみた
ガンダムユニコーン(ガンダムUC)のエピソード4 PVが公開されました。ブライト艦長の声優さんが変わったことが話題になっていますが、ガンダムは作り手もファンも世代をまたぎつつあります。
→ 機動戦士ガンダムUC episode 4「重力の井戸の底で」、スペシャル告知映像配信スタート
アニメも世代交代ですが、原作のガンダムUC小説版も面白いことになっています。
3つのレーベルから出版され、それぞれカバーイラストを担当されているデザイナーさんが違います。以下にカバー絵を並べてみましたが、イメージが全く異なってきます。
■ 角川コミックエース カバーイラスト 安彦良和氏










■ 角川文庫 カバーイラスト 加藤直之氏










■ 角川スニーカー文庫 カバーイラスト 美樹本晴彦氏










角川コミックエースはスペシャルな特装版も存在します。


こうして並べてみると、スニーカー文庫が10代から20代にかけての若い世代向け。
角川文庫は30代から50代のおじさん世代。
エース版は幅広い世代に向けた主力レーベルといった趣きです。
特に加藤直之さんによる角川文庫版は特徴的で、表紙に「ガンダム」の文字がありません。カバーにモビルスーツが描かれていない巻は一体何の小説かわからないほどで、オッサン世代が心置きなく持てるデザインになっています。
■ おまけ
加藤直之氏といえば、個人的に「銀河英雄伝説」のイラストに直結します。
流線型の華麗な帝国軍艦艇に対し、機能性と製造コスト最優先か!?と言いたくなる同盟軍の無骨な艦艇。
中学生のころは「同盟軍はなんてダサイんだ」と思ったものですが、歳を取るにつれて同盟軍贔屓に変わっていくという。キャラではミュラー提督が好きでした(え、聞いてない?)


