フェイス UG

GPU
GeForce Go 7950 GTX SLI
◆ 購入のきっかけと価格
きっかけはF.E.A.R. Extraction Pointで、M570Aだとシーンによってカクカクだったりスムースに動いたりの落差がありました。しかし、Inspiron9400では高解像度には出来ないものの終始安定していました。デュアルコアCPUの力をまざまざと感じました。
当初の計画ではInspiron9400のC2D化&HDD強化だったりM590KEの購入でしたが、D9Cの発表で俄然興味を惹かれました。掲示板やここの評判を見て、”静か”のコメントで購入に至りました。
あと、WindowsXPで動作するというのも重要なポイントでした。ちょうどDELLのXPS M1730のリーク情報が出ていましたが、M1730はVistaでの販売になりそうな点、8800M自体が出てくるのとXPの販売終了のタイミングが微妙そうな点、という観点から8800Mを待たずにD900Cの7950GTX SLIで決めました。私の最後のXP機になると思います。

本体構成は
CPU : Core 2 Duo E6700 (2.66GHz)
GPU : GeForce Go 7950GTX 512MB SLI (512MB x2)
Memory : BUFFALO PC2-5300 (DDR2-667MHz) 2GB x2 (4GB)
HDD : Hitachi/IBM HTS722010K9SA00 (100GB 7200rpm) x2 RAID0
    Hitachi/IBM HTS542525K9A300 (250GB 5400rpm) No RAID

X6800との差額が大きかったのでE6700を選択。3台目のHDDとメモリは別途購入し自分で設置。RAID構成は、注文時のオーダー画面の指定場所が分かりにくかった為、非RAIDで発注し自分でRAID0に設定してインストールしました。
しかし、オーダーから届くまでに1ヵ月半もかかりました。長かったぁ~

◆ 体感速度の変化
HDDをRAID0にしたためか、あらゆる動作がスムースです。デスクトップの7200rpm(非RAID)と同じ感じです。気のせいかな?
ゲームをちょっとやってみましたが、どのタイトルも軒並みUXGAでスルスル動いてくれます。
肝心のF.E.A.R. Extraction Pointは、さすがにMaximum設定のUXGAでは厳しいシーンもありますが、SXGA+ならMaximum設定でも実際のゲームは快適です。M570Aは設定を落としまくってXGA、それなりに落としてもSVGAでないと滑らかに動かなかったので、パワーの違いが明白です。

ベンチは全てSLIを有効にしています。時間があまり取れなかったので2回計測の平均で、Specviewだけは1回の計測です。
ドライバ類は初期状態。またSound Blaster X-Fiカードを挿した状態(ドライバのみインストール)で行っています。

◆ 液晶の質
若干白飛びしていて青っぽい発色です。輝度は最大でもあまり眩しくないです。視野角は左右はまあまあ、上下は狭いです。
輝度ムラが若干ありますが、画面を単色にすれば分かる程度です。僅かですがギラツブ感があります。
しかしバックライトの漏れは少ないので、暗闇シーンの多いFPSでも興が削がれる事はありません。(結構気になる性質なので)
画面が青っぽいので、また例の如くi1Display2でキャリブレーションしてみました。画像は3ヶ所測って結果を重ねたものです。
色域は狭く発色はそれなりです。レタッチ等にはあまり向かないと思います。しかし、このカーブからするとLGのようですね。

◆ キーボード:配列やタッチ
購入と同時に英語キーボードも注文しました。袋にD900T用というシールが貼ってあったので、これでいいのか誤発注なのか分かりませんが、取付けは出来ました。ただ、一部のキー(xとv、稀に左Ctrl)が何回か押してやっと反応するという現象があるので不良品かもしれません。しつこく取付け取外しを行ったら結構マシになりました。日本語キーボードは正常に働きます。

配列はM570Aと一緒(本来は左下Fnですが)なので、操作感に変化はありません。英語キーボードだと右Ctrlが自然な位置にあるので、使いやすいと思います。テンキーは英語キーボードだとM570Aも通してミスタイプは今までありません。しかし、私はテンキーをNum Lockオフにして使っています。本体側のHome,End,Page up,Page DownキーがFnとの併用なので、これらのキーを多用する場合は不便です。
M570Aと違いキーボード自体にたわみがあまり無く、キータッチも落ち着いた感じで個人的には好みな方です。しかし、もう少しカッチリ感が欲しいかな?といったところです。
タッチパッドのボタンはちょっと硬めのタッチですが、M570Aよりは操作性がいいです。また、M570Aにあった“不用意に触れてしまう”といったことが無いので、タッチパッドを無効にしなくても問題ないです。まあ、これが普通なのですが・・・。

◆ サウンド
スピーカーが手前とキーボード両脇の4ヶ所にあり、音量はかなり出せます。低音は弱いですがスカスカという程ではないです。
ヘッドホン出力はM570Aにあったヘンなノイズも無く割りとマトモです。ホワイトノイズはInspiron9400と同程度か少なめ。音質は中音重視のかまぼこ型で低音は若干控えめです。
私はサウンドに期待していなかったので、予めSound Blaster X-Fi Xtreme Audio Notebookを購入しました。
実際に使ってみるとユーティリティ関連がどうも怪しいので、ドライバのみインストールして使っています。今のところこれで問題無いようですが、メニューバーの“ハードウェアの取り外し”の項目には「PCI標準PCI to PCIブリッジ」って出てきます(´ω`;)

