VAIO type U

バイオU50/70

 

先代はあっというまに生産中止になり、ほとんど幻の機種と化していますが、今回は比較的潤沢に在庫はあるようです。WindowsXPの動くノートPCとしては、重さ550gはもちろん世界最小。下手するとLinuxザウルスに並んでしまいそうな勢いです。基本操作はタッチパネルで、外付けのキーボードが付属します。キーボードの品質は打ちやすいと言うにはちと疑問符が付くらしく、無いよりOKという気持ちが大切みたいです。動画、静止が、各種ドキュメント用閲覧マシン、そしてデータストレージが適役か。

 

Amazon *

楽天相場

VGN-U50P spec

15万8290円

16-17万円

 * Amazonはギフト券還元後

>>> VAIO Style

 Intel 855GM (64MB)

VAIO VGN-U70P

 

Fuzzさん Pentium-M 1.0Ghz / 512MB Windows XP

評価89

  • 購入のきっかけと価格
    前回U101をSonyStyleで予約したのに買えなかったので、リベンジ(笑)。LOOX T60Dを使っていてほぼ不満はなかったのですが、唯一毎日持ち歩くには重さが気になっていました。LOOXの新機種やMuramasaも考えましたがWindowsXPが動く550gパソコンという事で、即日購入を決意しました。LOOXのサブ機になります。
     
    購入して1日なので主にLOOXとの比較になります。
    またゲームはまだインストールできていないのでそこら辺はご了承ください。
     
  • 実際の体感速度
    私の機種はSonyStyle限定のWORKSモデルなのでPentiumM1GHz メモリ512MB WinXP Proです。体感速度はLOOXのCeleronM600MHZに比べ、PentiumM1.0Ghzという事で通常では特に問題ありません。ただ新ソフト「DoVAIO」は割と重めのようでムービーの再生では稼働率上げて頑張っている感じです。
     
  • 液晶の質
    液晶むき出しの機種なのですぐに純正の保護フィルムを張りましたが,視認性は良好です。特に周辺の光量も気になりません。クリアブラック液晶さすがです。またかなり横から見てもブラックアウトしません。LOOXの時は斜め横から液晶が見えなかったので気に入っています。そして液晶のきめが細かいせいかDivXで圧縮かけすぎた映像は荒い部分が逆に目立つぐらい。液晶は綺麗だと思います。タッチスクリーン用のパネルが入っているとは思えません。
     
  • キーボード
    キーボードはUSB接続の折りたたみ式です。キーのクリック感はノートパソコン並みでまあまあ。クリックボタンはストロークが長いので慣れるまで疲れます。ポインティングデバイスがついているので折りたたみを意識せずに使えます。
     
    本体のみの時は感圧式のタッチパネルになります。付属のフィンスタイラスは小さいので使いにくく思いました。なので別にスタイラスを用意したいです。操作は液晶が小さいせいか(できなくはないけど)指先では困難ですね(とくにタスクトレイのアイコンの選択は至難の業w)。
     
    文字の入力は「手書き」「携帯キー」「ソフトキーボード」が選べます。
     
    「手書き」は学習するので使うと文字の認識が上がると思いますが、記号と数字が苦手。認識速度はやや遅めかも。
     
    「携帯キー」はそのまま携帯のようなボタンが並んでいるので携帯で早く打ち込める人ならアリなのかもしれませんが、私はそれほど得意ではないです。指先でも押せるように、との配慮か多少ボタンが大きめです。
     
    「ソフトキーボード」もボタンは大きめ、私はこれがメインの入力にしばらくなりそうです。画面の1/3を使用しますがハードボタンで表示のオンオフができるので邪魔にはならないかと思います。
     
  • サウンド
    本体スピーカーはモノラルなのでイマイチですが、そもそもヘッドフォンでの使用がメインなので気にしていません。そしてリモコンが秀逸!標準でインナータイプなので不満はありませんが、分割式なので自分の好きなヘッドフォンをつけることが出来ます。そしてリモコンでDoVAIOの画面を操作出来るのが便利です。ここら辺はさすがSONYといったところ。
     
  • 筐体:強度と質感
    筐体はゲームウオッチとか言われていますが(笑)なかなか良いです。バッテリ面の凹みがなくなったので持ちにくくなったのでは?と聞きましたが、確かに落としそうで怖いです。ストラップはつけておいたほうが良いかも。私は落下も保障してくれるワイド保障にしました。
     
    大きさは普通のノート型の半分以下なのでバッグに入れやすくなりました。標準のポーチも良い感じ。ただポーチにリモコンを入れるスペースが無いので上の巾着上のところに入れています。それだけ本体にフィットしているケースともいえます(笑)
     
