HOME > レポート一覧 > LIFEBOOK PH74 / PH75ユーザーレポート

LIFEBOOK PH74 / PH75

LIFEBOOK PH74 / PH75

■ 評価点平均

4.3

富士通のモバイルノート。12.1型でExpressCard34に対応しているのは珍しい。標準ではバッテリパック(L)が添付されており、公称の駆動時間は約12時間、1.36kg。オプションのバッテリパックでは、駆動時間は約5.2時間、質量は1.23kgと軽量化されます。
 脱着式の光学ドライブがオプションとして存在。

長所・短所

GOOD   BAD
液晶
1 キーボード
1 騒音・ノイズ
筐体の質感
発熱処理 2

型番

■ 2011年1月
FMVP74CB
FMVP74CW

■ 2011年5月
FMVP74CB(プレミアムブラック)
FMVP74CW(アーバンホワイト)

関連リンク

本ページの情報は各レポーターさんが責任を負うものではありません。免責事項
レポ主さん自身による転載を除き、引用条件を満たさない転載は禁止です。

LIFEBOOK PH75/DN  伊織 さん

 No. 3598

  • 長所: キーボード
  • 短所: 熱処理
  CPU RAM Aero Game HDD Base
エクスペリエンス・インデックス 7.1 7.3 4.6 6.2 5.9 4.6
3DMark06 4467
FF14 低解 676
FF11v3 高解 3913

◆ 購入のきっかけと価格
 以前レポートを送らせていただきましたLOOX-P(P70YN)の保証切れに伴い、故障した際の抑えとして一台購入を検討しました。
 LOOX-P同等サイズで同等かそれを超える機能性能の機種は現在存在しないため、不本意ですが大きくせざるを得ません。それならついでに、メイン機のLaVie(これもレポートを送らせていただきました)の担っていた役割も務められることを前提に考えました。

・横幅300mm以下(新幹線N700系のテーブルに飲み物と一緒に無理なく乗せられる最大サイズ。過去にX200sで実証済み)
・自宅最寄り駅から東京までの片道で使い続けられるバッテリー寿命
・SandyBridgeアーキテクチャ(これなら当面使える。 いざとなればエンコード用途にも耐えうる)
・光学ドライブ内蔵(いざという時にメインを務められる条件)
・HDDが容易に交換可能(将来のSSD化を前提に)

 これらを選定条件としましたが……一昔前ならかなりの機種が引っかかったのに、2011/6現在では

・Let's note S10(パナソニック)
・LIFEBOOK PH(富士通)

 この2機種しかありません。直販で購入した場合に値段が倍も違うので、結論はあっさり出ました(笑)
(S10と同じ筐体のS8を”キーボードが合わない”という理由ですぐ手放したこともありますし)

・i3→i5
・BlueTooth内蔵
・マルチベイ用ウェイトセーバー
・大容量バッテリーx2
・スティック型ACアダプタ追加
・破損対応長期保証

 デフォルト状態から上記を変更し、132,000円でした。

◆ 体感速度の変化

 ほとんどの用途において、ストレスを感じない速さです。
 各種ベンチテストもそこそこの値が出ているので、Intel内蔵グラフィックもここまできたか、と感じています。

◆ 液晶の質
 上下の視野角がかなり狭く、光沢液晶ゆえの写り込みと相まって、ことあるごとに角度調整が必要です。左右の視野角については可もなく不可もなくといったレベルだと思います。
 輝度はかなり高く、半分弱の明るさ設定で十分に使えるレベルです。

 本機種の液晶の縦横比は16:10ですが、これもそろそろ貴重になってきています。動画はともかく、普通に作業をする分には縦解像度があった方が便利だと思いますので、猫も杓子も縦横比がハイビジョンという流れには、首をかしげてしまいます。

◆ キーボード:配列やタッチ
 かなり良好です。S10(S8と同等)のようなカーソルキーの押しにくさ等もなく、タッチも良好です。これでスティックポインタがあれば完璧なのですが、そこは贅沢というものでしょうか。
 本機種はタッチパッドの横にスクロールパッドが装備されていますが、感度の調整(初期設定は敏感すぎ)を行うとかなり使える印象になりました。

