よく使う歌の効果と諸注意

以下はKenjiBBSにてBard戦術論のTreeに各Bardが記載してくれた物を加筆・修正しています

◎ 執筆者(敬称略・順不同)
gedou Wine chousan Nara ぴよ Kazuhisa Obleca Reiya Hijiri / E'ci Server
Sario / Xegony Server
Himu / EM

Lv4 死体探し song

目の前にいる本人をtargetにしてからこの歌を歌うと、Bardは5秒ごとに強制的に死体の方向を向きます。あくまで死体の方向を向くだけなので、構造が複雑なダンジョンでこれを依頼されてもねえ・・・。 Bardはこの歌を歌いっぱなしで、他の人から透明魔法をかけて貰って死体を捜しにいくという手もあるにはもあるけど、これは下手な場所だと命懸けになるのでそこんとこよろしく。

Lv5 韋駄天 song

ご存じBardの代表song。 地下型ダンジョンではまるっきり使えません。BardのLvにもよりますが楽器を装備すると、SoWよりも ずっと速く走れます。バードのレベルが高ければ高いほど、どんどん速くなっていくそうです。 RUNの項目でも書きましたが、Bardが一番後ろを走ると全員が効果範囲から外れません。 1999年9月のPacthでRootやSoWを上書きできなくなりました

Lv6 Heal song

これも有名。戦闘後にCLRが瞑想している間にPartyのHPを回復するか、戦闘中にHP増強効果を狙ってローテーションに組み込んで使うのが主な役割です。BardのLvが上がると回復量も増えていくのでかなり強力です。

Lv8 Lull song

ご存じ敵のLinkを切る為の歌です。距離も持続時間も短めだし、効果もそこそこ。でもMana無しというメリットがある為、1度入れたあとすぐ同じ敵を再度lullする(歌キャンセルを使用)ことで、弱い相手ならほぼ確実にlinkを切れます。でも他のClassのLullの方が強いですね。

Lv10 STRupと攻撃速度up song

ENCの同種のQUICKスペルのほうが性能が高いです。ちょっと早くなったかな?、というぐらいですねえ。Tank役が多く、ENCがいないなら使う価値はあります。

Lv12 単体攻撃 song

Bardのsoloではこれの連打が基本。。Lvが上がっていくとDMGも増えていきます。遠距離魔法属性のKickと思ってもらえればいいでしょう。予備効果として敵をノックバックさせる効果があって、使っていると敵がじりじり下がっていきます。

Lv15 Sleep song

Bard最強の武器の一つ・・・ただし思いっきり諸刃の武器。鎧が薄いと安心して使えません。 敵が寝ている時間は1−5(?)秒でのランダムですが、歌いつづけることでまた眠らせられます。 自分と近いLvの敵相手ならsleepが効く可能性はありますが、Lvが高い相手ほど早く起きます。 sleepが最も効果を発揮するのは「メインの敵を皆で倒すあいだに他のザコを全て行動不能にする」ことだと思います。Partyの仲間がAssistを使っていないと全く無意味な歌ですが。

・逃亡編 敵から逃げたいときAutoAttackを解除してからSleepで眠らせて足を早くして逃亡。

・対Spellcaster編 武器で敵を攻撃しつつSleep。敵の呪文を中断させることしばしば。Petがいる相手ならついでに Petもおとなしくさせられますから、より効果的。

・後衛支援編 敵が後衛に襲いかかったとき、Tankが動くとバランスが崩れます。Sleepで相手をこちらへ向かせつつ敵の行動を停止させる。他の人が殴って起こさないようにあらかじめ打ち合わせが必要。 一時的に攻撃をすべて中断して、後衛が瞑想をする時間を稼ぐこともできます。

・SubTank編 Sleepを使用しつつ敵を殴る。戦士のTauntなどを凌げます。MainTankのHPが減ってきた場合、BardがサブとしてTankを行えばParty全体の耐久力が上がります。 敵が少なめの時はSleepに専念するよりこっちでしょう。