  • 筐体:各種コネクタの位置
    スタンバイボタンが端の方にあるのでポーチに出し入れする時にうっかり触ってしまうかも。それ以外は横位置での使用では気にならない配置です。ただ縦位置ではボタンが下部に集中するので重さがずっしりと。表示は良いだけに少し持ちづらいかもしれません。
     
  • 筐体:発熱と冷却ファン音
    ファンの音は気になりません。発熱はなかなか暖かくなるので手に汗をかかないか、それが本体に影響があるのかが気になります。
     
  • ACアダプタ:大きさや発熱
    ACアダプタは小さいほうで頑張っているのではないでしょうか。発熱は少し熱いかな?という感じ。本体が小さく標準の駆動時間が短いだけに持ち歩く気にさせます。
     
  • モバイル性
    やはり550g、幅167mm×高さ108mm×奥行26.4mmの本体は小型でかなりの携帯性。キーボードが無い代わりにペン入力のメモなど考えられているので満足しています。そしてLバッテリをつけているので外出時のバッテリも気にならなくなりました。確かに電車で立っている時でも取り出してHPを見ることが出来ました。液晶が良すぎるのでプライバシーフィルタを張りたくなるところです(笑)。
     
  • その他
    やはりハードディスクの空きが将来的に気になります(ちなみに東芝MK2004GALでした)。初期状態でC:4.5GB空き(5.5GB使用)D:7GB空き(リカバリ領域3GB)でした。40GBモデルが出るとさらに良いですね。あとはビデオチップが外付けになってハードウエアH&Lに対応するともっと良いですね。
     
    FFXIをやれたらいいなぁと思っているのですが本体+拡張ディスクで10GB使用するのでパーテーションを変更しないといけません。FF Bench2.0(低解像度)は1360なのでLOOXよりは快適だと思っています。ローテートなどのボタンにコンパクトキーボードモードのキーを割り当ててあげると、本体だけで操作は出来そうです(チャットは大変ですが)。
     
  • 総評
    プログラムを組んだり、HPの更新にとは行かない部分もありますが、あの大きさに十分なパワーを搭載しているので持ち歩きマシンとしては最強ですね。
     
    そして随所にSONYらしさが出ていると思います。DoVAIOの操作のカッコよさ、リモコンの出来、オンスクリーンの表示の充実など細かいところが丁寧です。そしてプリインストールのソフトが最低限なのも良いところ。この機種を買う人はメインではなくサブマシンとして購入すると思うので、自分の気に入った環境があると思います。
     
    VAIOを他に持っていると便利な機能もありますが、他社のパソコンをメインにしていても使える機種だと思います。ゲームは640x480か800x600に対応したゲームで、キーボード操作が不要なゲームならあたかもゲームボーイアドバンスのように楽しめると思います。

やはり入力がネックになってしまうようですね。この辺はFuzzさんのように携帯用2ndマシンとしての割り切りが肝心です。視野角が思ったより良いので、プライバシーフィルターが欲しいというのには笑ってしまいました。確かにあやしいサイトは視野角が良いと電車の中では見られないですね(笑) HDDに関してはまだまだ発展途上の1.8インチですが、既に40GBが発売されているだけに、ぜひ40GBバージョンが欲しいところです。 [2004.6.3]

VAIO VGN-U70P

 

蔵井さん Pentium-M 1.0Ghz / 512MB Windows XP

評価-

最初に断っておきますが、自分はキーボード派です。過去キーボードのない端末を使ったことがありますが3ヶ月と持ちませんでした。はてさて、今回はどこまで持つやら(笑) (ビデオメモリは弄っていないのでシステムで表示されるメモリから計算しました)

先にFuzzさんのレポートが上がっているため、骨組みを拝借して他の人が比較しやすいようにしてみました。

  • 購入のきっかけと価格
    今まで使っていたLavie J700を姉貴にあげてしまったため、変わりのノートを探していた時にVAIOの発表を見てこれだと思いました。今回はグラフィックは妥協しないぞと意気込んでいたのですが、いやはや(^^;
     
  • 実際の体感速度
    Fuzzさんと同じSonyStyleモデルです。速度はCPUは問題なく、HDDの遅さが足を引っ張っている感じです。HDDにアクセスが長くなるとちょっとと待ったりする感じ何度かありました。この辺りはやはりサイズとトレードオフなんでしょうね。
     
