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iRobot CEOインタビュー iPadを頭脳にもつAVAという新製品
iRobot社のアングルCEOへのインタビューが面白かったのでご紹介。→ 「ロボットに重要なのは実用性」- CNET Japan
iRobot社といえば有名なのがお掃除ロボットの「ルンバ」。
そして軍用ロボも主力商品というロボット会社です。
(福島原発には事故処理用として何台か無償提供されています。)
インタビューではこれらの次に来る新ロボットが紹介されています。
百聞は一見にしかず、動画をどぞ。
YouTube: iRobot AVA Technology Demonstrator
そう、このロボットは頭脳として iPadを使います(Androidにも対応)。
(CEO絶賛のKinectにも対応すれば空間認識能力も格段にアップ?)
iRobot社は胴体となるロボット部分に注力し、開発コストのかかるソフトウェア部分はApple提供のプラットフォームに半ば丸投げ。AVAがどんな仕事をするかは使われるアプリ次第という仕組みです。餅は餅屋に任せてしまうという割り切り戦略。
自分の後に付いてくるステレオは欲しくないですか。家中を動き回って、夫が閉め忘れたトイレのふたをみつけてくれるロボットは欲しくないですか。誰かがそれを実現するアプリを開発してくれるでしょう。どんな進化をたどるかは誰にも分かりません。
警備ロボットはもちろん、アームを付けて部屋に散らかったリモコンや鍵を所定の位置に戻して回るロボットなんてのも便利そうです。さらにSiriのようなアプリと連携できれば、口頭でAVAに指示を出すことも夢物語ではありません。未来はそこまで来ているのかもしれませんね。
→ iRobot Ava