デル XPS M1330

GPU
GeForce 8400M GS
皆様お久しぶりです。
今回は、なぜかレビュー数が少ないM1330を購入したので、速報であげてみます。

◆ 購入のきっかけと価格
M1210の代替として購入しました。残念ながらM1210は友人へ売却となりました。
そもそもにM1530を購入する予定だったのですが、某電気店で実物を見て、見た目がぼてっとした感じだったこともあり、こっちを買おうかと思った次第です。
ただ、購入直後にWSXGA+が選択できるようになったことで、M1530にもようやくアドバンテージが見えてきたような気がしました。
しかしM1210を手放したあとだったこともあり、当然ながらM1210代替として購入することになったので、今回は先にM1330を購入することになりました。

スペックは
Intel Core2Duo T7250 2GHz L2=2MB
DDR2-667 1GB x2
120GB 5400rpm SATA(WD1200BEVS)
DVD+-RW UJ-857G
GeForce8400M GS(GDDR3 128MB + 128MBTC 専用メモリー64bit接続)
WXGA液晶
Intel 4965AGN 無線LAN(換装)/Bluetoothモジュール

これで126,000円です。
今回はヤフオク即納で購入。もともとベースモデルで、後々中を交換する予定もあり、別にスペックがどうでもよかったということで、購入しました。
やや良心的になったとはいえ、DELL特価では予算が回りません(笑)

◆ 体感速度の変化
Vostro1500がT7100だったこともあり、さらに速度は上がったと思われますが、なによりXP化とSP3へのアップデートが利いており、デフォルトでも十分快適です。
Vistaが重いわけでもないのでしょうが、グラフィックが非力なモデルではそこで足を引っ張りがちなので、そういうときのXPはパフォーマンスを稼ぐのに最適かもしれません。
面白くないスペックなので、Penryn発売後はなにかしら交換しようかと考えています。

◆ 液晶の質
LG製、公証220cdらしいです。
確かに明るいのは明るいのですが、なぜかVostro1500に搭載されているWXGA+の液晶のほうが明るいようです。(ちなみに、WXGA+液晶は公証200cdらしいです)
しかし、M1210からすれば、さらに良くなったようで映りは良好。WLED液晶も検討しましたがこれぐらいで十分すぎる明るさです。
欲を言えば、WXGA+ぐらい解像度があれば、このサイズにはちょうどいいと思うのですが、ないものねだりですのでしょうがないところです。

◆ キーボード:配列やタッチ
いわゆる変型6列キーボードです。昔の外資系キーボードの流れを汲むタイプです。
右端のキーのおかげで、M1210よりはタイプミスが多いといわれていますが、Vostro1500を使っていたこともあり、慣れとは恐ろしいもので、ほとんど間違えることはありません。
肝心のキーボードのたたき心地は、非常に心地いいもので、満足できるものに仕上がっていると思います。こういった細かい部分での質の向上は歓迎するものです。

◆ サウンド
キーボード上の、ヒンジと一体化したようなデザインです。
前モデルが液晶の下だったので、この辺の音の出方は変わらないのですが、音は少しマシに聞こえます。無論過信できるほどいい音ではありませんが、DVDの鑑賞などでは違いを感じさせるようになっていると思います。

◆ 筐体:質感や強度
マグネシウムボディは、VAIO 505を思わせるような質感もあり、高級感がアップしているほか、軽量化にも貢献しているものと思われます。
M1210に比べても非常に軽く、また薄くなっているためサイズが大きくなっているにも関わらず見た目以上に軽いのが印象的です。
剛性もあり、プラスチックボディに独特の弱さが筐体にあったDELLのPCで、初めてといっていいぐらい強度が加わったと思います。
天版はM1210と変わらないブラックを選びましたが、これで家族の目をごまかせたのは内緒です。実際に閉じてしまえば、見栄えはあまり変わりません。
奥から手前に傾斜しているあたりは、VAIO Zシリーズを髣髴とさせるようなデザインとなっており、デザインには相当力を入れたように見えます。

◆ 筐体:各種コネクタの位置
側面ヒンジ採用のため、背面には端子がありません。
左側面奥より、AC、RGB、LAN、USB、HDMI、IEEE1394、HDDベイ。
右側面奥より、ケンジントンロック、スロットインDVD-RW、USB、ExpressCardとなります。
パームレスト下にオーディオ端子とマルチカードリーダーがあります。

