ソニー VAIO VGN-AR81S

GPU
GeForce Go 7600
ベンチはいくつかの常駐ソフト、ノートンアンチウイルス起動状態のものですが、箱出しすぐのと殆ど変わらないのでこっちを送ります。

◆ 購入のきっかけと価格
もともとデスクトップとノートの2つを使っており、ノート側を買い換えようかと思いましたが、最近ノートの性能が上がってきたのでこれならノート一本でもいけるかなとノートの情報を集めていました。(デスクトップとノート2台に分けるとデータの輸送が面倒ということもあります)デスクトップの代替となるので総合性能が良いものでないとだめだろうということでいろいろ調べましたが。

バランスを重視してと情報を集めて絞ったところ最後まで残ったのはvaio type Fでしたが、液晶が悪いと言われていたvaio type Aの液晶がブラック(WXGA+)のものならマシだと聞いて、家電店に行って直接見た後type Aの方を買いました。デスクトップの代わりなら大きい画面が良いかと。もともと解像度が高すぎるWUXGAを選ぶつもりはなかったので。

xp home、core 2 duo 2.0GHz、1GBメモリ、HDD 120GB、Bluetoothなし、ワープロソフトなし、映像加工ソフトなし、3年保証ワイドで237,150円でした。
◆ 体感速度の変化
前がデスクトップpen4 3.0GHzなので体感差は大してありません。ただ前よりレスポンスが悪い気がしました。処理速度自体は上がっているはずですが、やはりデスクトップのほうがレスポンスは良いということでしょうか。HDD回転数の関係もあるでしょうし。

デュアルコアなのでバックグラウンドが重いほど真価を発揮しますが、あまり重いとレスポンスは落ちるというのが感想です。

◆ 液晶の質
・視野角…上からに強く下からに弱い感じで、結構広いですが極端に広いわけでもないです。画面が広いため視点との角度が大きくなりやすいというのもあります。下からの角度に弱いため視点から見て高い位置(テーブルなど)にPCを置くと実際の視野角より狭く見えてしまいます。逆に机など視点から見て低い位置に置くと広く見えます。

・コントラスト比…良好です。具体的な数値はわかりませんが、極端なほど彩度が高く鮮やかな最近流行の液晶です。

・輝度…室内で使うには明るすぎるくらい明るいです。輝度変更は次回起動時にも反映されるため、毎回輝度を変更する必要はありません。ただ輝度を下げると「ジー」という小さな音が聞こえますが、現実的には殆ど気にならないようです。

・反射…ツルツルなので多少はありますが、多層ARコーティングでかなり減らされていると思います。あとは置き場所によります。

・色ムラ…画面を真っ黒にして遠くから眺めたところ、液晶下部(と上部少し)から若干蛍光管の光漏れがあるように思えましたが、意図的に検証しなければ分かりません。そもそも色ムラの検証方法はこれであってるのか。

運良くドット欠けはありませんでした。

◆ キーボード:配列やタッチ
たわみもガタつきもなくレスポンスも良好ではあるんですが…。

vaioの特徴でもある真っ平らなキーボードは頂けません。キー間の溝は打ち損じやタイプ中に指が引っかかるのを防止するため、さらに変な角度から打っても打ち込めるように採用しているものです。キー間の溝をなくすことでキーボード全体を薄くできるというメリットがあるのかもしれませんが、もしデザイン目的で機能性をなくしているならいい評価はできないです。あと矢印キーの横幅が狭く押しづらいです。

結構きついのが、一部の矢印キー同時押し数が2以下(2キーまでしか同時押しできない)で、ゲーム時のキーボード入力にかなり支障をきたすことです。ゲームでキーボード入力をすることはあまりない、とうかゲーム自体ほとんどやらないんですが、
今の時代にこういう不満点が出るとは…。

◆ サウンド
ノートにしては、という感じです。悪くないですが、やはりノートですね。

◆ 筐体:質感や強度
液晶のヒンジが硬く、本体を抑えずに開ききるのは無理です。(本体が浮きます。大きい液晶を支えるためか)あと液晶部分と本体部の間に小さな隙間があり、ここにコード類が挟み込むと液晶を閉じるときエラい事になります。滅多にないですが。筐体は結構ギシギシいいます。(自重?)ほかのノートと比べてどうかはわかりません。

◆ 筐体:各種コネクタの位置
USBコネクタは右側面手前に2つ、後ろに1つありますが、右利きでマウスを使う場合右側面手前のUSBコネクタはかなり邪魔です。おまけにそこに2つもUSBコネクタがあるので。左利きの人なら大丈夫でしょうが…。なぜこんなところに設置したんでしょうか。それとUSBはやはり4つあったほうが良いですね。

◆ 静粛性:HDD, 光学ドライブ, 冷却ファン
冷却ファンは常に「フォー」と小さな音が聞こえる程度です。時折一瞬回転数を上げて排熱しますが、頻度は低いです。

発熱は低負荷時にはどんなに長時間起動していても底面が温かい程度にしかならず、HDD温度も35℃前後ですが、高い負荷(特にHDD負荷)をかけると底面が結構熱くなり、HDD温度が40℃前後まで上がるといったように差があります。温度が上がってくるとファンの音が少しだけ大きくなりますが、それでもかなり静かです。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
家電店で見たときは周りのPCもでかいので錯覚しましたが、家で箱から出したときは吹き出すほど大きかったです。これが17インチノートですか。重量は3.8kgと他の17インチノートに比べ幾分マシで、割と筐体も薄めですが、それでもモバイルは無理です。

ACアダプタもでかいですが発熱はそれなりというくらいです。

◆ その他
キーボード左に音量調節・消音ボタンとDVDドライブイジェクトボタンがありますが、音量変更ボタンはソフトウェアレベルです。ただwindows起動音を直前に押した消音ボタンで消せたり、BIOS起動時の音(?)が音量変更で小さくなったりとよく分かりません。

PCでテレビは見ないので地上アナログチューナーでも文句言いませんが、2011年で使えなくなる内部機能を抱えているというのはなんだかもったいない気がしますね…。いっそチューナー入れてくれないほうがと思いますが。

タッチパッドのクリックボタンは本体側面に設置されており、利き手親指で押し下げるタイプです。意外と使いやすいですが、間違って押すことが多いです。

多少気になるのが、スタンバイ状態でUSB機器を引き抜くとPCが起動してしまうことです。PCが起動していても気づかないほど音が小さいので、知らずにUSB機器の電源を切ってしまい、起動してしまっていたという事態が結構あります。慣れればこういう事態はなくなりますが。

ACアダプタのプラグコードが短く、コンセントからあまり離れると使えません。

◆ 総評
バランスを重視して買ったはずのPCですが、使ってみると不満点が結構出ます。液晶、排熱、騒音、処理速度など大きな部分に不満はないですが、USBコネクタの位置、キーボードの同時押し数、ACアダプタのプラグコード長など変な部分に不満が集中します。大きい部分に不満がない以上長く使えるだろうとは思っていますし、何だかんだ言って気に入っているんですが、結局実際に使うまでノートPCは分からないですね。