IBM ThinkPad X31 2672-C6J

GPU
MobilityRadeon
◆ 購入のきっかけと価格
秋葉原、某ottoにて「液晶縦線・ジャンク扱い」のX31を発見。
なぜか、うちにX3系統用の純正オプション「X3ベース」があるので、購入。
液晶はパネルごと交換するつもりでした。

◆ 体感速度の変化
このモデルの場合、初期OSはWindows2000です。
安定性の高さや、XPと比べて軽いなどの利点がある為、上級者の方では未だに使っている方が多いようですが、私は即WindowsXP Pro SP2へアップグレードしました。
OSを変えても、2000と変わらない程のレスポンスを保っています。
私のレポでお馴染みの言葉ですが、普通の作業と多少の3D,2Dゲーム程度であれば、この世代でも十分ではないでしょうか。

◆ 液晶の質
液晶に線が入っている為に安かった、このX31ですが
線の周辺を多少触っていると、なんと治ってしまいました。

液晶自体は、普通のThinkpad非光沢液晶かと思いきや、意外と可視範囲が広い。
手持ちのThinkpad(IPS液晶は除く)の中で一番広いかも知れません。
下からは大したことありませんが、左右ならびに上から見ても他のThinkPadよりも色の変化が少ないです。

◆ キーボード:配列やタッチ
私の個体はChicony社製のキーボードが搭載されています。
なんとなく、ボテボテしている印象を受けます。
(以前、使っていたX30のNMBのキーボードも同じような感じでした)

◆ サウンド
B5リアルモバイルという事で、モノラルスピーカーが右前方に下向きに付いています。
音質に関しては全く考えていないようです。

しかし、先ほども触れた「X3ベース」を装着すると話は変わります。
ベースには左右が独立した比較的大きなステレオスピーカーが付いているのです。
如何せんノートのスピーカなので重低音は弱いですが、音がとてもクリアです。

◆ 筐体:質感や強度
さすが、第二・三世代型ThinkPadの中で最も長生きの筐体だけの事はあります。
底板、背面パネルともに十分過ぎるほどの強度を持っています。
(X60などの60番台の機種には負けるかも知れませんが)

◆ 筐体:各種コネクタの位置
初代X30とUSBの位置が変更になっている以外は同じ構成です。
左にUSB、オーディオ入出力、CFスロット、PCカードスロット
右に排気口とHDDカバー
後ろに電源、USB、レガシーポート類

CFスロットに関しては、X40以降はSDスロットとなってしまった為、装備しているのはX30系統が最後となります。

◆ 静粛性:HDD, 光学ドライブ, 冷却ファン
非常に静かです。
PentiumM1.4+i855PMチップセット+無印MOBILITY RADEONが利いているようです。
高負荷時には、それなりにファンが回っていますが、うるさく感じない程度です。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
ThinkPad Xシリーズは重いといわれる事もありますが、普段R50pを持ち歩いている自分には、とても軽く感じます。
また、バッテリーは標準でX30よりも一時間程、駆動時間が長くなっている点がポイントですね。

◆ その他
先ほどから、度々登場している「X3ベース」について書いておきます。
そもそもベースと言うのは、歴代B5ThinkPad(s,240などは除く)に必ず用意されているオプションで、簡単に言ってしまえばドッキングステーションのようなものです。
しかし、他のドッキングステーションと違い、ちょっとした仕掛けがあるのがThinkpadベースの面白いところです。
この「X3ベース」では、ベース単独でX30系統用のバッテリーを充電できたり、本体側バッテリー+ベースに装着したバッテリーといった2バッテリー運用もできるようになっています。
また、ThinkPadシリーズで多く採用されているウルトラベイも装備し、光学ドライブやFDD、セカンドHDDなど多彩なデバイスを装着する事ができます。

余談ですが、ベースと本体に分ける事ができる構成の事をIBM社内では「スライス」と呼ぶそうです。

◆ 総評
なんだか、宣伝広告のようになってしまいすいません^^;
すでに古い機種ですが、IBM ThinkPadが一番元気だった頃の機種ではないでしょうか。
今の機種と性能は比べるまでもありませんが、古い3Dゲームなら余裕で動作します。

あと、X30系統はパームレストの中心付近にヒビが入ってしまう事が多々あります。
中古を購入する際は注意を