USBの数が2個と、絶対的に不足する事態も予想されるかもしれません。
また、前面にカードリーダーがあることも場合に邪魔になるような気もします。

◆ 静粛性:HDD, 光学ドライブ, 冷却ファン
HDDや光学ドライブは静かです。
光学ドライブが9.5mm幅のため、仮に交換することになれば、かなり面倒なことになりそうです。BD-ROMなんかが出てくれば、面白いかもしれません。
構造上音が大きいのは仕方ないところですが、回転し始めればそれほど問題はありません。
HDDは交換してしまえば、ある程度は軽減できるので、今は問題としません。
一方、今回非常に興味を引いたのは、冷却ファンの動作。
T42じゃないですが、ほぼ常時回すことにより、騒音を低減化することに成功していると思います。もともとT40シリーズでは、薄型にするためにそのような機構をとったと思われますが、同様のことを行ったと考えるのが妥当かと思います。
ただ、全開になればこのサイズとは思えないほどの音で高速回転するため、かなり気になることになってしまいます。最大の欠点といってもいいでしょう。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
65wモバイルアダプターというやや特殊な小型アダプターを専用で用意。
穴が六角となっており、わざわざ専用に作ったことを表現しています。しかしながらいわゆるD型アダプターであれば利用可能で、90wや65wなら特に異常をきたすこともなく動いてしまいます。
専用アダプターはメガネではなく、ミッキータイプとなっています。このため、ダイヤテックのYL-3114を使い、通常のメガネケーブルが使えるように変換しています。
モバイルを名乗るだけあり、Let's Noteのアダプターより一回り大きなぐらいです。ひと昔前のB5ノートのアダプターぐらいだと思うと、わかるかもしれません。
バッテリーは残念ながら6セルタイプですが、筐体に収まるという点ではこれでいいのかもしれません。

◆ その他
まず、ヒンジが割とゆるい感じが否めないです。
誰も書いてないところを見ると、そこまで不安を感じないのかもしれませんが、歴代ノートの中では一番ゆるいです。これはヒンジの構造上の問題もあると思いますが、デザインを重視した結果としてこのような事態になっているのであれば、遺憾です。
質実剛健だったDELLのイメージを覆してしまうぐらいに、不安になるぐらつきです。
キーボード上のショートカットキーが、タッチセンサーになっていますが、反応があまり良くなく、特に機械的にボタンのないドライブイジェクトは、怖くなってしまいます。スタイリッシュにすることより、使い勝手を向上したほうが嬉しいのですが。
ウェブカメラのソフトは、一部のメッセンジャーなどではフリーズしてしまいます。
ウインドウズ標準のドライバーのほうが、調節もできて便利です。
200万画素と、市販のウェブカメラにも負けないぐらいきれいに映るので、何かしらで使いたいですね。
Bluetoothは、おもにW54Tなどとの接続に使っています。写真を直接送れるなど細かい部分で使えるデバイスです。マウスなどもあれば便利かもしれません。

それから、GeForce8400M GSの数値がいろいろ出ていますが、
実メモリー(ローカル)は128MB、TCは128MBまで割り当て。表示上は256MBで出てきます。しかしながら、Vistaでは自動的に2GBで1GBまで、グラフィックメモリーが割り当てられるようです。
XPでもアプリケーションによっては512MBまで割り当てられるようですが、SP3を導入することによって、256MB固定となりました。SP2ではうまくTCのメモリー管理ができていないのではないでしょうか。
ちなみに、実際VRAMが128MB使い切るような状態は少ないので、あまり必要ないのかもしれません。

◆ 総評
いい意味でも悪い意味でもDELL。値段を考えれば妥当で、十分すぎるぐらいの満足感を得られるので、コストパフォーマンスは非常に高いでしょう。
もちろんDELLはコストパフォーマンスで他社を凌駕するべきメーカーなので、質感はこれまで重視されていない感じがありましたが、XPSシリーズは2世代目になったこともあり、完全にそれを脱却したようです。
しかし、質感を上げたことの代償みたいなものが、以上に上げたような点で、出てきているので、まだまだ改善の余地はあると思います。
性能自体は非常に高く、ゲーム自体にも不満の無いレベルまで上がっただけに、もう少し詰めていくだけでも、もっといい商品になると思います。
そういった細かい要求にこたえていけるかどうかが、今後のDELLのシェアにも出てくるんじゃないかと思います。

まずは速報という形で購入時のスペックデータを出してみました。
今後、またCPUやHDDなどを換装した際には、データをとってみようかと思います。