AOEPN ベアシステム型ノート

完成されたノートPCであるデスクブックシリーズとは違う、ユーザーもしくは代理店による組み立てを前提に販売されているのがベアシステム型ノートです。CPUやHDD、光学ドライブなどは付いていないため、ユーザー自身で選択、組み込む必要があります。

 → http://aopen.jp/products/baresystem/

>>> 各ショップにて販売

ATI Mobility RADEON 9700 (128MB)

AOPEN 1557-GLS

 

レナムさん Pentium-M 1.6Ghz / 512MB Windows 2000

評価99

  • 購入のきっかけと価格
    高性能で持ち歩き出来るノートを探していたので即購入しちゃいました。本体価格はコンボドライブ搭載で98000円でした。ちなみにHDDは余ってる80GBでメモリ(256MB)は知合いから貰ったのがあったんで256MBのメモリとCPUを買うだけですみ全部足しても12万いかなかったです。
     
  • 実際の体感速度
    FFベンチ2のHIを走らせて見たら3756でした。動画再生しながら他の作業していてもまったくコマ落ちしないです。まあこのクラスのノートでは当然なんでしょうけど(^^;
     
  • 液晶の質
    ワイドとテカテカ液晶がめちゃ嫌いなため大変満足しています。液晶の発色や明るさは普通だと思います。応対速度も遅い感じはしませんでした。

クレイジータクシー3
クレイジータクシー3
 ★★★★★

  • キーボード
    半透明ブルーです。
     
  • サウンド
    まあ普通ですね。良くも悪くもないと言う感じです。
     
  • 筐体:強度と質感
    強度と質感ともに問題ないと思います。意外にしっかりした作りです。
     
  • 筐体:各種コネクタの位置
    各種コネクタはほとんどが後面にあるので邪魔にならなくて自分は気に入ってます。
    ちなみにCDドライブは前面にあります。
     
  • 筐体:発熱と冷却ファン音
    FFベンチをしばらく動かしていてもほんのり熱くなる程度でした。ファンの音もまったく気になりません。CPUの廃熱処理はうまく出来てる感じです。
     
  • ACアダプタ:大きさや発熱
    ちょっぴり熱い程度です。大きさは意外に小さめです。ただAC100Vのコードが少々太いので気になる程度です。
     
  • モバイル性
    重量2.4kgなので持ち歩けます。意外に重くないです。バッテリーの持ちはゲーム、ネット、動画再生などで約2.5時間使用して残34%ぐらいでしたのでこのクラスのノートでは以外にバッテリー持ちは良い方だと思います。
     
  • その他
    ベアノートは初めてだったけど以外に簡単に組めました。組立て説明書も分かりやすく初心者でも安心して組み込めると思います。
     
  • 総評
    安く、高性能、モバイル性、SXGA液晶この4拍子が揃ったノートを探していたので大変満足してます。

自作経験が求められるベアシステムですが、特に大きな問題もなかったようですね。デスクトップを自作したことのある人なら、なんら問題ないと思いますが、CPUのグリス塗りなどはある程度はどう塗るのかといった経験が必要と思うので、決して初心者の人にとっては敷居は低くはないと思います。逆に手慣れたユーザーさんであれば、ショップで組み立ててもらうより丁寧に組み上げる分、排熱処理などが上手くいく可能性もあります(笑) [2005.1.5] 

AOPEN 1557-GLS

 

てっちゃんさん Pentium-M 1.7Ghz / 512MB Windows 2000

評価90

  • 購入のきっかけと価格
    もともとClevo 5620Dのユーザでした(同様にレポートが記載されています)。僕自身はヘビーな3Dゲーマーではないのでこれでも性能的には充分だったのですが、いかんせん物理的に重いので持ち運ぶことができません。バッテリーもヘタっているとはいえ、30分程度しか持たなくなっていました。外出時に使えるノートパソコンを探していたわけです。ただし、パフォーマンスを下げることなく、という過酷な条件付で(爆)。
     
    なかなかメーカー製ではこれを満たすものがなかったわけですがベアボーンで1557-GLSといのが発表され、アキバでの販売はまだかと待っていたわけです。実はThinkpadのT4xにもかなり惹かれていたのですが学生には高嶺の花過ぎたという事情もあります。
     
