評価 | 90 点 |
GPU | MobilityRadeon X700 |
CPU | Pentium M |
DRAM | 1 GB |
OS | XP |
投稿者 | Trash | 2006-10-02 02:09:50 |
CLEVO D400DT(Pen4-2.0A、768MB、M-Radeon9600)からの入れ替え。
サードマシンとしての扱いのため、統合チップセットを使っていない
安いノートパソコンを探していたところこのマシンが発売になり
現物確認して「いいじゃないか」と購入。
カスタムモデルに延長保障5年追加、自分で512MBメモリと無線LANを追加して
105000円程でした。
◆ 実際の体感速度
キビキビ動いてくれてまったく問題ありません。
HDDが遅いのはノートPCのお約束。(HDDはHTST、HTS541080G9SA00、5400rpm、80GB)
◆ 液晶の質
AUO製で2005年1月製造のものでした。
上下の視野角がもう少し欲しかったけど、まあ許容範囲です。
発色と照度は問題なし、ドット欠けもありませんでした。
◆ キーボード
意外としっかりしたクリックがあり、キーサイズも大きいので使いやすいです。
◆ サウンド
普通のノートPCの音です。音量を上げていくと高音が飛びます。
◆ 筐体:強度と質感
プラスチック外装なので質感はそれなりです。
強度のほうは予想以上に高く、液晶の枠を持って持ち上げても歪まない位です。
ただパームレスト右側がExpressカードスロットの影響でプラスチックが薄く
なっているようで少したわみます。
◆ 筐体:各種コネクタの位置
右側にもUSBが1つ欲しかったです。
Expressカードスロットにエジェクトボタンがないのは普通なのか?
◆ 筐体:発熱と冷却ファン音
冷却ファンは高負荷でもあまり回りません。ベンチマークまわしている時よりも
起動時のフル回転まであがりません。光学ドライブのほうがよほど五月蝿いです。
発熱は筐体の右半分がいくらか温かくなりますが、問題になる程ではありません。
◆ ACアダプタ:大きさや発熱
アダプタの大きさは2つ折の携帯電話くらいの大きさで、発熱は人肌程度
◆ モバイル性
2.9kgの重量ですが、筐体が比較的薄いので自分的にはギリギリOK
◆ その他
標準でのX700のドライバが古かった(6.14.10.6553、05/07/05作成)ので
OMEGADriver(3.8.273)に換えてみたらFFBench3は4270から4148にダウン。
画面的にはOMEGAのほうが気に入ったのでそのまま使ってます。
(X700の動作クロックはコア358/メモリ600(300DDR)でした)
あと本体裏のデバイスカバーをはずすとCPU、MEMだけじゃなくビデオチップの
XMXスロットにアクセスできます。ヒートパイプも簡単にはずせるので
X1600あたりのXMXカードが入手できると楽しそうです。
◆ 総評
このクラスのノートが基本構成8万円で買えるとなると、統合チップセットで
7万円程度のノートを買うのがバカバカしくなってしまう程の性能です。
マシン構成が1世代前のもので構成されているとはいえ、デュアルコアじゃなくても
いいというなら迷わずお勧めできます。
ちなみにこのマシンをC2D対応にしたのがドスパラのChronos IAS(筐体が同一)です