◆ サウンド
 なにげにステレオです。モバイル機として使っていた機種では7年前のInterLink(ビクター)以来ですが、音質はあまりよくありません。元がビジネス向けだからでしょうか。

◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
 持ち運んで不安になることはありませんが、光沢の強い天板は取り扱いに少々注意が要ります。
 コネクタの数と配置は普通だと思いますが、USB3.0に対応しているのは今後のことを考えるとありがたいです。

◆ 排熱:筐体の温度
 左のパームレストが暖かくなります。エンコードをさせると、キーボード左側が熱くなると共に、左側の排気口から暖かい空気が勢いよく出てきます。このときCPU温度は85度まで上昇したので、あまり無理はさせない方が良さそうです。
 ただ、本機種の名誉のために付け加えておくと、(あくまで現状では)そこまでのマシンパワーを必要とする作業がほとんどありません。

◆ 静粛性:HDD, 光学ドライブ, 冷却ファン
 全般的には静かです。エンコードをさせると結構うるさくなります。
 キーの打鍵で発せられる音がかなり静かなのが印象的です。

 なお、Windowsの省電力設定で「高パフォーマンス」を選択すると、コア鳴きらしき高周波音が発生するときがあります。普段は「バランス」「省電力」で使うのが良さそうです。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
 1.5kg近くあります。LOOX-Pから300g程度増えていますが、性能を考えると満足できます。全体の重量バランスが良いためか、あまり重さは感じません。

 ACアダプタは通常型とスティック型を1つずつ注文しましたが、スティック型は非常に小型軽量なため、持ち歩きには非常に適しています。なお、WebMartでスティック型アダプタを購入しようとすると、本体付属の物をスティック型にする際には追加料金が取られてしまいますが、オプションとしてアダプタを購入するときは標準型と同じお値段で買えます(2011/6現在)。価格設定が謎です(^^;

 駆動時間の公称は11.4時間ですが、実際は80%充電モードで5〜6時間といったところです。マシンパワーを考えれば納得です。

◆ その他
 HDDを320GB→750GBに交換しています。裏の蓋を開ければすぐ交換できるので楽です(物理的な作業時間2分)。富士通はこういう部分のメンテナンス性が良いものが多いのですが、本機はメモリやHDDだけでなく、冷却ファンもカバーを開ければ簡単に掃除できる仕組みになっています。長期運用を考えると有り難い仕様です。
 また、富士通はこの機種も大容量バッテリを他社の半額程度で提供しています。これまた長期運用においては、大きな利点ではないかと思います。

 なお、本機種はモバイルマルチベイ構造を採用していますが、固定用のフレームを使い回せばSlimLineSATA接続の各種周辺機器が装着できるようです。今度試してみようと思います。

 不具合としては、3Dmark06を動作させた後、Aeroが有効化状態に復帰しないバグがありました。

◆ 総評

 メインから本格的なモバイルまでこれ一台でこなせる、コストパフォーマンスに優れた機種だと思います。
 マシンパワーのあるモバイルPCの主流は、一回り大きい13.3インチクラスへ移行しつつあるようですが、ほぼA4サイズに収まるこの筐体サイズには、相変わらず魅力があると思います。
 LOOX-Pに続き、長く使える機種になりそうです。

LOOX Pクラスはスマートホンと、その後に続くタブレットブームで壊滅状態になってしまいました。未だ勢いの衰えないiPad2を見る限り、今後もこのクラスは新モデル投入は躊躇せざるを得ないかもしれません。伊織さんは最終的にメイン機の役割も担当させられる12型クラスから選抜されています。N700系のテーブルは300mm以下と φ(..)メモメモ

エンコード時 85度はちょっと危ないかもしれませんね。CPU自体は結構高い温度でも動作しますが、冷却能力が弱いと筐体に熱が篭もり、基板やHDDなど他のパーツ寿命を縮めることに繋がってしまいます。コア鳴きは積極的な解決がユーザーレベルではほぼ不可能なので、メーカーの対応を待つか、消極的な解決ですが避けてしまうのがてっとり早いです。 [2011-6-25]

