評価 | |
GPU | MobilityRadeon 9700 |
CPU | Pentium M |
DRAM | 2 GB |
OS | XP |
投稿者 | i.my.me.mine | 2006-12-17 03:57:39 |
ふとしたことから、Mac版のWolfenstein Enemy Territoryにハマってしまい、その時のMac(iMac G4 / GeForce FX 5200)では
画質設定を下げても平均20-30fps、マップによっては一桁fpsまで落ちてオンラインFPSとしてはきつかった事があり、
なるべく場所を取らないノートPCとして購入。
値段はよく覚えていませんが、約16万円くらいだったと思います。MacでFPSにハマったのをきっかけとして、
このVaioでTrueCombatなどのMODや他の色々なFPSをやるようになりました。
◆ 体感速度の変化
3D性能としては、GeForce FX 5200 (64MB)からMobility Radeon 9700 (64MB)なので、見た目的にもハッキリと速くなりました。
fps値は同じWolfenstein Enemy Territoryで、前者が20-30fpsだったのに対し、後者では、ほとんどの状況で90fpsとなりました。
CPU性能としては、この機種が登場した頃のPentiumMは省電力でPentium4より高性能という印象が強かったと思います。
◆ 液晶の質
小型ノートですので、明るさがちょっと足りない感じがします。
普段使用では気になりませんが、FPSとかではガンマ値を設定しないと、場面によっては暗くて見づらい事もよくあります。
Cinema Displayと比較してしまうのは酷ですが、発色は色褪せている感じがしますし、視野角も結構狭く、白色は横から
見ると黄色く見えてしまいます。
◆ キーボード:配列やタッチ
配列は一般的なUSタイプで使いやすいです。
タッチの感覚もVaioのキーボードは評判が良くないそうですが、個人的には全然気になりません。
ゲームをやるときは、USBの外付けキーボードを使います。
特定のキーを酷使するとそのキーが痛んでしまったり、表面が削れてツルツル感が出たりするからです。
◆ サウンド
ヘッドホンや外部スピーカーを使えば問題無さそうです。
◆ 筐体:質感や強度
プラ製ですが、しっかりした質感があります。
バッテリを装着してロックしても、外れることはありませんが遊びがありカタカタします。
◆ 筐体:各種コネクタの位置
DVDが前面にあるので、例えば狭い場所でもトレイが出せるところが嬉しいです。
◆ 静粛性:HDD, 光学ドライブ, 冷却ファン
冷却ファンは結構回ります。
ハードディスクは7200回転タイプに換装してしまったため、音は結構大きくなってしまいました。
◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
ACアダプタが薄型で、ケーブルは小さくまとめやすいので使いやすいです。
PentiumM FSB 533MHz以降のTypeSは、大きなACアダプタになってしまいました。
◆ その他
※すべてオーバークロックし、画質設定にてAAはオフにしています。
Battlefield 2 ★★★
オンライン時はfps値が低くてカクカクではキツイので、カスタム設定でLowより
少し高いくらいの設定で60fps以上出ます。解像度は1024x768です。
爆発とかの場面によっては20fpsくらいに落ちてしまう事もあります。
シングルプレイヤー時は画質設定は中くらいでも30-40fpsで何とか動きます。
Battlefield 2142も同じような設定で結構動いてしまいます。
FlatOut 2 ★★★★
解像度800x600で50-80fpsも出てかなり快適に動きます。
解像度を1024x768にすると、30-40fpsと急にパフォーマンスが落ち、動きのある
レーシングゲームではキツイです。
No One Lives Forever 2 ★★★★★
少々古いゲームなので画質設定を上げてもまったく問題ありません。
Wolfenstein Enemy Territry ★★★★★
TrueCombat Elite ★★★★★
Half-life 2 ★★★★
この機種はWXGA(1280x800)ですが、フル解像度でも結構動きます。
20-60fpsといったところでしょうか。
このようなノートで動いてしまう事に当時は驚きました。
続編のEpisode1では、序盤でかなりカクカクするところがあり、かなりキツイ
と思いましたが、全体的にはフル解像度でも何とかなるレベルです。
GTR 2 ★
画質設定を下げるなどして、大抵のゲームを動かすことができましたが、
今回初めて動かすことのできないゲームに当たりました。
タイトルメニューから先に進めません。
◆ 総評
設定次第ではまだまだ使えるノートPCだと思っています。
しかも使い倒した感があるので、なかなか新しいPCに踏み切れません。
新しいノートを検討してもグラフィックパフォーマンスが高い小型ノートの市場が狭いせいか、
小型ノートのグラフィック性能は、この2004年に登場したTypeSからそんなに大きく進化していないように思います。
最近海外の情報サイトでMacBook Thinという12インチモバイルノートのウワサがあり、GPUがX1600とかGeForce Go 7600
という内容であるため、本当に出たらすごいんですが、内容的にかなり無理があるように思えます・・
なかなか値段と性能の合うノートが出てこなくて残念です。
個人的にはTypeS S91は全体的に不満な点がほとんど無い良いノートです。