Endeavor NT 7100PRO

nt7000pro.jpg

 

国内大手メーカー取り扱いノートの中では、抜群のコストパフォーマンスで話題になった‘NT7000PRO’のマイナーチェンジモデル。最大の変更点はビデオコアがMobilityRADEON 9700になったことです。9600に較べてより高いクロックが9700の魅力ですが、ショップブランドのノートに較べると、かなり控えめのクロックに抑えられています。もちっと高ければ良かったんですけどね(^^; 熱暴走の危険性をできるだけ避け、サポートを容易にすることが狙いでしょうか。

>>> エプソンダイレクト

 Mobility RADEON 9700 (64MB)

Endeavor NT 7100PRO

 

ヴァーバスさん Pen M 2Ghz / 512MB Windows XP  >> エプソン

評価90

◆ 購入のきっかけと価格
14万程度でそこそこ性能の良いものを探していたところ、15万円弱でリサイクルマークなし、CD-ROMドライブモデルのNT7100Pro(未使用)のアウトレッド品を見つけました。丁度Vaioのsonomaモデルなどが出始めた頃だったためもう少し待てば高性能なノートが出そうに思えたのですが、さすがにこの値段でこの性能のものは当面でないだろうし、発熱もかなり心配と思えましたので一か八かで購入することとしました。

◆ 実際の体感速度
それまで利用していたLavie(AthlonXP2000+)もゲーム以外は至って快適だったのですが、さらに高速かつ機敏です。FFベンチもsonomaモデルと遜色のない速度が出ていました。
HDDが4200rpmなのでもう少しアプリケーションの起動がもたつくかと思ったのですが、まったく問題ありませんでした。

◆ 液晶の質
常時点灯が1箇所、結構目に付くところにありましたが意外と気になりません。値段を考えれば、許容範囲内だと思います。ただSXGA+モデルなのでかなり発色が悪く白っぽくなっています。色の調整も考えると2年ほど前のNECの高輝度液晶以下かもしれません。
だめもとで光沢液晶保護シートを張り、色の微調整を繰り返したところ、顔の映りこみはあるもののかなり見やすくなりました。(コントラストを90%程度にし、青と緑緑のガンマ値を下げると良いようです)
ただ、15インチと画面が広いため、中央と画面の端で色に違いが出ており、絵を描くというような用途には向かないと思います。

◆ キーボード
一派的なキーボードですがLavieに比べれば格段に打ちやすいと思います。PageUP、PageDownの位置が矢印キーの傍にあるためはじめは使いにくく感じますが、慣れると快適にネットサーフィンできるようになります。

◆ サウンド
OSが起動しないとボリュームの操作ができないため、かなり使い勝手が悪いです。音質は思ったほど悪くはありませんが、大き目のスピーカーがついたモデルにはかないません。

◆ 筐体:強度と質感
黒くて大きく威圧感がありますがその割りに軽いです。またパームレストが広くキーボードが奥の方にあるため子供には使い辛いかもしれませんが大人には快適です。ただ筐体に驚くほど指紋がつくため眼鏡ふきが欠かせません。

◆ 筐体:各種コネクタの位置
RS232C端子がないのでちょっと驚きましたが、ほとんど利用することもないので問題ないと思います。側面に良くわからない再生ボタン、PCカードとSDのスロット、1394、LAN端子、モジュラージャックがまとまっており、USB、RGB端子、プリンタ端子が背面に固まっています。個人的にはLANやモジュラージャックの位置にUSB端子がほしかったところです。

◆ 筐体:発熱と冷却ファン音
まだ冬なので夏になるとどうかわかりませんが、一般用途ではまずファンは回りません。FFベンチをしばらくかけるとやっとファンが回り始めますが、HDD程度の音なので耳を近づけないと回っていることすら気づきません。
Master of Epicをはじめたところやっとファンがフル回転するようになりましたが、それでもファンヒーターのファンの音以下です。

◆ ACアダプタ:大きさや発熱
一般的なサイズです。熱もまったく持っていません。

◆ モバイル性
家の中で持ち歩くには問題ありませんが、モバイル用途は無理です。

◆ その他
内蔵ドライブをDVDに入れ替えようかと思ったのですが、ベゼル(蓋)の形が違うため付属の物が使えず、かなり不恰好になるようです。

◆ 総評
液晶の質に関してはかなりがっかりだったのですが、高性能なわりに静かなので大変満足しています。 

台湾からのOEMモデルの最大の弱点といえる液晶が今回もネックになっています。ドット欠けに関してはある程度起きてしまうことなので、1ドット程度であれば仕方がない部分ですが、色再現性が弱く、視野角もやや狭いようです。その反面、静粛性には高い評価をされています。 

