ツクモ Caderna N154J-522M6

GPU
MobilityRadeon X700
◆ 購入のきっかけと価格
N154J-515Mの後継機種でしょうか。去年の11月ごろから今年の初頭あたりにツクモで販売されていたノートPCのようです。

前回レビューを送らせていただいた Dell Latitude D810 の交換バッテリーを探していたときに、このノートPCを中古で発見。
標準の状態からメモリが512MB追加されていて欠品なしの美品で67,800円でした。
Dell Latitude D810 でも速度的に不満があったわけではなく自作PC派の血が騒ぎ、GPUのMobilty RADEON X700が気になってしまい購入してしまいました。
(もちろん性能などの比較に蹴茶さんのサイトに登録されているレビューを参考にしたのは言うまでもありません。)

その後、Dell Latitude D810 から Pentium M 770 とメモリを 移植。
miniPCIの無線LANカードを増設しています。

◆ 体感速度の変化
Dell Latitude D810 との比較となりますが、GPU以外のスペックは同等のため劇的に早くなった印象派ありません。
両機種とも十分な速度と思います。やはりPentium Mノートはどれも優秀なようです。

前期モデルN154J-515Mと比較するとGPUのメモリが256MBへ。有線LANがGbLANに変更されています。
この2点はBTOで変更不可能な基本性能のため意外と重要な変更かもしれません。

GPUは ATITool_0.27b2 でOC可能です。
標準の「 350MHz / 330MHz 」から「 450MHz / 380MHz 」へOCしています。

◆ 液晶の質
グレアタイプ 15.4インチワイド液晶 WXGA(1280*800)。幸いなことにドット抜けはありませんでした。
Dell Latitude D810 と同じサイズで解像度も同じのためWebなどを見るときにはやはり狭く感じます。
ゲーム専用機と考えて購入したのでとくに問題はありません。

肝心の液晶の質ですが「視野角、反応速度、明るさ」共に満足のいくレベルと思います。
グレアパネルのため暗い画面では写りこみが発生しますけどブラウン管モニターと同じと考えれば特に不満はありません。
個人的には「動画などの再生には黒が引き締まっているのでグレアパネルのほうが良いかな」と言った感じです。

◆ キーボード:配列やタッチ
キーボードはクリック感がありとても良いです。
ただ自分はデスクトップ派できたので、やはりノートのキーボードは使いにくいです。
この辺は慣れの問題と思います。

◆ サウンド
蟹チップ(REALTEK)のHDオーディオにSRSサラウンド機能を搭載しています。
サラウンドの影響で本体のスピーカーでは音が寝ぼけた(反響している)感じになります。
本体のスピーカーはオマケ程度の性能ですので出来れば外部スピーカーに接続したいところです。

◆ 筐体:質感や強度
ブラックとダークメタリックを基調としているため質感は良いと思います。

持ち運びを考慮してなのか液晶パネル部分なども薄めに作られているようです。
脇に抱えて持ち運ぶと筐体が少しきしむように感じます。問題ないレベルと思います。

◆ 筐体:各種コネクタの位置
特に問題ないと思います。
前面のボリューム調整ボタンや集中インジゲーターにある時計なども意外と便利です。

◆ 静粛性:HDD, 光学ドライブ, 冷却ファン
スペースの関係なのかシステムファン1基でCPUとGPU両方の冷却を行う作りになっています。
ファンは高速タイプで3段階に速度がかわるようです。負荷がかかるとHIになり騒音が増します。
Dell Latitude D810 などのファン2基構成と比較すると静穏性では負けていると思います。

CPUをPentium M 770に交換した関係で負荷をかけると冷却ファンはHIの高回転を維持するようになりました。
ノイズは多少きになりますがスピードとトレードオフと言うことで気にしてません。
ゲームなどでBGMがあれば気にならないと思います。

HDDは5400rpmモデルのため音も静かです。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
けして軽いノートPCではないです。モバイルメインとして使用するには厳しいかもしれません。
持ち運べるノートとして考えるとぎりぎりのラインかなと思います。
ただし、バッテリー駆動では低消費電力モードになりパフォーマンスは低下します。
バッテリー駆動でゲームをプレイすると2時間持ちませんでした。

ACアダプタは意外と熱くなるため設置場所には注意が必要かもしれません。

◆ その他
N154J-515Mと筐体は別のようですが同じようにパーツの換装が簡単に出来る作りになっていました。
購入時にカスタマイズ可能なBTOモデルのためと思われます。
筐体裏面の蓋をとるだけで「 CPU、GPU、メモリ、miniPCI 」などに簡単にアクセス可能です。
自作PCの知識のある方ならCPUも簡単に交換可能です。

Mobilty RADEON X700はMobilty RADEON 600と同じくらいの性能かと思っていましたが、ベンチマークなどでは一ランク上のスコアとなりました。
CPU交換前提での話しですが、ファイナルファンタジーXIもデュナミスやリンバスなどの重いエリアでも多少処理落ちしますが問題なくプレイできると思います。

◆ 総評
すでにメーカー販売終了モデルのため入手性は良くないです。価格性能比の良いゲーム向けノートPCだけに残念です。
中古で低価格で販売されていたら非常にお買い得なノートPCと思います。