デル Vostro 1500

GPU
GeForce 8600M GT
ようやく今年も新品ノートを買うことが出来ました。
早速レビューします。

◆ 購入のきっかけと価格
当初の計画とは相当ずれてきていますが、これまでのいきさつを少し。
これまで使っていたInspiron6400に加え、たまたまヤフオクで落とせてしまったGT2Wを加えて3台体制で使っていたのですが、GT2Wが会社のPCとして売却となり、Inspiron6400はNT7000Proと引き換えに長期リースに旅発ってしまいました。
もともとM1210をM1310と交換し、M1210を売却しようかと思っていたのですが、11nの無線LANやCPU交換などを行った結果、現行でも通用するスペックになってしまったので、やはりA4の現行機を購入しようかと思った次第です。
そういういきさつもあり、前回紹介した2台の旧式PCの話となっていくのですが、それはあくまで代打であり、このPC購入の布石となっていくわけです。

今回はDELL半期決算恒例の送料無料+9万円以上で10%OFFキャンペーンがあり、
標準構成価格79,980円にWXGA+液晶とGeForce8600M GTを追加し、結果的に82,376円で購入できました。仮にDDR2のGTを搭載していたとしても、コストパフォーマンスは抜群に良いです。

例により、DELLオプションより安いメモリー&内蔵パーツを足してスペックアップ。
現在はこのようなスペックで使っています。

Intel Core2 Duo T7100
1GB DDR2-667 SO-DIMM x2(標準512MB x2)
80GB HDD SATA1.5Gbps/AHCI(Hitachi HTS541680J9SA00)
Toshiba TS-L802A HD DVD-ROM/DVDスーパーマルチドライブ(標準はコンボドライブ)
WXGA+グレア液晶/GeForce8600M GT 256MB
Intel WiFi Link 4965AGN(標準は無線LANなし)
Windows Vista Home Premium(標準はHome Basic)
Intel TurboMemory 1GB(標準はなし)

結果として、メモリー/ドライブ/無線LAN/ITMを追加しましたが、
10万程度で完成しています。
というより、HD DVDをつけてこのコストパフォーマンスは自分でも驚きですね。

◆ 体感速度の変化
特にAeroを使うとわかるのですが、M1210に比べると動作は快適です。
M1210のほうがCPUクロックが高く(T2600へ交換済み)、グラフィックで1500がカバーしていますが、それにしたとしても7400と8600GTの差は大きく、その差があるのかと思います。
FSB800MHzへアップされているので、まあ速くなっているんじゃないかと思います。

あと、ようやくReady BoostやReady Driveが使えるようになったのですが、OS起動自体は1分かからないので、その部分だけ目立って速いような気がします。

◆ 液晶の質
LG PhilipsのWXGA+液晶が搭載されていました。
左右の視野角は割と広めですが、上下の視野角は非常に狭いです。
輝度はそこそこありますが、メジャーメーカーの液晶に比べると平凡ですね。
今までのDELLよりは質が上がってるので、それほど気にならないレベルです。

◆ キーボード:配列やタッチ
キーボードはそれほどいいものではないです。全体的にやわらかい感じです。
右端のEnter横にDel/Home/PageUP/PageDn/Endがあるため、ミスタイプを誘いそうですが、そこは実家でSolo9300を使っているので、馴れっこですね。
タッチパッドのボタンもやわらかく、違和感を感じるときもあります。

サイズが大きいのにもかかわらず、キーピッチがM1210と変わらないのは秘密です。

◆ サウンド
ヘッドフォンノイズが巷では騒がれていますが、ヘッドフォンを使っていないのでわかりません。
サウンドは、おなじみHD-Audioです。
スピーカーは前面のパームレスト下にあり、サイズが大きいせいかそれなりにいい音が鳴ります。
残念なのは、やや下向きについていることで、特にテーブルなどに載せると音がこもることです。そこそこ大きいレンジのスピーカーがありながら、それが生きないのはもったいないです。

