ソニー VAIO VGN-SZ94PS

評価0 点
GPUGeForce 8400M GS
CPUCore 2 Duo
DRAM2 GB
OSXP
投稿者うみた
2007-12-23 20:50:08
いつも参考にさせて頂いています。2年ぶりの投稿です。
前回のMebiusは実家の両親用のマシンだったので、ベンチだけとって自分はほとんど使っていませんが、今回はやっと自分用のNewMachineです!
当然レポートにも気合が入るところですが、今日届いたばかりなので、まずはベンチのみにて失礼します。
なお、2GBのメインメモリは、本体とは別購入の1GBx2(IOdata)です。
グラフィックドライバは購入時のまま(6.14.0011.5666)です。

------------------------ 2008.1.14 追記 ------------------------

◆ 購入のきっかけと価格
この4年間大事に使ってきた、Lavie type J(PentiumM+M.Radeon7500)が……、
…とにかく絶好調で全く不調知らずなので(^^; (←?) 、なかなか買い替えのきっかけを掴めなかったのですが、最近は、満足に動かなかったり起動すらしないゲームタイトル(体験版)がザラになってきたので、そろそろ新しいマシンが欲しいなぁと、胸を焦がしておりました。
Vista はしばらく見送りたいので、XP 搭載で自分好みのモデルを探していたところ、初代モデルから注目していたVAIO SZ の現行モデル(SZ94)にXP版が登場!ということで、SZ買うなら今がチャンスかも? いやしかし、近いうちにPenrynモデルも出てくるんだろうし、もう少し我慢して待とうかなぁ。そろそろメジャーチェンジでもっと良くなるのかもしれないし。でも、現行機も結構バランスよさそうなんだよねぇ……。
……だんだん考えるのが面倒になってきたので、えいやと買ってしまいました。
sonystyle12月上旬の価格改定後に購入です。

◆ 体感速度の変化
4年前のPCとの比較では、3Dゲームは比べものになりませんが、Office系アプリ,動画・音楽再生などに使っている限りでは特段変化は感じません。アプリの起動が少し速くなったかな、という程度。

◆ 液晶の質
良いです。ツルツルなのに思ったより映り込みが少なく、また、視野角の広さも充分で見やすいです。

◆ キーボード:配列やタッチ
最初の印象として、全体的にパタパタする感じが気になりました。キートップの独特の形状のせいで(キートップ面積が広い)、遊び(ぐらつき)を大きく感じるせいかもしれません。若干ストロークが深いのも原因かも。
その後、慣れてきてあまり気にならなくなりました。

◆ サウンド
内蔵スピーカ(ステレオ)は、ノートにしては悪くない,というレベルです。音楽鑑賞には力不足ですが、遊びなれたゲームの効果音を聴く程度なら、充分な能力を持っていると思います。ただ、聴こえにくい音域はあります(低音は弱い)。サイズ上、仕方のないところでしょうね。
一方、ヘッドホン出力はかなり上等です。特に、無音時に本当に無音に感じられる(ノイズが聴こえてこない)点は、PCらしくなくて素敵です。

◆ 筐体:質感や強度
質感は全体的に気に入っています。液晶パネル側も、薄い割に強度面での不安は特に感じません。
ただ、液晶パネル上部の枠部分の貼り合わせがやや甘いのか、開け閉めの際、つまんで力を加えると場所によって「ピシッ」と軋みます。個体の問題だとは思いますが、この点は、せっかくの高品位感を損なってちょっと不満。

◆ 筐体:各種コネクタの位置
少し気になるのは、USBコネクタ(挿しこみ口)の位置がやや低すぎることです。自分の使用範囲では今のところ不都合はありませんが、コネクタ一体型で少し厚みのあるデバイスだと、机上面にあたって直挿しできないものもあると思います。

◆ 静粛性:HDD, 光学ドライブ, 冷却ファン
テキスト入力などの軽い作業や音楽・動画再生などでは、ファンの音は(回っていても)全く気にならないレベルです。HDDのアクセス音も静かな部類だと思います。全体的に静かです。
一方、ベンチや3Dゲームを走らせてファンが最大限回る状態になると、パームレストに置いた手にファンの震動がブンブンと伝わってきます。これはかなり気になりますが、「うむ、頑張っておるのぉ」と思って許しています(笑)。
それでも、パームレストが熱くなることはなく、この季節はちょっと手がひんやりしますね。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
日常的にモバイル使用をするわけではないので、あまり重さにシビアではないのですが、カバンに入れて持ち運んだり、新幹線の中で膝の上にのせてちょっと使ってみたりした限りでは、特に重さが気になる場面はありませんでした。
ACアダプタは、これまで使っていたもの(Lavie付属品)がかなり小型だったので、SZのスティックタイプですら、店頭の展示品を見た際に「何、この○○デっカいアダプタ!」と呆れましたが、実際に使ってみると、スティックタイプは机上に乗せることになるため(ケーブルの長さ上、必然的に)、全く大きさは気になりません。むしろ足もと(コンセントまわり)がすっきりして気分が良いです。

◆ その他
やや残念な点は、Vista版SZと比べて付属ソフトが大幅に省略されていること。
余計なソフトが盛りだくさんなのも困りものですが、私は音楽が趣味で、Mastering Studio には興味を持っていましたので、それが試せないのはちょっと残念。
他にも実用ソフトを含めいろいろと削られているので、初PCをSZにしようという方は、XP機は物足りないかもしれません。XPかVistaか迷っている方は、付属ソフトに関しても事前によく比較・検討されることをおすすめします。

◆ 総評
バランス良くまとまったマシンだと思います。
最新ゲームをバリバリ遊びたいという方には性能が足りませんが、“気合いを入れて遊ぶゲームは少し古めのものか軽めのMMOが主体で、最新ゲームは体験版程度で満足”、という私には充分だと思っています。
正直なところ、もう少し3D性能が欲しいですが、マシンサイズとの兼ね合いでやむを得ないんでしょうかね。何はともあれ、この路線(モバイルサイズの単体GPU搭載ノート)のマシンは是非今後も性能向上を追求して欲しいと思います。もっと選択肢(他メーカー機)が増えると楽しいんですけどね。

<追伸>
蹴茶さま、ゲーム評価は全て体験版によるものです。体験版で遊べる範囲での評価である点、ご了解ください。