・Sleep専念編 4匹以上いるなら間違いなく楽器を持ってSleep専念が正解。 ただ敵が起きてくると殴られるので「何度も歌いなおす」「歌の効果判定の時だけ楽器装備、それ以外の時は盾装備」「敵との距離や位置を調整」など、色々工夫の余地があり、またそれをしないとHPがガンガン削られるので、はたからみると楽そうですがBard自身はかなり必死です。

Lv17耐魔法 ACSpellシールド(?) song

敵が強力な専業魔法使いの時や、Charmなど嫌な特殊攻撃を持っているときに使用します。打楽器をもってこれに専念する場合、Lv9 耐魔法+耐火・冷 or Lv13耐魔法+耐毒・病気などと組み合わせます(中盤以降には1系統のSvだけが強烈に上がる歌がある)。無論効果はBardのLvによって代わりますがこれをやるとSv magicは3桁にいくことも。専業Casterとやり合ってもほとんど魔法でDMGをうけなかったり、特殊な攻撃(Unrestキノコの攻撃封じなど)を完璧にResistしたりできます。

Lv19 透明 song

特定の楽器を装備してないと使えないため、即座に透明発動というわけにはいきません 効果範囲は狭め。したがって集団でヤバいとこを抜ける用途には、あんまり使えません。 むしろBardの偵察やPartyが安全に休息する為の歌でしょう。持続時間は1秒から15秒までのランダム時間なので、発動してから次のパルス(5秒後)の再発動までの間に解けてしまうこともあります。 魔法の invisi とは少し効果が違うようで、あっちを見破れる NPC もバードの invisi song は見破れなかったり、逆もあるらしいです。Undeadには全く効果がありません。

Lv20 攻撃速度低下 AC低下 song

敵に効果のある範囲系の歌です。Lv20の時実験するとACは4程度の低下でした。使ってみた実感としては、速度と言うよりむしろ複数攻撃をしてくる敵の攻撃が1回減る感じです。

Lv23 Snare song

Root songといわれることが多いですが、実際はDRUの使えるSnareと効果は同じで、敵の攻撃速度と移動速度を遅くする歌です。 攻撃速度低下に関してはLv20とほぼ同じで、Lv20と累積するようです。 移動速度の低下は、逃げ出した敵が死にそうになって、ゆっくり歩き始めた速度よりも、少し早く動くくらいまで落ちます。敵の体力が1/4くらいになってからだと、完全に足が止まります。 Rootとの違いは、逃げ出した敵に歌うと、止まった後に一切反撃してこないこと。 同じなのは、ものすごくTaunt効果があること(笑)、WarのTauntを軽く凌ぎます。 「無尽蔵に連打」「逃げる敵を追いかけつつ使える」のがメリットですが効果時間は15秒程。

1999年9月現在、移動系魔法全体がPacthでコロコロと仕様が変わっているので、各魔法との相性がやや混乱ぎみ。敵のインチキIndoor Sowは消せないのですが、Rootなら打ち消すことができるようです・・・ダメダメ?(Rootが消えても15秒足が遅かったら逃げられんわな)。

Lv26 Fear(Terrer) song

 効果範囲は狭いものの、近くにいる敵全てを恐怖に陥れて遁走させることができます。囲まれて普通に逃げたのでは誰かが確実に死ぬという時に使うと、群がる敵が全て逃げ出して、その間に逃走が可能。仲間が複数の敵に殴られていて、Healすら間に合いそうにない場合でもこれなら救うことができます。 ・・・ただしこの歌を見慣れていない人が、なにが起こったかわからず呆然としてしまうことあり(爆。

