評価 | |
GPU | GeForce 8600M GS |
CPU | Core 2 Duo |
DRAM | 1 GB |
OS | Vista |
投稿者 | けり介 | 2007-10-17 01:17:37 |
◆ 体感速度の変化・・・以前使用していたVAIO FR55は,アスロン1.8の768MBだったのでそれなりにサクサク動いていましたが,動画編集をするとかなりきつかったです。ビスタなのでそれなりだろうと思っていましたが,メモリ1Gでもストレスなく動いています。動画編集もこのスペックで行っていますが,CPU性能が優れているせいか超スムーズです。ハイビジョンとかになってくるとメモリも2Gは必要になるんでしょうが・・・。
◆ 液晶の質・・・発色はとてもきれいです。よく言われる映りこみも私は気になりません。明るさも申し分ありません。WSXGAにしましたので,17インチのディスプレイを無駄なく使えています。高解像度にしてよかったと思います。
◆ キーボード:配列やタッチ・・・はっきり言ってあまりよくありません。テンキー上部がたわんでいること,右シフトキーが小さく,隣の↑キーと押し間違えてしまうことがあるからです。せめてカーソルキーは一段下げ,シフトキーは大きくしてほしかったです。店頭で見たときはテンキーの沈み込みは感じなかったので,もしかすると不良品なのかもしれません。もう一度店頭で確認して,ひどいようなら交換したいと思います。テンキー以外は剛性もあり,非常にタッチしやすいキーボードです。
◆ サウンド・・・さすがALTECです。重低音というわけではないですが,中高音がしっかりしています。かなりクリアーな音です。ノートでこれほどの音を出すのはこのモデルくらいでしょう。音は個人好みもあると思いますが,東芝ノートに装備されているharman kardonよりも個人的には上だと思います。音量を上げても音割れしません。
◆ 筐体:質感や強度・・・ヒンジが硬く,この辺は剛性感を感じます。気になるのはDVDドライブが安っぽいことでしょうか。あまり強く開け閉めするとプラスチック部分が割れそうです。ですので開閉はやさしく行っています。
◆ 筐体:各種コネクタの位置・・・背面には排気口のみで,よく使うUSBも左に2個,右に1個と両サイドにあります。以前のVAIOがUSBが背面で使いにくかったので,とても使いやすいと思います。
◆ 静粛性:HDD, 光学ドライブ, 冷却ファン・・・HDDの熱は若干あります。ただ前モデルのdv9200の書き込みにあるほど熱はないと思います。パームレスト部分もほんのり暖かくなる程度ですし,GPUも8600Mだからなのか,グラフィックカード付近もさほど熱は持っていないようです。おそらくdv9500になってかなり改善されたのでしょう。
◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど・・・私は自動車通勤なので,このパソコンを毎日自動車で持ち運びしています。画面が大きい分筐体も大きいですが,厚みがないのでさほど気になりません。アダプタの大きさも,VAIOより小さいです。
◆ その他・・・筐体がHP inprintとかいう特殊な加工をしており,光沢があり非常にきれいなのですが,指紋の付着が目立ちます。しょっちゅう拭いてあげないと汚く見えます。標準で拭き取りクロスが同包されていたのはとても親切ですね。
◆ 総評・・・性能,デザインなどを考慮して非常にコストパフォーマンスに優れたモデルと思います。グラフィックが8600M GSの256MBになって,前モデルのdv9200のGo7600よりスペック的にアップしたのかどうかは疑問ですね。(もちろんDirectX10に対応したのでアップしていると思いますが)私のようなビジネスと動画編集中心の使い方なら十分すぎる性能だと思います。