本ページの情報は各レポーターさんが責任を負うものではありません。免責事項
レポ主さん自身による転載を除き、引用条件を満たさない転載は禁止です。

LIFEBOOK PH75/DN  伊織 さん

 No. 3672

CrystalDiskMark 2.2
 ReadWrite
Seq.482.90215.86
512k385.92262.10
4k19.1541.178
型番Crucial CT256M4SSD2

 以前のレポートに記載しましたとおり、SSDへの交換とマルチベイへのHDD搭載を実験しましたので、報告します。

 登録内容はSSDの最新ファーム(0009)適用時の速度です。参考前に、更新前ファーム(0001)での結果も記載します。

CrystalDiskMark 2.2
 ReadWrite
Seq.362.590228.768
512k295.815228.065
4k17.27540.572
ver.更新前ファーム(0001)

 リードの速度向上が著しいです。また、更新前ファームでは起動直後に2〜3分フリーズする問題があったのですが、更新によりそれもなくなり、体感速度は大幅に向上しました。本体付属のリカバリDVDも、BTO構成に256GBSSDの構成があることから、特に意識せずに使うことができます。
 なお、新ファームウェアへの更新の際、うまく更新できない構成が存在するようです。適用は慎重に願います。

 一方、これまで搭載していた750GBのHDD(HGST HTS547575A9E384)については、マルチベイに汎用の9.5mm厚HDDアダプタ(SlimlineSATA接続)を導入することで、2台目の内蔵HDDとして利用することとしました。ベゼルの物理加工は必要ですが、フレームを再利用すれば後はそのままでマルチベイに装着することができます。脱着も標準のDVDドライブと同様の手順で行えます。
 接続時の速度は以下の通りです。

CrystalDiskMark 2.2
 ReadWrite
Seq.73.27673.512
512k32.21730.536
4k0.4361.023
型番HGST HTS547575A9E384

 一昔前の2.5インチHDD程度の速度は出ており、マルチベイにHDDを内蔵しても実用的に使えると感じています。

 「12インチクラスでHDDを2台容易に内蔵できる」ことを、本機種の購入目的の一つとしていましたので、当初の目的が果たせて満足です。星5つに上げます。

伊織さんからは追記モードで頂きましたが、メインストレージを換装し、ベンチマークも多数いただいので新規No.で登録作業させてもらいました。登録が遅れてすみませんでした。

大人気SSDのCrucial m4ですが、ファームウェア更新(0001→0004)で大幅に性能が書き換わっています。シーケンシャルWriteだけが誤差程度に下がってますが、その他の項目は軒並みアップしています。ベンチスコアのみならず、体感的にも改善したとのこと。激戦続くSSD業界ですが、こういった後々のサポートがあるメーカーは応援したいものです。 [2011-9-27]

本ページの情報は各レポーターさんが責任を負うものではありません。免責事項
レポ主さん自身による転載を除き、引用条件を満たさない転載は禁止です。

LIFEBOOK PH74/C  カズハ さん

 No. 3673

  • 長所: 騒音
  • 短所: 熱処理
  CPU RAM Aero Game HDD Base
エクスペリエンス・インデックス 6.5 5.9 5.6 6.1 7.9 5.6
FF11v3 高解 2980

◆ 購入のきっかけや価格
オフィス付きで64000円という値段に釣られて、衝動買いです。
それに伴い、所持機の整理を行いました。
14インチのE420は確かに画面が見やすいのですが、机の上に置くと思ったよりもかさばり、結局テレビと繋げて動画再生機へ…。
なんだかんだで、12〜13インチが一番落ち着きます。

◆ 体感速度の変化
i3とはいえ、通常電圧版のCPUなのでそれなりに早いです。
ノートで求められる仕事内容は、これで十分だと思います。
一応FF11ベンチHighで2980だったので、かなり昔のゲームなら遊べそうではあります。

◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など
光沢液晶(低反射処理)らしく、独特の画質です。
初めて見たときは、かなり違和感がありました。
しかし発色が良く、映り込みも少ないため、慣れてしまうと悪くありません。
視野角は狭いです。

◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド
キーボード左側がたわみます。
キータッチも見た目より良くありません。
配列やピッチが悪くないだけに残念。
タッチパッドも独特な感触で、普段使うには辛そうです。

◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など
ヘッドフォンを使用すると、無音時限定で稀にぷちっとノイズが入ります。
しかし普段使う分には全く気にならず、スピーカーの音割れもありません。

◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
ピアノブラックな光沢天板と、ストライプ模様のパームレストは、正直賛否両論あると思います。
綺麗なのは綺麗ですが、これまた独特な質感ですし、メーカーがビジネスモデルとして売り出しているだけに、目立たないマットな仕様が無難ではないかと…。
しかし夏モデル等、マットな仕様のモデルも存在するそうです。
表面は全てプラスチックですが、全体的な強度は高そうです。

◆ 排熱:筐体の温度
小さい筐体に詰め込んだせいか、パームレスト左側がそれなりに熱くなります。
ベンチマークを掛けると、不快な温度まで上がります。
節電モードでのクーラー使用環境なので、冬場は気にならないと思います。

◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ
静粛性は極めて高いです。
アイドル時は深夜でもファンの音が聞こえず、負荷をかけても冷却が済むとすぐ静かに戻ります。
ノイズやコア鳴きもありません。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
6セルで約1.35Kgと軽いです。
ACアダプタは若干大きいものの、筐体サイズが小さく、十分モバイル機として使えます。
バッテリーもWEB巡回で、常時4時間以上持ちそうです。

◆ その他
添付ソフトが満載だった上、リカバリディスクの作成が面倒だったので、Windowsをクリーンインストールしました。
SSDに換装しているため、20GB以上(リカバリ領域含む)空きが増えたのは嬉しかったです。
ドライバは特殊なものが多く、日本のメーカーサイトではDL出来ない為、オリジナルのHDDから読み込ませて適用させました。
WiMAXやディスプレイドライバのみ、DLしてインストール。
OSの起動が早くなり、問題点も特に出ていません。

◆ 総評
某WEBのコラムのように、コストパフォーマンス考慮した上で、道具としてみれば文句なしにお勧めです。
遊びで使うには色気がなさ過ぎますね。

仕事PCとしてお勧めというカズハさん。もちろん仕事が映像関連だったり、CG屋さんだったりした場合、12,13型の軽量PCでは仕事になりませんが、そんな一部職種を除けば多くの方はメールチェックしたり、プレゼン作成やエクセルでデータ処理とった使い型になると思われ、さほどCPUパワーは必要ないかもしれません。趣味でパソコンをやる人にとっては、仕事よりプライベートの方が圧倒的にマシンパワーを必要でしょうね。

今回は国内メーカーの代表格富士通製ということもあり、プリインストールソフトがてんこ盛り。手間を考えサクッとクリーンインストールされています。不要ソフトが消えたことで20GB捻出(^^; ただLenovoなどと違ってドライバがダウンロード提供されていないのはやっかいです。カズハさんはHDDから拾い上げてカバーされています。
 → パソコン ソフトウェア - FMWORLD.NET(個人) : 富士通  [2011-9-23]

その他のレビュー 3

< 免責事項 >
本ページ上の内容はレポーターさんが完全保証をしているものではありません。
本サイトの情報でおこるいかなる損害についてもレポーターさん、またサイト管理人も一切の責任を負い兼ねます。
自己責任のもとに情報を活用してください。

またレポートへの質問はレポーター個人に対してではなく、 「○○モデルのユーザーさんへ質問」といった広く問いかける形でお願いします。 主観以外のレポート内容で事実と異なる点があれば、管理人からレポーターの方にお伝えします。 ただ登録時のメールアドレス登録は任意ですので、連絡が取れないこともあります。

デル株式会社
HOME > レポート一覧 > LIFEBOOK PH74 / PH75ユーザーレビュー