 敵が逃げている時間は、楽器無しで約15−20秒くらい?。もちろん、効果が切れた場合は全てバードに。下手にその場にとどまると敵が増えて、大Trainになって被害が拡大します!!。基本的には最後の切り札といっていい歌。使用頻度こそ少ないものの、全滅ものの状況からPartyを救えるのでこれは外せませんねえ。ただ使いどころを間違えるとより悲惨になりますが。  敵単体ならLv23 Snareとの組み合わせで、背中をみせて歩いて逃げる敵を背後から襲うという卑怯技が使用可能です。

Lv27 Charm song

敵のうち1体だけCharmして、他の敵を攻撃させることができる。10-15秒と持続時間は短い。 Charmしたのはほかの人にはわかりずらいので、「Charm!」というHotkeyを入れておかないと、casterのManaを無駄使いさせる恐れあがあります。Tank系の敵に特に有効なSongです・・・逆にいうと以下に書いた戦術はCaster系の敵には向かないことが多い。

・攻撃 敵が2匹来たときに1匹をCharmして、Partyが攻撃している方の敵を殴らせます。Bard自身が殴るよりも攻撃がかなり強いのがメリットですが、その一方で正気に戻った敵にBard自身が殴られて結構HPが減ることがあるというデメリットもあり。その性格上これを使う時はBardが防御よりも攻撃を優先している時です(たとえば強くて硬い敵が2匹来た時)。

・剥がし Casterに貼り付いたうざったい敵を引き剥がしてHealする時間を稼げます。ギリギリの戦いをしてる時、非常に重宝。ちょっと時間もあくので戦局の立て直しにも最適です。 Charmでの剥がしは味方が死にかけていても、入りさえすれば確実に敵を剥がせます。 複数の敵が味方に貼り付いてBardがCharmを使って剥がした時は、即座にNearNPCkeyを押すとPetはTargetにならない為、次の敵を即座にTargetにできます。憶えておくと便利。

・Taunt CharmのTauntは強烈で、一度Chramで怒らせた敵はそうそう剥がれません。逆にこれを利用してTauntとして使うこともできます。上の剥がしに書いたやり方で複数の敵をTauntすることも可能。・・・なんでBardなのにこんなこと憶えたかな、俺(汗。

・Pull Pullしたい敵をChramしてFollow命令。連れてくる間にDMGを受けにくい上、CharmしたNPCはPetなので、Linkしている敵と殴り合います。自身のHPは極力減らさずに敵のHPを減らしてPullすることが可能。

・背後攻撃との連携 2体の敵がいる場合は、1つをCharmしてもう1つにSnare > Fearをすると、逃げ出した足の遅い敵をCharmした敵が背後から襲います。その間、一緒に殴っても良し。 ただしCharmした敵がもう1つの敵の体力を半分以上削ってしまうとLoot権利がなくなります。

・同士討ち 遠くから臨時PetにAttack命令をだして2匹を相打ちさせるとか、臨時PetにPartyのターゲットになっていない敵を殴らせて同士討ちさせます。Charm一つで2匹の敵を押さえつつ、他の行動もできるのでかなり便利。

・身代わり  Sleepを始めとする範囲Songや支援SongのTaunt効果との連携です。個人的にはもっとも好んで使用。敵複数をSleepで眠らせるなどしてBard自身が敵複数からTargetになった上で、敵が起きる前に1匹をCharmaして後退します。それから「Pet Gurad me」。

 すると臨時Petは他の敵から殴られまくります。Charmが解ける前にタイミングを合わせて、Sleepを歌いつつ敵集団に再接近したりすれば何度でも使用可能(Charmした敵は激怒するのでChramのTargetは変えない)。Partyが集中攻撃している相手とは別に、敵を臨時Petに集中攻撃させることができます。

 いわば臨時Petを使って敵複数をコントロールするやり方。その強さはかなりのものですが、CharmをResistされたりタイミングを失敗するとBard自身のHPが減る、Healtauntを避ける為にHPが減りだしたら使用を控える配慮が必要、臨時Petやそれに殴られた敵のHPを減らしすぎると逃走を始める可能性もある(緑の敵が多数の場合使用禁止)、敵の数や距離も考慮しないといけないなど、難易度が高いのも事実。あまり敵の数が多すぎたりBard自身のHPが減りすぎると臨時Petが敵を止め切れないので、2〜4匹(Partyで集中攻撃しているのとは別に)を相手に使用するのが無難。CHAも高い必要あり。

