評価 | |
GPU | GeForce GTX 680M |
CPU | Core i7 |
DRAM | 16 GB |
OS | Win7 x64 |
投稿者 | ミルクコーヒー | 2012-07-19 12:11:07 |
これまではPC購入にあたって
「最速パーツは最速であるが故にプレミアム価格で販売されているのに、1年もたつとほとんどの場合その座を降りてしまうから手を出さない」
というポリシーだったのですが、今回ついに曲げてしまいました。
◆ 購入のきっかけや価格
Kepler世代のGPUが電力消費あたりの性能が高そうだということで660Mあたりをターゲットに買う気になり、ヨドバシのポイントがたくさんあったので新宿西口に出向いたところ
「ポイントでの購入にはポイントが付かないから、もともとポイント0%のDellリアルサイトが得!」
・・・と自分に言い聞かせ、ついつい予定外の大物買いになりました(^-^;
◆ 体感速度の変化
Keplerになって遅くなったとも言われるOpenGL以外はひたすら速いです。
構成的にウィークポイントになっているストレージにしてもHDDも7200rpmのRAID0構成で、msataのSSDキャッシュが32GB付いているのでもたつきは感じません。
◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など
3D Vision 2対応ですので、輝度は高いです。
あまりこだわらないほうなので視野角や発色にも特に不満はありませんが、Macbook Proに比べて劣るように思います。
◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド
職場で使っているRealforceと比べるとキータッチは頼りないですし、タッチパッドのボタンもクリック感に欠けますが、まぁ長文を書くマシンではないので気にしません。
◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など
Sound Blasterで3Dサウンドに対応していますし、筐体にも余裕があるのでノートパソコンとしては上々かと思います。
◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
樹脂製の筐体ですが、ラバー系のコーティングが広く施されているので質感に不満はありません。
電源差し込み口が背後にあるのは不便といえば不便ですが、排気を正しく確保するために仕方ない選択なんだろうと推察します。
◆ 排熱:筐体の温度
「全然熱くならない」というわけではありませんが、ファンなしのアルミ台に乗せた状態でTDP100wのGPUにベンチマークを走らせても筐体に触れることを躊躇しなくていいレベルというのは立派です。
"CPUをアップグレードしてもTurbo Boostの効きが悪くなるだけでは?" と疑って3610QMからのアップグレードしなかった私でしたが、KeplerはFermiまでよりCPUの担当部分が広がっていることですしこれならもっと上位を選らんでも良かったかも。
◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ
負荷をかければそこそこの音はしますが、エアコンをかけていればかき消されるレベルかと。
◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
軽量で話題のLavie Z 5台分の重さですからモバイルには向きません。
ACアダプタは平べったい弁当箱タイプです。
◆ その他
3D Vision 2構成にしたせいか、OptimusではなくGPUは手動切り替え(BIOSが片方のGPUのみを認識している状態なので要再起動)です。
面倒といえば面倒なのですが、最新ドライバを普通に使えそうなのはメリットですね。
◆ 総評
10万ヨドバシポイント以上を持っていて支払額が抑えられたことで購入しましたが、やはり最大の短所は価格。値段と置く場所に問題がない方にはお勧めできると思います。