NT7100PRO

 

なむさん Pentium-M 1.8Ghz / 1024MB Windows XP

評価85

 こちらのBBSで相談させていただき、結局BTOが可能なEPSON DirectでNT7100Proを購入いたしました。現状で手に入る費用対効果がベストな製品と言うことで、予算が許す限り高性能にしてみました。まだ少ししか使用していませんが、NT7100Proの使用感について報告させていただきます。またこれまで何台かノートPCを使用したことがありますので、それぞれの相対的な順位を付けてみました。

  1. NT7100Pro(Pentium745M 1.8GHz, 1024MB)
  2. DynaBook G5/X16PME(mobile PentiumM 1.6GHz) ※先代のマシン
  3. Thinkpad 型番不明(celeron、384MB) ※キーボードなど使用感のみ
  (1>2>3というように順番を付けます)

a)筐体の出来

 15.4型TFT WSXGA+を選択しましたが、さすがにでかいです。また騒音問題もしばらく3Dゲーム(鋼鉄の咆哮3)を影無しの最大スペックでプレイしましたが、ファンが動いたかどうかわからないくらい静かです。

 全般としては筐体の出来は良いと思います。ただし、1点許せる問題点と、もう1点絶対に許せない点があります。

 まず私のキーボード入力スタイルでは手が筐体の角に乗っている状態になるので長時間入力は苦痛です。まあこれは対応策はあるんですが・・・。しかし絶対に許せないのは、筐体の足の高さがばらついているためかぐらつくことです。細かい点ですが、これだけは絶対に許せません。

Call of Duty
Call of Duty
 ★★★★★

 

鋼鉄の咆哮
鋼鉄の咆哮
 ★★★★

 これらを評価してみますと・・・

 2>3>>>>>>>>>1

 となります。仮にぐらつきがなければ(2=1>3。あまり差はない)としても良いほどですが。

b)キーボードの出来

 キーボードのストロークなどは結構好みに近いですね。またキーボードの配列も「Page up/down」キーがついており、キーボード上のボタンでタッチパッドをオフにすることができるのは非常に好感を持てます。

 これらを評価してみますと・・・

 3>1>2 (3と1は僅差)

 というところです。やっぱりThinkPadのIBMに勝る物はありません(^^;

c)発熱

 もっと発熱するかと思いましたがあまり熱が気になりません。G5ならばキーボード越しに手に熱が伝わる所ですが、内部構造が良いためかあまり熱がやってきません。むろん排気口は熱くなっていますが。

 これらを評価してみますと・・・

 1>2>3

 というところです。ThinkPadは仕事の出先など移動状態で使いますので、よけいに熱を感じやすいのがポイントを下げています。

d)CPU

 これはもうNT7100Proの圧勝でしょう。鋼鉄の咆哮3で比較してみたらG5だと中程度の設定にしても動きが鈍くなりますが、NT7100Proならばハイスペック、最大画面にしてもさくさく動きます。Call of dutyも同様です。やっぱり大きい画面にすると迫力がましますね(^^)。

 これらを評価してみますと・・・

 1>2>3

 というところです。当然といえば当然ですね。

e)サウンド

 普段は外部スピーカーをかませているのですが、単純に内蔵スピーカーを比較するとG5の圧勝ですね。だてにharman/kardonのスピーカーを積んでいません。筐体に音量調節のトグルがないのも痛いですし。

 これらを評価してみますと・・・

 2>1>3

 というところです。ThinkPadは音楽とか聞かないので論外(^^;)

f)液晶モニタ

 これは・・・難しいですね。NT7100ProもG5も同じくらい画質が良いですよ。不良は全く見られませんし、色彩も鮮やかです。テカテカモニターは嫌いなのでWSXGAを選びましたが、これはG5と同点ですね。

 これらを評価してみますと・・・

 1=2>3

 というところです。仕事用ThinkPadはXGAだし対象外とします。

g)全体評価

 全般的にNT7100Proの評価は高いですね。やっぱり早いし、思ったよりキーストロークも良好。なにより費用対効果面に優れているのがgood!