 臨時Petが敵との1 vs 1でHPを半分以上削られた場合はExpもItemもGetできませんが、複数の敵にHPを削られた場合、なぜかHP半分どころかとどめまで刺されても臨時PetのEXPやItemをGetできます。

Lv28 Stun song

正確には相手を約12秒眠らせる歌、なぜか強烈なノックバック効果付き。歌った後に攻撃を当ててしまうと起きてしまいます。ややResistされやすいという欠点があるものの、「敵を選択して使用できる」・「持続時間などの効果が安定している」などのメリットがあるので、HILvになってくるとLv15 範囲Sleepよりもこちらの方を好むBardが多いようです。他の支援歌やCharmなどとも連携がしやすいですしね。ただしDoT系とは非常に相性が悪いので、DoT使いがいたら相談が必要。

・殴りつつ使用 入ると相手の魔法をキャンセルする効果があるので、魔法を使ってくる相手の場合は、これを歌いつつ殴ります。ただ楽器無しでは強い敵にはResistされてしまう事が多いので、いまいち信頼性にかけます。

・範囲Song/支援Songとの連携 これも範囲Songや支援Songと連携して使えます。敵が重なっている場合TargetしにくいのでまずBard自身が、範囲Songや支援SongのTaunt効果で敵複数からTargetになった上(あるいはなった場合)で、後退しつつEsc keyを押せば「攻撃してくる敵=動いている敵」をTargetできます。Tankの人はBardが後退しつ、ポワポワとダイダイ色の光を敵単体に交互に当てていたら放っておきましょう。

・金縛り 敵1匹にこの歌を連打すると延々と金縛りにできます。多少Resistされた所で、12秒(3回)の間にもう一度入れば、敵はそのまま動けないためずっと金縛り状態・・・ついでにBard自身も(笑。 特にCaster系の敵に有効です。CharmをCasterに入れると自分に支援魔法をかけたり、Charmが切れた時に味方をHealしたりと、うざい行動を取ってきますがこのやり方なら一切行動させません。 Spwnをずらしたい時やCasterがAddした時、あるいは攻撃力の強い(Charmすると後が恐い様な)敵の際、数を減らすまでの時間稼ぎなど色々な場面で使えます。

Lv30 敵単体攻撃(持続) 耐魔法Down

Bard攻撃全開モードではLv30 -> Lv12 -> Lv12で決まり。 Lv33BARDだと、Lv30(8dmg x 3、SVMAGIC-10)Lv12(17dmg)計58dmgとなります。 ただLv30は、DoT系なので重ねてかかりません。打楽器の歌ですが、楽器を持って使ってもダメージ変わりません。でもSV MAGIC-20になるようです。

Lv32 Mana song

Medi中に歌うとほぼ2倍(体験者談)。現実的には1.8倍。立った状態でもMediの8割ほどのSpeedとのこと。ということは戦闘中でも歌ってれば魔法使いがMediしてなくてもMediしてるときと同等の効果がでてくるわけです。 楽器を使用しない歌なので、これを使いつつ敵を殴れます。また他のBardのmana songやENCのmana回復速度Upの魔法とも累積します。

Lv33 SvFire ACup ダメージS song

大幅なSv FireUpに少しのAC上昇、そしてParty全員へのダメージシールドとバランスの取れた歌。Tankの多いPartyでTankが敵を引きつける戦い(Taunt Work)をする時に重宝します。

Lv33 AGIup 攻撃速度up song

AGIが上がることでACが上昇します。攻撃速度Upの効果もあります。AGIが元々高い人よりも、低い人ほど効果大。

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