  • 液晶の質
    買って直ぐに保護シートを張りましたが、その状態でも十分綺麗です。自分的には保護シートが張ってある状態でも輝度最高では明るすぎるかなといった感じです。液晶の出来がいいためか、細かさが高いためか解像度を落とした拡大の時は荒がでます。Fuzzさんが仰ってる通り圧縮が高めの動画は特に目立ちますね。
     
  • キーボード
    友達がキーボードだけを欲しがるぐらい出来はいいです。(個別売りしないかな…) 折りたたんだ時のサイズ、広げた時のサイズとキーピッチは合格点です。ミニノートにある小さい中途半端なキーボードをつけられるよりはよっぽどいいかも。ストロークも最初は浅いかなと思っていたのですが、昔のDyanaBooKSSよりちょっと深いぐらいです。
     
    もっとも気に入ってるのはCtrlが『左下端』にある点ですね。最近のノートはFnが外にあるため、どうしても馴染めなかった点です。問題点はロックが弱いため、膝など柔らかいところに置いて使うのがちょっと辛いのと、クリック部分が丁度スペースキーの真下で、キーより上の位置にあるためスペースを押す時に誤って押してしまうことがあるということでしょうか。文字変換の際よくやります…。
     
    本体のみの入力は3モードありますが、一長一短ですね。手書きは認識予測が結構使い勝手がよく、日本語が多い入力には便利です。携帯キーモードは携帯入力が得意な人向けですね。(うちは下手です…) ソフトキーボードはそのままなので省略。ソフトの出来は満足できるレベルですが、入力ウィンドウで画面を占有してしまうのがやっぱり辛いですね。半透明モードや縮小タイプなどが欲しいところです。
     
  • サウンド
    音量が大きくなると直ぐ割れるぐらい、出来はよくありません。イヤホンを使ってというのが多分Sonyが考えているスタイルだと思います。ただ、寝転がった時にはイヤホンは邪魔なのでもう少し出来がいいものを使って欲しかったです。
     
  • 筐体:強度と質感
    ゲームウオッチまたは旧GBAの大きくなったバージョンです(笑) デザインはやっぱりSony製品、とても洗練されています。持った時の感覚は人それぞれあると思いますが、自分ではしっくりきてよかったです。ただ、片手では長時間辛いですね。
     
  • 筐体:各種コネクタの位置
    電源スイッチとリモコン端子が左、右はCtrl+Alt+DelボタンとUSB。中央がCF、メモリースティックとファン、下部にACとバランスが取れていると思います。反面、横でバランスを取ったゆえか縦にするとちょっと使い辛いですね。特に排気からでる発熱がきになります。
     
  • 筐体:発熱と冷却ファン音
    排気口が丈夫にあるため横使用の時は気になりません。音も静かな部類に入ると思います。ただ、長時間使ってると全体的に熱を持つため、手が汗ばみますね。冬場は逆に手が温まっていいかも(笑)
     
  • ACアダプタ:大きさや発熱
    小型の部類に入る大きさではないでしょうか?厚さも薄めですし、ケーブルをまとめるマジックテープがついている点がとても好感が持てます。小型ゆえに発熱はちょっと高いかな?
     
  • モバイル性
    モバイル性はさすがに高いです。嘗てのLibretto、LibrettoSSを持ちあるいているのと同じ感じです。
     
  • その他
    Fuzzさんと同意見でHDDの要領が気になりますね。少ない上にパーテションが区切られているのも問題があると思います。自分は直ぐにリカバリーを行い(領域は消していない)一つにまとめました。(リカバリーソフトはよく出来ていると思います) これでC:が17GとなりますがOSとソフトで4Gほど使われます。GAの部分は9xxシリーズが搭載されれば解消されるでしょう。
     
  • リモコン
    付属のリモコンですが、DoVAIOだけに対応なのかと思っていましたが、メディアプレイヤーも対応しているんですね。細かくはチェックしていないのですが、再生や停止などのコントロールができました。ということはMP3だとリモコンに曲名が表示されるのかな?(MP3入れていないので未確認)
     
  • 総評
    外でもバリバリキーボードを使う人にはまず向かない機種です。それ以外のPDFやExcelなどデータ閲覧、ブラウジング、予定確認などキーボードの操作が少ないことを主とする方に向いていると思います。それだとPDAでも十分できることですが、やはりWindowsが動くというのは大きいです。わずらわしいデータ変換の必要もなく、同じソフトが使用できます。
     
