デル Latitude Latitude D810

評価
GPUMobilityRadeon X600
CPUPentium M
DRAM1 GB
OSXP
投稿者Dama
2007-07-13 18:06:58
◆ 購入のきっかけと価格
今回ノートパソコンを購入するにあたり、GPU搭載で軽めのゲームなら一応動作する最低限のスペックを持つ安めの中古品を探していたところ、こちらのサイトを参考に購入してみました。

価格は本体+メモリ1GBで6万円。CPU(Pentium M 770)と120GB HDDを追加で購入して2.5万円で合計で8.5万円でした。WinXP PRO付きでしたし満足しています。交換して余ったCPUとHDDを処分すれば1万円程度は戻ってくるため実際には7.5万円程度でしょうか。

◆ 体感速度の変化
普段はデスクトップメインのため遅く感じるかなと思いましたが、CPUとHDDを交換していることもあり体感速度は現状でも十分満足です。
補足するとCPU、HDD交換前の標準の状態でも不満はありませんでした。
GPUのOCにはPowerStripの最新版を使用しています。

◆ 液晶の質
WUXGAモデルを探していたのですがなかなか在庫が無く、ゲーム用途メインのためWXGAモデルで十分と判断し購入しました。ネットなどを見るときにはやや狭いかなと感じます。
古いモデルの中古品のため参考にはならないと思いますが、黒色を表示するとぼけた感じ(白っぽく)なるのと視野角がやや狭いのは少し気になります。反応速度は早いのかゲームなどでも残像感はありませんし、明るく発色も綺麗で十分満足です。

◆ キーボード:配列やタッチ
デスクトップ愛好家のためノートのキーボードにはやや不満ですが、手の大きい自分でも問題なく入力可能です。トラックポイントなどは他に使用したことが無いので何ともいえません。

◆ サウンド
デル・ノートのスピーカーは前面についていて、音質なども十分満足です。
オンボードのオーディオがAC'97とHDオーディオでないのが唯一残念なところでしょうか。

◆ 筐体:質感や強度
質感については比較対照がないので何ともいえません。強度は問題ないと思います。
今回、CPUやメモリを交換するため筐体をばらしてみましたがメンテナンス性も非常によく出来ていると思います。慣れている方ならデスクトップの自作のようにメモリやCPUを簡単に交換可能です。

◆ 筐体:各種コネクタの位置
コネクタの位置などは特に問題ないと思います。USBは背面と側面に2ポートづつあるので便利です。

◆ 静粛性:HDD, 光学ドライブ, 冷却ファン
CPUやGPUのファンは負荷が掛からない限り停止したままですので動作音は静かと思います。(BIOSはA3に更新してあります。)

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
アダプターは90Wのモデルが付属していました。意外と熱くなります。
バッテリーは残念なことにフル充電してみたら死んでしまいました・・・。
中古ノートですので元から期待はしてませんでしたので問題無しです。
持ち運ぶほど軽くないのでバッテリーは売ってるのを見つけたら購入しようかなと思います。

◆ その他
12~14万円くらいからもっと性能の良いノートパソコンの中古品などもたくさんあると思います。自分の場合は普段はデスクトップPCを使用しているので今回購入するにあたり限界性能などは求めていません。
このノートパソコンは2年くらいの製品のため参考にならないかもしれませんが、自分と同じように自作の延長でCPUなどのパーツ交換を楽しみつつ安くノートを購入したいと言う方もいるかなと思いレポートを投稿させていただきました。

モンスターハンターフロンティアでは常に30FPSと処理落ち無しでプレイ可能です。
ファイナルファンタジーXIもデュナミスやビシージなどは厳しそうですが通常エリアでは問題ないと思います。
Vista Ultimate 32bitも動作実験にとインストールしてみたところ快適に動作しました。

◆ 総評
メーカー製ノートパソコンもBTOに対応しているおかげでパーツ交換も簡単に行えるのは自作ユーザーにとってはうれしいポイントです。もちろん性能・価格共に満足しています。
CPUは交換しなくても体感速度は十分速いので、GPU搭載中古ノートを探すときの選択肢としてお勧めです。