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角川会長が電子書籍で「アマゾンと1年間交渉」

ちょろちょろ噂は流れてましたが、本当だったんですね。
 → 角川会長が電子書籍で「アマゾンと1年間交渉」

Amazonが日本参入に当たり、国内出版社に強硬な条件を提示しているという報道について、角川会長は「デジタル化も含めてAmazonが行う場合にAmazonの取り分が55%ということでは。だが出版社は自己責任で自らデジタル化すべきだ」と述べた。
 → 「Amazonとは1年交渉している」 角川会長、電子書籍販売で - ITmedia


角川の会長さんは鼻が効くというか、MODも含めて無許可で流れるYouTube対策をどうしようかと他社が考えている最中、逆に販促に利用できないかと先陣を切られた方でもあります。
 → 角川、「YouTube」に寛容な決断:日経ビジネスオンライン

他の出版社が憤慨しているという噂も流れるAmazonの電子書籍マーケットですが、怒るわけでもなく、普通に粘っこく交渉しているようです。


というか、情けない話ですよね。条件が嫌なら船に乗らなければいい話です。嫌でも乗らざるを得ない状況だからAmazonが強気に出るわけで。売れるのに値引きする商売人はいません。

代わりの船があれば良かったのです。
嫌々でも黒船に乗らざるを得ない状況を作り出してしまったのは当の業界だと思うのですが。