ツートップ ViP WXM

GPU
GeForce Go 7950 GTX
ViP Note WXM T7220/DVR/795GTX-CV

◆ 購入のきっかけと価格
 彼是3年近く、通算2度の修理を施しつつ使い続けてきた「PCG-GRT99/P」で、
4ヶ月前に修理した液晶のバックライトが再び不調を訴え始め、三度修理に
出すくらいならと買い換えを検討していたところ、大手メーカーが
XP標準搭載PCの発売を打ち切り始めたことを知り、「XPが完全に
打ち切られる前に買い換えておこう」と決意して4月8日に注文。
11日に入金して5月1日の夕方に実物が到着しました。
 注文日から数えて3週間弱と、大方ページ上の納期通りでした。
価格はOS別途で本体\272,054、同時にXP-Pro版も\31,479で買ったので
合計\303,533となりました。…ただ、注文1週間後に\20,000、
4月末にGWセールで更に\10,000もの値下げが入ったことを
知ったときは、流石にショックを隠せませんでした。

◆ 体感速度の変化
 8個ものUSB機器を常時接続しているため、XPの起動時間及びシャットダウン時間は
先代ことGRT99/Pと大差ない感じですが、一旦起動してしまえば、フォルダを開くときや
HPを見るときなどの日常茶飯事的な操作は勿論、動画や音声のエンコードなどの
CPU負荷の高い作業でも格段の速さを披露してくれました。
 CrystalMark2004R2でも、先代で合計42641だったのがこちらでは119557と、
比べたときはあまりの大差に驚きを超えて笑ってしまいました。

◆ 液晶の質
 先代の少し眩しく感じるくらいの明るい画面に見慣れたためか、
バックライトの輝度を最高まで上げても暗めに感じますが、その分
画素自体はくっきり表示されているため、見栄えはより良くなっていると思います。
 また、画面内の特に暗い部分でそれなりの映り込みが見られるものの、
だからと言って大して見辛く感じる程のレベルではありません。
 逆に言うと、これで先代並みの明るさだったとすると、反って
映り込みが見辛さに拍車をかける恐れも出てきそう故、その辺の
バランスを考慮してこれぐらいの方が程よいのかもしれません。

◆ キーボード:配列やタッチ
 キーの表面が少しザラザラしていて、到着当初はその辺りで
違和感を覚えましたが、キーを押し込んだときの感触は先代と
ほぼ同じだったので、特に押し難さを感じることはありませんでした。
 17インチワイドサイズ故にテンキーもついていますが、長年ノートを
使い続けてきた習慣からか、メインキー側で数字入力する癖が健在のため、
未だ活用できていないのが我ながら悲しいところです。
 また、左下隅が先代と異なりFn,左Ctrlという配置になっており、未だに
打ち間違えてしまうことが多いのも難ではあります。

◆ サウンド
 内蔵スピーカは先代と比べて音がこもり気味に聴こえてくるため、
今まで同型機を購入された皆様同様、良質とは言い難いです。
 この系統で音楽を満喫するなら、外付けスピーカの同時購入も
念頭に入れておくべきと思います。
 実際、わたしもロジクール社のUSBコンパクトスピーカV10を購入し、
そちらから音声を出力させるようにしています。

◆ 筐体:質感や強度
「VAIO」という盛大な彫り込みロゴのあった先代の天板に対し、こちらはシルバー一色で
隅に「STYLE NOTE」という謎のロゴと、至ってシンプルなデザインではありますが、
ヘアライン加工のおかげで意外にチープさは感じられません。
 パームレストはキー同様少しザラザラしていて、やはり到着当初は違和感を
覚えたものですが、実際に使ってみると大して気になるものではありませんでした。
 外装の材質は先代に同じく樹脂製のようで、強度もほぼ同等かと思えます。
 あと、以前に同型機を購入された皆様も仰られているように、手前のコンパネは
御世辞にも実用性が高いものとは思えません。HDDアクセスやキーロックなどの
ステータスLEDなら、電源スイッチ近辺につければいいわけですから。
 唯一、このPCで疑問に感じられる箇所ですね。