    ベアボーンなのでCPU、HDD、メモリー、光学ドライブは自分で選択、内蔵する必要があります。
    構成は次のとおり。
     CPU : Pentium M 735 (Dothan, 1.7GHz, FSB400)
     HDD : Hitachi/IBM HTS726060M9AT100 (7200rpm, 60Gbytes)
     RAM : 512Mbytes (DDR266, 333にも対応しているらしい)
     DVD/CD-RW : Combo LSC-24082K
      (コンボドライブ、ベアボーンに付属、恐らくLITEON製でCD-Rx24/RWx24/ROMx24/DVD-ROMx8)
    他はAOPENのオフィシャルサイトに書かれているとおり。
    特に魅力的なのは
     GPU : ATI Mobility RADEON 9700 (64Mbytes)
     質量 : 2.4kg
     バッテリ : 4.5h
     
    今回、RAMは5620Dの物を流用しました。本当はHDDも流用予定だったのですがいつのまにか買っていたようで7200rpmの誘惑には勝てなかったようです(爆)。これで占めて14万円程度、格安です。なお、以後5620Dとの比較みたいな内容になっていますが僕が扱ったことがあるノートパソコンは5620Dのみ(プレゼンテーションではVaioとかもありますが・・・)なのでご了承ください。
     
  • 実際の体感速度
    これだけの構成で遅いわけありません。ベンチマークの結果をいくつか示します。OSはWindows2000SP4、DirectX9.0cです。
     3dmark2000 : 14830
     3dmark2001SE : 10194
     3dmark03 : 2655
     3dmark05 : 698
     FFbench1 ver1.1 : 6258
     FFbench2 : 5207
     FFbench3 : 5052
    さすがに3dmark05はかなりつらく、シーンによっては1fpsになったりします。あまりヘビーゲーマではないのですが3Dゲームのインプレを少し。ファルコムのイースVI ナピュシュテムの匣、英雄伝説VI 空の軌跡はそもそも軽めの3Dゲームということで完動します。ほぼ、どんな設定でもプレイ可能です。シムシティー4デラックスでは画面の拡大、縮小をしたあとに少々もたつきますが、プレイそのものには支障ありません。というか、デスクトップでも激重なのでそもそもこの程度なのでしょう。
     
    なお、HDDが7200rpmにしたせいかOSの起動やエクスプローラの動作がきびきびするようになった気がします。でもやっぱりUltra320のCheetah15kには敵いませんが・・・
     
  • 液晶の質
    5620Dに比べれば格段に上です。コントラストも比較的高く、文句なしです。光沢のない液晶が好みの方には問題ないと思われます。
     
  • キーボード
    特に可もなく不可もなく。ちなみにPS/2端子はついていないので注意が必要です。
     
  • サウンド
    これは明らかに5620Dより劣ります。一応、ステレオなのですが「これは圧電ブザーの音なのでは」と、思うほど悪く、ノートパソコンであることを勘定に入れても悪い部類になると思います。まともな音が欲しい方は最低限、ヘッドフォンやスピーカーが必須です。また、ある程度のヘッドフォンを使うと端子からの音もかなりノイジーであることがわかります。気になるのであれば外付けオーディオオユニットが欲しいところです。ちなみにヘッドホン端子はOptical Outと共用になっています。
     
  • 筐体:強度と質感
    筐体そのものは剛性もあり、そんなに悪いつくりではありません。ここではむしろ、ベアボーン的な部分についていくつか触れておきます。前述したとおり、各パーツを自分で内蔵する必要があります。これに関してはマニュアルで何も組み立てのことに関して触れていなかった5620Dに対し、1557-GLSでは実に丁寧な写真つきマニュアルが付属しており、初心者でもある程度、敷居の低いものとなっております。
     
