デル Inspiron 6400

GPU
MobilityRadeon X1400 [64bit]
前回の続きです。(というより、MS-1036からの続き)
一応ご覧いただいてない方もいらっしゃると思いますので、ここまでのあらすじです。

◆ 購入のきっかけと価格(これまでのあらすじ)

本来はいろいろ自宅にあったPCの処分を行い、資金回収とあわよくば適当なノートを購入するという名目で、11月から処分を行っていたのですが、かなりの金額になり、うまくいけばそれなりのノートPCが買えてしまうぐらいになりました。
本当はDT向けPentium-Mの自作一式でも買おうかと思っていたのですが、液晶ディスプレイなども処分してしまった状態なので、じゃあノート買ってしまえとばかりに物色を始めてしまったということです。
なにより、ノートがXPS1210のみになってしまい、B5ノートでは自宅での作業が非常にやりづらく、またDTも大半を処分してしまったため、自宅で使っていられるPCがなくなってしまいました。結局ノートを売ってしまってはだめだったということですね。

で、数日探すうちに、とあるショップで中古のInspiron6400を発見。
オンボードVGAは絶対に勘弁とばかりに、そのスペックを確認していきます。

CPU:CoreDuo-T2300(1.66GHz)
メモリ:1024MB(DDR2,Dual) HDD:100GB
OS:WinXP MCE 2005
CD-R/RW/DVD-ROMドライブ搭載
LAN/Modem対応 USB×4 PC×1 IEEE1394×1 SD×1
TVチューナーBOX付き ATI・Mobility RadeonX1400搭載
15.4"ワイドTFT(1280×800)
付属品:電源(AC,ケーブル,バッテリ含む)・リカバリCD有 リモートキット有り(レシーバー・リモコン)
※トップカバーに若干キズ有り

とりあえず、99,800円とこのレベルのPCとしては非常に安いので、迷うことなく注文。
お金を振り込み、翌日の同時刻には商品到着です。

問題はコンボドライブであること、無線LANがないことであり、これらはどうせ後付で追加すればいい問題だったため、それは適当に別購入しました。

結局のところ、
Inspiron6400 100,800円(コンボドライブ仕様)
Intel PRO/Wireless 3945ABG miniPCI-E 4,780円
Pioneer DVR-K06 6,500円

合計 112,080円

で購入できました。
正直コストパフォーマンスだけなら今までで一番じゃないでしょうか。

なお、商品の比較対象は、前回のレビュー商品だったMSIのMS-1036(A4ワイドノート)との比較となります。
サイズやタイプが大きく異なりますが、ご了承ください。

◆ 体感速度の変化

変化なしですね。Turion64の2GHzでしたから、特に問題もなければ、不満もありません。
しいて言えば、グラフィックのスクロール表示などでもたついたりするぐらいです。
これはグラフィックの問題なのですが、GMA950などでは起こらない問題なので、HMによる問題なのかなあと。

◆ 液晶の質

ノングレア液晶です。最近ではDELLでも珍しいです。
T42以来となりますが、明らかにこっちの方が作業には向いてますね。
見ていて非常に楽です。
ドット抜けなどもなく、コストの面で削られているというような点はないです。
ちなみに解像度はWXGA。XGAより縦解像度があるので、それほど問題ないです。
WSXGA+から解像度が落ちましたが、違和感がないですね。インチサイズのマジックでしょう。

というより、むしろ輝度の高い最近の液晶が単に自分に合ってないだけなのかもしれないです。僕も古い人間ですね。

◆ キーボード:配列やタッチ

おなじみのDELL配列。付き合いも長いので、違和感ゼロです。
やっぱり物足りなさを感じていますが、だからといってまったく駄目なわけではないので、不自由はないです。XPSの時もこのあたりは驚きましたが、最近のDELLは入力がずいぶん良くなったと思います。

手首に傷ができなくなっただけでも十分すぎる効果です。

◆ サウンド

それなりです。悪くはないけど、ずば抜けていいというわけではないです。HD-Audioですが、決して恩恵があるとは思いません。
例により、CREATIVEのソフトはスルーです。インストールすらしてません。
ただ配置がよく、液晶を閉じた状態でよくMP3を流す人間には非常に重宝しています。

◆ 筐体:質感や強度

もともと中古なので、天板は傷ありです。
またパームレストも汚れがありました。前のユーザー様がよほど使ったのでしょう。
とはいえ、まだ半年程度ですので、強度や質感での問題はありません。
今まで指摘したことはないですが、パームレスト下にHDDが入っているので、もう少しこの辺の強度があってもいいんじゃないかと思います。強く押すとたわむので、気分的には怖いですね。

◆ 筐体:各種コネクタの位置

筐体左側は光学ドライブのみ。右側にEXPRESSカードスロット、マルチカードリーダー、オーディオ端子、USB、IEEE1394。背面はUSB、RGB、S-Video、モデム、LANです。

◆ 静粛性:HDD, 光学ドライブ, 冷却ファン

すべて非常に優秀です。DELLで唯一ほめられるべき場所じゃないでしょか。
何はともあれ、ベアノートよりは静かです。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど

モバイル想定はないので、それほど重さは気にならないです。
それでも、MSIのノートよりはずっと軽いです。

ACはおなじみのDELL標準アダプターです。
90Wモデルではなく、65Wモデルです。だからといっても、ゲームで落ちたりすることはないです。

◆ その他

今後こういう買い方をする方もいるかもしれないので、一応記載しようと思いますが、miniPCI用の無線LANカードにつけるアンテナは、アンテナなしでも搭載されています。
これに関しては、特にDELLで選定しているわけではなさそうです。
また、光学ドライブを交換した場合、ベゼルがやや奥に引っ込んだ形になりますので、標準またはスロットインタイプの使用が適していると思われます。

日本ではノートにMCEに搭載することがないですが、特にこれといって問題はおきていません。
オプションのMCE用キット(USB TVチューナー&MCEリモコン)は、果たして必要だったかと思えるぐらいに使ってないです。割ときれいに映って面白いです。

DELL専用のワンセグチューナーは、結構ずれたりして物理的に問題だったりします。
自宅では一切ワンセグが見れないので、すでに宝の持ち腐れになっています。

一応Windows VISTAは動作可能です。MS-1036でも動くので、この辺までは予測可能なレベルでした。
Aeroも含め、すべての機能で問題はないです。動作もそれほど重くはありませんので、デュアルコアの恩恵もあるということでしょう。

◆ 総評

そんなこんなで、かなり甘めにつけています。
実際に値段ありきの商品であって、多少の問題は目をつぶれということです。
絶対的な弱点もないので、そこに価値を見出せるかどうかです。

このPCで、以前より大きな問題として取り上げられていた64bit問題も、ゲームをやる分には特に問題ないわけで、むしろX1400であることが問題だと思います。フル解像度で3Dゲームをやるにはパワー不足と考えられるのはそこの点だと思います。

XPS1210のGeForce7400Goでの比較でも、かなり大きな差があるのは間違いないですので、正直VISTAのAero対応ぐらいの気持ちならいいんじゃないかと思います。
ちなみにX700の方が、ゲームを行う面ではよほど高い条件でできます。

たまに軽い3Dゲームで遊ぶぐらいのレベルだとちょうどいいですが、本格的に3Dゲームをやる場合には、条件を落としてやるぐらいになってしまいそうです。
ただ、値段を考えたら、文句は言えないです。M-RADEONやらGF2の時代だった数年前に比べたらいい時代になりました。進化が早い業界だとまた感じました。