デル Precision M90

評価
GPUQuadro FX 1500M
CPUCore Duo
DRAM2 GB
OSXP
投稿者LYNX
2006-12-28 03:45:15
◆ 購入のきっかけと価格
メインの用途は、3Dグラフィックツール(Softimage|XSI、Maya)なので、OpenGL機の中から選択しました。
予算は20万円程度で、DELLの他にIBMとHPも候補でしたが、DELLのハイパフォーマンスパッケージ(Core2Duo2.0GHz、メモリ2GB)が、10%オフクーポンでさらに激安だったので決めました。
購入金額は、本体199,254円+配送料3,500円+消費税9,962円=209,216円 でした。

◆ 体感速度の変化
従来は非OpenGL機のVAIOの旧typeA(15インチモデル、MobilityRadeon9200)を使用していたので、3Dグラフィック系の描画がかなり速くなりました。

◆ 液晶の質
17インチWUXGA(1920x1200)の非光沢液晶です。個人的には非光沢が好みなので大きなポイントです。
モニタのプロパティの詳細(サムソン製だとSECxxxxとなっているところ)を見ると「SHP13C2」でした。SHP?シャープ製??
画質的には普通で明るさも十分でおおむね満足です。
四隅は若干暗く感じますが17インチサイズではある程度は仕方がないでしょう。

ワイド液晶ですが、4:3の解像度に設定にした際にコントロールパネル設定によりアスペクト比固定(左右が黒くなる)にすることも可能でした。ゲーム用途にはうれしいですね。

やや余談ですが、PrecisionM90は、DELLのリアルストアに置いていなかったために購入前に画質の確認ができなかったのが少々不安でした。

◆ キーボード:配列やタッチ
キータッチは普通。キーを押した際の跳ね返りは強め。おそらくInspiron9400と同じだと思います。タッチパッドのキーはワークステーションらしく3つボタンです。

◆ 筐体:質感や強度
基本的にInspiron9400と同じですが、Inspiron9400がシルバー基調なのに対し、PrecisionM90はガンメタル基調でカッコいいです(笑)。筐体は頑丈でたわみもなくしっかりしています。

◆ 静粛性:HDD, 光学ドライブ, 冷却ファン
本体が大きいためか、通常使用では発熱もほとんど感じずファンもかなり静かです。ベンチマークをまわすとそれなりにファンが回りますが、爆音ではありません。全体的に以前使用していたVAIOの旧typeAより静かです。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
大きくて重いです。元々持ち運べるものだとは考えていませんので(笑)。

◆ 総評
OpenGL機は機種の選択肢も少なく、値段も性能の割には割高になる場合がほとんどですが、今回は予算内で十分満足できる仕様のマシンが手に入ったと思っています。

また、OpenGLが必要でない方も、非光沢のWUXGAの液晶、WinXP Pro、ガンメタルの筐体などに魅力を感じるならば、Inspiron9400でなく、PrecisionM90も選択肢に入れても良いのではないでしょうか。

ビデオチップは、3Dツール用途なのでFX1500でも十分でしたが、ゲーム用途でさらに上を目指すならFX2500にすればより快適になると思います。