◆ 筐体:各種コネクタの位置
 4つあるUSB端子の内2つとIEEE端子、及びExpressカードスロットが
右脇前部にありますが、これを置いているPCラックの横幅の都合上、
ここに何かしら接続するとマウスが動かしにくく難儀してしまいます。
 先代みたいに左脇後部にあれば、使い勝手もより良くなったのですが…

◆ 筐体:発熱と冷却ファン音
 起動後10分した辺りからファンが回り始め、以後シャットダウンするまで
常時回転し続けます。回転音も轟音とみなす程ではないもののそれなりに
聞こえますので、静粛性を重要視する人には厳しいかもしれません。
 また、MobileMeterで内部温度を測ってみたところ、起動直後はノートン先生などの
スタートアップアプリが何かしらやっているためか50度近くまで上がり、
ファンが回り始めて35度前後まで落ち着きます。以後、CPU負荷の低い操作や
作業をしている間も同じく35度前後を維持し、更に2D系でポリゴンを多用しない
ゲームを起動させているときでも、高くて40度ぐらいに留まるのには驚きました。
 流石に、3D系などのポリゴン使用頻度の高いゲームを起動させたり、動画・音声の
エンコードなどのCPU負荷の高い作業を行わせると、50度近くまで上がりますが…
 ただ、先代が通常時で50度台、高負荷処理時で80度近くまで上がっていたことから
比べれば、静粛性はともかく発熱量は相当低減されていると思います。
 あと、キーボードやパームレストは先代とほぼ同等の冷たくない程度まで暖まりました。

◆ ACアダプタ:大きさや発熱
 先代のものより一回り大きく、開封時は驚きました。
 これだけのハイスペックを有する故に当然の仕様とも言えますが。
 ただ、そのサイズが幸いしてか、発熱量は先代と大差ない感じです。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
 アロシステム系の定番と言いましょうか、一応携帯用バッグも
付属してはいますが、ACアダプタも含めて、そのサイズ故に
常時持ち歩こうなどとは考えない方が無難でしょう。

◆ その他
 セキュリティソフトとしてノートン先生2007を導入しましたが、
何故か完全スキャン中にHDDアクセスが止まって、タスクマネージャを
用いらないと終了させられない上に、シャットダウンするまで
CPU使用率が50%前後のまま…という謎過ぎる不具合が発生しており、
未だに完全スキャンを完了できておらず、少し怖いものがあります。
 一応、システム領域及び起動ファイルではウィルスは見つかっていないので、
とりあえずその辺の危険はなさそうかと思ってはいるところですが…
 ちなみに、FF11ベンチは到着日にXPとドライバを入れた後に測ったときは
7315出たのですが、後日先代で使っていたアプリを一通り入れた後に
改めて測ってみたら上記の値まで落ちてしまいました。恐らく、Adobe製品や
OfficeXPなどを入れた際に、それ絡みの常駐物も増えたためと思われますが…
 結局のところ、わたしはネットゲームを全然プレイしない上、3Dゲームも
「雷電Ⅲ」ぐらいのものなので、大した問題でもなかったりします。

◆ 総評
 ショップブランド製故か、何かとクセを有している機種ではありますが、
Core2DuoとGFGo7800GTXのもたらす圧倒的な速さはやはり魅力的です。
 プレイするゲームのジャンルをかなり限定している故、この性能を
活かし尽くせるかどうか我ながら疑問を感じていたりはしますが、とりあえず
世界がVista一筋に染まり切るまでは、使い込んでいこうと思っています。

 最後になりますが、本レポートの執筆に当たり、同型品を購入された
皆様のレポートを何かと参考にさせていただきました。
 この場を借りて、御礼を申し上げます。ありがとうございました。