    問題はむしろ、組み立てのときのメインパネルの取り付けと取り外しです。これも基本的にはマニュアル通りにやればいいのですが、これが爪(しかもかなりの数の)で引っ掛けているだけなので爪を破壊しないかどうかヒヤヒヤです。しかもパワーオンスイッチ、CDコントロールパネル、スピーカーケーブルも繋がっており、断線しないかも気にかける必要があります。せっかちな方ですとここで失敗する可能性があり、CPU取り付けなんかよりもはるかに難易度が高いです。僕は幸い、うまくいきましたができる事ならもう、空けたくありません。でもそうなるとCPUなどにアクセスできず、ベアボーンのメリットが・・・
     
  • 筐体:各種コネクタの位置
    各端子は背面に、PCカードは左側、手前に光学ドライブといった感じです。個人的には光学ドライブが横に出るのは電車の中などで邪魔なのでこっちのほうがいいです。
     
  • 筐体:発熱と冷却ファン音
    ベアボーンではいわゆるデスクトップリプレースメントと呼ばれるものが多々あり、デスクトップ用のCPUをそのまま使っていることもあってものすごい発熱とファンの音がつき物でしたが1557-GLSはそのようなことはありません。通常のワープロ&ネット程度であればたまにファンが回るといった程度です。さすがに3Dゲームをすると発熱があり、筐体の右横から温風がでますが5620Dのようにキーボードまで熱くなって触る気がなくなるということはありません。ほんのりと暖かくなるという感じです。ただ、筐体の裏側はかなり暖かくなっているようです。
     
  • ACアダプタ:大きさや発熱
    これもベアボーンらしくなく、通常のノートパソコンと同等程度の大きさです。ファンもついていません。発熱ですが幸か不幸か電気行火には少し力不足です(爆)。ただ、コンセントからアダプタ部分までは少し太めのケーブルになっています。ただ、この文章が書いたのが真冬なので夏にどう感じるか、楽しみではあります。
     
  • モバイル性
    持ち運びという点では2.4kgというのはノートパソコンで3Dを、という人にとっては許容範囲でしょう。ここではバッテリーがどの程度持つのかに関して調べたので報告します。カタログには4.5hということですが実際に3DMark2001SEのデモをコンセントから抜いてループさせ続けました。
     
    結果はIntel SpeedStep Technologyの設定によって変わります。
     「自動 - (推奨)」の場合、1h30minでした。スコアは9757。
     「バッテリの最長寿命」の場合、3h10minでした。スコアは3926。
     
    3DMark2001SEが4000程度というのは少し前のノートパソコンでは上出来なスコアであったことを考えるとこれでも十分ではないでしょうか。ゲームにもよりますが最新の3Dゲームではない限りこれでもかなりいけると思いますし、設定次第ではなんとかなる範囲でしょう。電車の中でもゲームが楽しめそうです。
     
    実際には「バッテリーの最長寿命」にした場合、ゲームは少しつらいものが多いのではと思います。英雄伝説VIでもがくついたりします。シムシティー4はソフトを立ち上げるだけでも相当の時間がかかります。もちろん「自動」にすれば問題ありません。
     
  • その他
    特になし。
     
  • 総評
    持ち運べるもので高性能なもの、高性能で安いのもといった矛盾したノートパソコン(爆)を探している方には確実に候補の一つになると思います。一方、最大の欠点は各パーツには保証があるものの、システムとしての動作保証がないことです。つまり、いわゆる自作パソコンと同様のリスクがあるといった感じです。この点をクリアーできる方、OSやソフトを1からインストールすることができる方には単純に3D性能が高いからという以外にもベアボーンなので、余計なソフトが初めから大量にインストールされていることがないといった理由から非常に軽いのでそういう観点からもお勧めです。

綺麗な写真付きマニュアルがあるという1557-GLSですが、やはりCPUなどのパーツの組み込みは一筋縄ではいなかいようなので、デスクトップの自作経験者さんぐらいでないと危ないかもしれませんね。たとえメインパネルの取り外しが上手くいきなんとかCPUを装着できたとしても、グリスの塗り方がまずく排熱が不安定だった場合、再度開けなければなりません。蹴茶もよくやりましたが、デスクトップケースでも結構面倒なことですからノート型ベアシステムならなおのことです。一発で仕上げるくらいの技量があった方が良さそうです。その点さえクリアできれば、コストパフォーマンス良く、かつHDDなど納得のいく性能を追求できるノートになりそうです。 [2005.1.17] 

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