Tablet PC TC1100

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一昔前に流行りそうな気配はあったものの結局廃れてしまい、現在では特定用途、たとえば小売店での在庫チェック用などに使われているだけのペンコンピューティング。それをもう一度、広く一般にも売り込もうというのがこのTablet PCです。お世辞にも売れているとは言えませんが、実際に使ってみた感想は好意的なものが多いように思います。ヒューレットパッカードは数あるメーカーの中でも特に積極的なメーカーで、気合いの入った品質の高いTablet PCをリリースしています。

>>> HP ダイレクトプラス

 Geforce4 420 Go (32MB)

Tablet PC TC1100

 

ヒカシューさん Pentium-M 1.0Ghz / 512MB Windows XP

評価90

  • 購入のきっかけと価格
    B5サイズのノートを物色していたのですがタブレットのユニークさに惹かれました。512MBのメモリ,60GBのHDD,Geforce4 420と基本性能も高いのも理由です。蹴茶さんも使われているアマゾンでの購入です。税込みで\245000でした。ポイントが40000貰えるのですが、アマゾンはすぐにくれず一月先です。すぐにでもメモリ増設に使いたいのですが。
     
  • 実際の体感速度
    3DMark2001SEでは4153で3DMarkのデモゲームもストレスなく動いてくれました。さすがにマウス代わりにタブレットのペンを使ってゲームは出来ませんでした。
     
  • 液晶の質
    明るさは普通で視野角は広いです。ペンを使うので画面はガラスで覆われてます。ペンでコツコツと画面をクリックするのですがまだ不安です。
     
  • キーボード
    キーボードは、小さくストロークは浅いです。TrackPointがあります。本体から外すことが出来ます。
     
  • サウンド
    思ったより音がよくて嬉しい誤算でした。2スピーカーですが画面右側面に並んでますのでステレオ感はゼロです。
     
  • 筐体:強度と質感
    筐体の殆どがシルバーで覆ってあります。全体に丸みがあるデザインなので手から滑り落とさないか気を使ってます。仕上がり感も良くて大まかな米国製とイメージとは全く違いました。
     
  • 筐体:各種コネクタの位置
    タブレットの性格上、液晶部分の側面周囲にコネクタ類が並んでいます。左側面にPCMCIA,SDメモリ,LAN,モデム,USBx2,RGBが並んでます。
     
  • 筐体:発熱と冷却ファン音
    超低電圧版のCPUを使ってますが、そこそこ熱くなります。冷却ファン音は今のところ殆ど気になってません。通常のノートでは底面にCPUがありますが、これは画面裏側にありますので夏になれば扇風機の風もよくあたるじゃないかと、、。
     
  • ACアダプタ:大きさや発熱
    100x45x30mmくらい、100-240V対応です。発熱は今のところ、ほのかに暖かい程度です。
     
  • モバイル性
    カタログでは1.4kgとあります。片手で持って、ペンを走らせるとなるとさすがに辛いです。購入時に専用のビニールケースに納めて届けられます。ファスナーを開けると画面がこちらを向いていますのでそのまま起動して使えます。通常のノートのようにパカッと開く動作が不要なのは意外に便利です。
    無線LANのbを内蔵しています。ネット閲覧には問題ないのですがファイルの転送ではストレス感じます。これからの方はgをお勧めします。ミニPCIでgに交換可能なようですのでその点では救われます。
     
  • その他
    画面を横長、縦長で使えるのは便利です。画面背面にあるメモリ、HDDの交換がとても楽です。
     
  • 総評
    一般の量販店では扱っていなくてデモ機を見ることも出来なかったです。思った以上の出来ばえで高価なだけにホッとしているのが実感です。リカバリCDじゃなく、OSが添付されているのも嬉しいところです。タブレットPCはいろんな機能があって、オプションを一杯付けた車を買った感じです。

気になるモバイル性はやはりちょっと辛いとのこと。リビングのソファやベッドの上などで気軽に使うにはもう一段の軽量化が必要なようです。軽量化といっても、HPだけでどうなる問題でもないと思われ、液晶の薄型化やCPUのさらなる低発熱化など、構成部品の性能向上が待たれるところです。 [2004.5.10]