◆ 筐体:質感や強度
強度はそこそこです。Latitude系よりはやや弱そうな印象もありますが、実際はそんなに弱くないと思います。角が丸いので、見栄えとともに意外な印象です。
黒一色の筐体は、チープに思われると思われがちですが、これも意外と見栄えがよく、キレイに見えるのが不思議です。
ただ、相変わらずDELLという質実剛健のイメージを脱していないため、企業用と見られるのは仕方がないと思われます。
まあ、見栄えを気にするようであれば、Inspiron1520があるわけですから、好みの問題ではないかなあと思います。

◆ 筐体:各種コネクタの位置
左側面は前からEXPRESSカード、ヘッドフォン端子、ワイヤレススイッチ、ケンジントン。右側面は前からドライブ、マルチカードリーダー、IEEE1394(4ピン)、RGB端子、LAN、USB x2。裏左にモデム、右にUSB x2とS-Video端子です。
前面のパームレストにオーディオ操作キーがあります。

◆ 静粛性:HDD, 光学ドライブ, 冷却ファン
標準でオーバークロックしていますが、ファンが回っても静かです。
ここがDELLの真骨頂のひとつかもしれません。
ドライブはHD DVDというキワモノなのか知りませんが、高回転で結構うるさいです。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
3キロ弱という重さを考慮すると、持ち運びはないと考えていいと思います。
95wアダプターですが、サイズも同じですし、特に違いがないような気もします。

ちなみに65wアダプターを挿すと、警告が出ます。
充電が遅くなるというぐらいで、突然止まるというわけではないようです。

◆ その他
GeForce8600GTのオーバークロック耐性が非常に高いということで、常用コア600MHz/メモリー550MHz(DDR1100MHz)動作でも、一切不具合が出ません。
メモリークロックはこれ以上上げることが出来ませんが、コアクロックはまだまだいけるかもしれません。
疑惑のメモリーですが、256MB GDDR3 128bitでした。TC構成は、2GBの場合は最大768MBまで割り当てとなります。

FMOベンチは17691、Core2Duoの底力は十分発揮しています。

現状HD DVDを再生できるソフトがない上に、見られる映画自体がまだまだ少なく、近所のCD屋に売っていないので、かなり先の話になりそうです。

miniPCI-Eスロットは全部で3つあります。
ITM用と、4965AGN用、さらにもうひとつありますが、米国などではこういったものをすべて埋める方もいそうです。
ちなみにアンテナは全部で7本入っており、2+2+3の組み合わせで通信が出来るといった仕様も考えられるのではないかと思います。
オプションの11nは高すぎるので、3945ABGでも問題ないなら、そっちだけ別に買ってもいいのではないかと思います。

◆ 総評
まあ、もう金額がありえないので、どんなものであっても100点じゃないかと。
正直、8万強で8600GTが搭載されているだけで「買い」の一品です。

もちろん納得のいかない部分があったり、企業用でありながら、MediaDirectが入ってたりと無駄が多いのも事実なのですが、安い分気にしないならそれで済む問題です。

過度な期待は禁物というのがDELLの鉄則ですが、値段が値段だけに期待はずれでも多少は目をつぶれるのではないかと思います。
何よりCore2Duo+8400M GSですら、標準79,980円のPCには各社搭載されていないのですから、それを考えればより恵まれた装備を持ち、メインでもサブでも使っていけるだけの拡張性があるのは、非常にアドバンテージと考えていいと思います。
それだけに、ベースキットとしての購入をお勧めしたいと思います。手間も含めて楽しめれば、購入した価値は十分あると思います。

無論1年間のパーツ保証ぐらいのレベルだと思うと気が楽です。
今回も日本語の通じないサポートには苦しめられましたので、そういう保証が欲しいという方は、迷わず選択肢からはずしてかまわないと思います。

それを踏まえた上で、私自身は極上のPCだと思っていますが、いかがでしょうか。