 何もなかったら95点を付けたいところですが、点を下げたのはやっぱりぐらつき問題です。何かかませれば良いんでしょうが、ものすごく気になるんですよね。G5やThinkPadは全くぐらつきなんか無かったんですがね。やっぱりBTOメーカーってこんなもんなのでしょうか?。

 というわけで最終評価は・・・

 1>2>3

 となります。やっぱりせっかく買ったマシンだから維持でも2位には落とせ無いという心理も多少働いていますけど(^^;。

 買うことについては・・・費用対効果に優れた機種が欲しければおすすめです。BBSにも書きましたが、総額25万円以上のセットなら35000円引きになるのは大きいですよ。でも筐体のぐらつきが・・・(; ;)。

筐体の足が不揃いというなんとも残念な問題点。工場でのチェック項目をちょっと増やせば直りそうですが、それがないからこそのコストの安さなんでしょうね。最近はエプソン以外にもバイオtypeAに代表される、国内メーカー設計ながら割安感のあるノートも出てきました。しかしM.Radeon9700という条件をもって挑むとすれば、依然としてNT7100Proが有力な候補になってきます。 [2004.7.15]

NT7100PRO

 

WINさん Pentium-M 1.6Ghz / 768MB Windows XP

評価98

部屋をスッキリさせたくなり、デスクトップの代わりになるノートを検討しました。液晶や静粛性の評判の良さからVAIO typeAのソニースタイルも考えましたが、モデルチェンジの時期に重なり、私の希望する組み合わせが出来なかったのでこちらを選びました。スペックを考えるとエプソンの優位性は明白でしたが、実物を見た事がなかったので最後まで悩んでいました。

1.筐体
地味ですけど、意外に良いです。指紋が目立つ塗装ですけが、色合いも手触りも高級感があります。デザイン性が高くない代わりに、飽きが来ないと思います。キーボードもしっかりしていて打ちやすいです。見掛けより軽いのも良いですね。

2.CPU
微妙にケチってDothanの1.6GHzにしましたが、まあ、体感上の差が出そうな2.0GHzは予算的に無理だったので問題無しという所です。オーバークロックしたデスクトップのPen4/2.25GHzより、動作はキビキビしています。DynabookのSS7(超低電圧版PenM900MHz)も持っているのですが、PentiumMはクロック以上の体感速度がありますね。

3.液晶
アイコンの見易さから、SXGA+にしました。今の液晶レベルだと、標準的なレベルでしょうか。発色や反応速度には特に問題も無いですし、テカテカ液晶の様な見栄えはありませんが、普通にキレイです。

4.サウンド
低音も割と出るし、ノートとしては良い方だと感じました。

5.発熱
ベンチマークを走らせると、ファンが勢いよく回ります。普段がほぼ無音(ファンが回っているのか判りません)である分、とても判り易いです。個人的には、音楽を聴いていたりすると全く気にならない程度の音ですし、音質的に耳障りな感じはしませんでした。また、排気は熱風ではなく温風という所です。筐体には殆ど熱を感じませんでした。(裏面は判りませんが) ただ、ACアダプタがとてつもなく熱くなってました。

6.その他
実際は、今の機体に落ち着くまで交換&修理を2度行っています。
 1度目はドット抜けが気になったので交渉して交換。検査基準では良品の範囲内だったそうなのですが、交換してくれました。2度目は、その交換した液晶が今度は明らかに不良。こう書くと、やはりメーカーオリジナル品には劣っている様な印象を受けそうですが、私自身の印象はサポートの良さから「今後も検討対象のブランドとして安心出来そうだ」というものです。
 もちろん、最初から良いものが届くのが一番良いのですが、万が一の時の手間さえ目をつむれば、サポートセンターの電話応対、発送後のレスポンス共、非常に良かったです。2度目の修理の時は、発送した翌々日には修理完了品が届いていました。機体自身のコストパフォーマンスも良いですし、ある程度の知識があって、もし問題があったとしても自分で交渉出来る人には良いブランドなのではないでしょうか。

Pen-Mのきびきびした動作に満足されているWINさんのレポートです。注目すべきはやはりサポート対応でしょうか。他の方も掲示板などで書かれているとおり、エプソンダイレクトの製品自体の不良率は高そう(汗)ですが、サポート対応は現在のところ非常に満足度の高い水準にあるようです。WINさんの2度に渡る不満点も無事解決。これは仕様なのか、サポート対応範囲なのかの切り分けができる人にとっては使いやすいブランドやもしれません。 [2004.10.13]

鋼鉄の咆哮3
(C) KOEI Co.,Ltd.