    要領も、性能も比べ物にならないぐらい高いですし、PDAでは出来なかったことができます。キーボード派の自分には向かないように思えるのですが、今まで外に出た時ってキーボード殆ど使わないんですよね。電車内では殆ど座れませんし、キーボード使ってる時って何かしら台があるんですよね。購入を考えている人は自分の使用スタイルと照らし合わせて見ることが重要だと思います。 

2004年7月 追加レポート

使い続けてみてよかった点、気になった所が出てきたので、追加レポートてみます。

普段は通勤中はMP3プレイヤー、帰宅してから寝るまでの2時間ほど本体のみでネット巡回や技術資料を見たり、軽くゲームをプレイ。休日はクレドールに乗せてサブPCといった使い方をしています。

キーボードを削り持ち運びに徹したため両手で持ったときのしっくり感はいい感じです。キーボードがないので寝転がって使用できるというのは結構おいしい。ただちょっと重くて腕が疲れてきたりしますが(笑)

本体のボタン割り当てにもよりますが、ビュアーマシンとして使うと両手で持ったときのポジションでほとんどの操作が可能です。逆にいえば、キーボード作業が多いようなソフトは使いづらいです。それならPDAでも同じことができるわけですが、PDFやEcexlといった大きいファイルが普通に参照できるということは結構大きいと思います。PDAだと数Mや数十Mあるデータを開くには辛いですし、再現性もPCと比べると劣りますから。

英雄伝説 VI
mu_kiseki.jpg
 ★★★★

 

インタールード
Corum Online
 ★★★★★

ゲームもマウスのみで可能なゲームは結構快適にプレイできます。本体キーに補助的な割り当てをすればさらに快適に。今作から3Dとなった英雄伝説VIをプレイしています。設定はデフォルトをベースに解像度だけを800x600としています。表示周りは、初めて来た街や建物をカメラワークで表示されるときや、ポリゴンデータの多い飛行船乗り場などは流石に処理落ちしますが、それ以外は特に問題ありません。(VGAサイズにすると大丈夫かも) HDDの読み込みが遅いのがちょっとネックになっていて、画面切り替わりや魔法を使ったときにちょっと間ができてしまいます。

もうひとつのインタールードは普通の2DADVでマウスOnlyなので、プレイにまったく問題ありません。TypeUでゲームをする場合、ソフト選びと本体のボタン割り当てをうまく使うことが、快適なプレイへの第一歩といった気がします。

入力は以外にも手書きがかなり使いやすいです。認識率が高く、多少学習をしているのか多少の癖もカバーしてくれます。また、文字の予測機能が思った以上に使い勝手がよく、短文やMSNの返事といった軽めのものであれば十分可能です。

気になる点は本体とバッテリーの発熱とファンの回転です。データ参照だけでも30分ほど使ってるとほんのり暖かくなり、ゲームなど発熱の激しいソフトを動かしていると汗ばむくらいになります。小さな筐体に押し込めたため仕方ないですが、両手で持って使うことが多いため、もう少し対策をしてほしかったです。ファンもネット巡回しているだけで回り始めるのは残念です。ファンの音もノートとしては静かな部類になると思いますが、手に持って使用する分、耳との距離が近くなるため回転が上がると気になります。

ちなみに電力設定はVAIOスタミナ設定をベースに、液晶輝度を1にして有線LANやIEEEの設定を切ったものです。放熱設定を静かさ優先にすればファンの音は下がりそうですが、本体がさらに熱くなりそうで放熱優先から変更していません。

後、細かい点ですがDoVAIOやMediaPlayerでMP3を再生していると液晶が時間になってもOFFにならないのが痛いです。特にDoVAIOで再生すると付属のリモコンに曲名が出るので何とかしてほしいです。もう一つ。NextTextで入力する場合、別ソフト起動になるためフルスクリーンでゲームだと文字入力ができなくなります。

ここの人たちがよくプレイしているFFXIやリネ2では会話がしたい場合、別キーボードは必須になってしまいます。(=荷物が増える) まとめとして、癖が強いですがいつでもどこでもWindowsが使えるマシンとしてはいい感じだと思います。ビュアーと割り切ることで使いかっても一気によくなります。これができないととても使いづらいマシンですね。

もし次の機種が出るなら発熱対策とCFのエジェクトを追加してほしいです。

いわゆるモバイルノートとして扱うと難点があるtypeU。外部で仕事をこなすというよりは、会社に、自宅に帰った時に時間を無断にしないよう、外でチェックできるもの、資料なりメールなりはなんでも見ることができるチェックノートとして最高のモデルといえそうです。WindowsCEやPDAにはない、いつも使っているソフトが使える点と、強力なHDD容量は何よりの武器ですね。 [2004.7.21]

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