デル Precision M90

GPU
Quadro FX 3500M
選択には無かったのですが、ビデオチップはQuadro FX 3500M (512MB)です。

◆ 購入のきっかけと価格
2年近く使用しているINSPIRON 9300ですが、経年劣化によるファン音が気になるようになりました。また、TrueLife液晶に映る外光で目が疲れるのが最大の悩みとなるようになり、買い替えを検討していました。
XPS M1710のGeForce Go 7950GTXも捨てがたかったのですが光沢液晶しか選ぶことができないため、3Dゲームもできて非光沢液晶なPRECISIONを選択しました。
メモリを2GBにした以外は後々のことも考えて現時点で最高のスペックを選択。DVD+/-RW、無線LAN、Bluetoothを付けました。ハイエンドモバイルパッケージ+メモリアップグレードキャンペーンで税込、送料込で40万円直前の価格となりました。法人にしかクーポンがないのがとても残念です。

◆ 体感速度の変化
INSPIRON 9300と比較して通常作業ではそれほど速いという印象はありませんが、動画編集ではCore2Duoのおかげでフリーズすることなくスムーズに処理できるようになりました。FFXIでの動作も現在のところ安定しています。ビシージで9300の時に感じたコマ送りのようなカクカクした動作が無くなりました。

◆ 液晶の質
17インチWUXGA(1920×1200)の非光沢液晶。これが目当てで購入したようなものです^^;
INSPIRON 9300のTrueLife液晶に比べると鮮やかさは劣りますますが、私はこのくらい落ち着いた色調が好きです。明るさは少し暗いかなと思うことも。頭の位置を変えると隅の方が暗くなる感じがあるのでムラがあるようです。映りこみはさすが非光沢。外光もぼやけて映りこみが抑えられているのが体感できます。だた、色の細かい再現性は良くなっているようです。これまでの液晶画面では潰れていた色が表示されるようになりました。FFXI内の見慣れた風景の表情も豊かになった気がします。

◆ キーボード:配列やタッチ
INSPIRON系と同じものです。進化も退化もしてはいないようです。そろそろ、右ALTキーも付けて欲しいと思います(逆にWindowsキーは不要です・・・)。あとキーボード上の表示ランプ左側にホームページボタンが追加されていて、押すとブラウザが起動します。タッチパッドのキーは3つ。ソフトウェアによっては3つボタンを使用する場合がありましたので、外付けマウス無しでもダイレクトに操作できるのはなにげに嬉しいです。3つのキーは9300のものより柔らかくなっています。

◆ サウンド
INSPIRON 9300と同じ筐体、ワークステーションモデルということで同等以下を覚悟していましたが、音がクリア&立体的でびっくりしました。ゲーム時でも音の奥行きが広がった感じです。ただデフォルトだと高音が効き過ぎているような気がして、うるさく思う人も多いかもしれません。

◆ 筐体:質感や強度
筐体もINSPIRON系のものと同じですが、色が黒とガンメタ調となり見た目は好きです。パームレスト等のキーボード周りも9300のスベスベ感と異なり、ザラザラとしていて滑りにくい塗装となっているようです。強度はたわむ場所もなく良好です。発熱はキーボード右側がほんのり温かい程度。下部中央~背面方向にかけて温かくなります。

◆ 筐体:各種コネクタの位置
コネクタ類の位置はINSPIRON 9300と同じです。背面USBの4つですが、9300より横方向のUSBスロットの間隔が広くなりました。コネクタの干渉で悩んでいる方には少しだけ朗報かもしれません。ただ、PCMCIAスロットがExpressCardになってしまいましたので従来のカードが使用できなくなってしまいましたが、時代の流れですので仕方がないですね^^;


◆ 静粛性:HDD, 光学ドライブ, 冷却ファン
ファン音は静かです。FFXIのビシージのような負荷のかかる場面でも音は気になりません。光学ドライブ(SONY DW-Q58A)は風切音がします。DVD再生時にも最初はかなりの音がしますが、しばらくすると静かになります。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
モバイル性は皆無(屋内移動なら女性の私でも問題はありませんけど^^;)。ACアダプタは9300より巨大化しました。おおよそ縦165×横63×高38(mm)のサイズです。アダプタの発熱はほんのり温かい程度です。

◆ その他
新品状態でHDDをHITACHI HTS721010G9SA00に交換。オリジナル(Seagate ST910021AS)はそのままの状態で保管しました。再インストールの場合、Windows XPサービスパック無しパッケージ版でのインストールでは失敗。付属のCDからWindows XP SP2のインストールを実施。ドライバもすべてCDから導入。BIOSのみDELLのホームページの方が新しかったので更新(A04→A05)しました。ウィルス対策ソフトを含め、必要なソフトウェアを全て導入してからベンチマークを行っています。
報告以外のベンチマークは次の通りです。

FF11 Vana'diel Bench > 7703
FF11 Vana'diel Bench 2 低解像度 > 9138
FF11 Vana'diel Bench 2 高解像度 > 8733
FF11 Vana'diel Bench 3 低解像度 > 9979

保証の面ではワークステーションモデルということで3年間当日出張修理が標準で付いています。

◆ 総評
CADをする人には大変申し訳ないですけど、XPSで非光沢が選べない以上、M90はゲームマシンとしても使える良マシンだと思います。FFXIも画面はFront Buffer 1280×800、Back Buffer 1280×1280、その他の設定は最高にしていますが問題なく遊べます。筐体に関しては2年前から代わり映えしませんけど、XPSより大人しいデザインですし、無骨なデザインが好きな私には問題ありません。気になる点は初めて付けたBluetooth。表示ランプが青色に発光しているので緑色より目に付き、痛い感じがします。右側面の5-in-1カードになりました。9300ではSDしか利用できまでしたので進化したのは感じました。ただ9300の頃はSDカードがほとんどスロット内に入ったのですが、M90ではカードのはみ出る部分が多くなり、間違って折ってしまわないように注意しなくてはいけません。これらで-5点。液晶がちょっと暗めなので-5点。総合的に90点となりました。全体的にはINSPIRON系から乗り換えてくる方には違和感なくそのまま使えますので、良くても悪くてもすぐに使うことができました^^