D900Cの問題か、Sound Blaster X-Fiカードの問題なのか、Expressカード自体がこんな物なのか分かりませんが、プラグを抜く時にカードも一緒に抜けてしまうことがあるのはちょっと唖然・・・。というかちょっと勘弁(^^;

◆ 筐体:質感や強度
現物を見ていなかったので、写真から判断してソリッド塗装かと思っていました。でも実際はパール(メタリック)塗装の上にクリアー塗装がされていますし、天板はヘアライン仕上げで質感は割といいです。ただ、天板の真ん中にでんと四角い「NOTEBOOK」という素っ気無いエンブレムがあるのは、これらの質感を台無しにしていなくもないような・・・。
あと色調は渋めの濃い青で、写真で見るよりはいい色です。案外カッコいい色かも。(でも、やはりグレーの方が良かった・・・)
しかし、そのクリアー塗装のために指紋が付きやすく、かつ濃色のために指紋等の汚れも目立ちやすいです。
強度・耐久性は分かりませんが、ディスプレイのヒンジが硬いので丁寧にゆっくり開け閉めしています。

◆ 筐体:各種コネクタの位置
USBコネクタが右側4箇所のみ、というのがちょっと難。コネクタの左右間隔が広いのはいいのですが、上下間隔が狭いのは難。ということで左側にも1個か2個コネクタが欲しいところです。
その左側にはLANコネクタがあるのですが、個人的には後ろにあった方がいいです。
しかし最大の難点は、光学ドライブの上にExpressカードスロットがあることです。Sound Blaster X-Fiカードを挿して、さらにプラグを挿すとCD等の出し入れが非常に困ります。一応購入前に分かっていたことですが、実際に目の前にしてみると(;^ω^)・・・な気分です。

◆ 筐体:発熱処理
Expressカードを挿していない状態でもパームレスト左側、特にフチの辺りが暖かくなります。
パームレスト右側は3台目のHDDを付けていなければ発熱がありませんが、HDDを付けていると熱が伝わってきます。私は5400rpmドライブを増設しましたが、フォーマット時に若干発熱を感じたものの普段はほんのり暖かい程度です。
ゲーム等の負荷の高いアプリを起動していると、キーボード奥とディスプレイ付け根の間(インジケータや電源ボタン等が配置されているところ)がかなり熱くなります。
キーボードをめくるとヒートパイプが見えたのですが(ノースブリッジ?)、そのためかキーボードも若干暖かくなります。
パームレスト部分はM570Aより発熱は抑えられているものの、キーボードから奥側の発熱処理は甘いと感じました。
あとフル稼働時は排熱量そのものが凄いです。かなりの温風(熱風)が出てきます。

◆ 静粛性:HDD, 光学ドライブ, 冷却ファン
冷却ファンですが、これが結構静かです。Inspiron9400と同等といったところです。ブラウザを起動している程度なら、ファンは極低速で回るか止まっていて静かですし、フル稼働でも轟音にはなりません。低周波音があまり無いので、それ程耳障りな音ではありません。ただし発熱量の違いのためか、Inspiron9400ではファンが止まっているような状態でもこちらは動いています。
HDDも静かです。HDD自体が静かなのかもしれませんが、中央手前というマウント位置を考えると優秀かもしれません。
しかし光学ドライブはかなりうるさいです。本体と共鳴しているかのようです。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
本体、ACアダプタともにかなり重く、とてもモバイルする気になれません。並の男性でもちょっと苦労すると思います。
しかし、今回もバッグが付属されてきました。この巨艦を収納するバッグはそうそう無いので重宝はしています。
まあ、相当の気合があればモバイルできないこともないでしょう・・・。

◆ その他
付属品にUSB・FDDがありましたが、普通に市販されているOwltech製でした。ショップや入荷状況等で変わりそうですね。
HDD3台目のマウント位置はバッテリーの直上にあります(パームレスト右側直下)。ここはスリットもファンも無く、熱が篭りそうで心配です。そもそも、バッテリーとHDDが抱き合わせな構造には少々驚きました。
SonyのUSBメモリ(POCKETBIT MINI)の4GBが何故か認識できません。バッファローのUSBメモリは認識できましたが・・・。
キーボード右下辺りに、Core 2 DuoとnVIDIAのステッカーに加えFaithのステッカーまで貼ってありました。こういうのは貼らないで添付してくれた方がありがたいです。(結局剥がしました。剥がした方がカッコいいように思います。)
メモリを交換するのにも沢山のネジ(10個)を外して底板を外し、さらにネジ止め(3個)になっているファンを外さなくてはなりません。とても初心者には優しくないパソコンだと思いますが、ファンが4つ並んでいる様はなかなか壮観です。

◆ 総評
性能が文句無しに凄い。トータル性能ではデスクトップの上の下といったところでしょうが、ノートでこれだけの性能が得られるというところに魅力を感じます。逆にそこに魅力を感じられないと、デカくて重いだけの前時代的なノートにしか見えないでしょう。
そういう意味でもかなり人を選ぶノートだと思います。
逆に、このノートにピンときたら迷わず買った方がいいと思います(笑