ドスパラ Prime Note Chronos IX

GPU
GeForce 8600M GT
蹴茶様のサイトでいろいろ参考と勉強になりまして、
3年ぶりのノート購入を機に、レポートさせて頂きます。

◆ 購入のきっかけと価格
いままで使っていたLavie Sの性能限界を感じていたので、
15.4インチ、WinXP、GeForce 8600M GTという条件で購入を検討しました。
Vostro 1500も考えていましたが、とにかく早く欲しいので、
WinXP Homeと3年保証つきでこちらを店頭から購入しました。値段は¥165,000でした。

◆ 体感速度の変化
Lavie SのPen M 1.60GHz+1GメモリからCore 2 Duo 2.20GHz+2Gメモリに
なったことがあって、SuperPIと起動時間はともに従来の半分以下になりました。
しかし、IEなどのアプリケーションを使ってたところ、
思ったほどにパフォーマンスの向上は感じませんでした。
両方とも5400rpmのHDDなので、やはりHDDのスピードがネックになったのでしょうか。

◆ 液晶の質
今使っている輝度300cdのSyncMaster245Bに比べて、明るさと発色は劣らないと思います。
WXGA+の解像度も15.4インチモニターにぴったりで、満足しています。

◆ キーボード:配列やタッチ
キーボードのタッチ感はよくないが、慣れれば我慢できないほどでもないですね。
ただし、ローマ字入力を使っているので、Spaceキーが低いのは不満です。
それに、Deleteの右にはPauseがあって、左CtrlとFnの配列がいままでのものと
逆になっているので、なかなか慣れません。

◆ サウンド
Lavie SのSoundVuには及ばないが、ほかのノートに比べるとかなり満足しています。
ただし、なぜかヘッドフォンはパワーがありすぎて、
耳につけなくてもスピーカー並みに聞こえます。
音量を最小にして、やっとヘッドフォンで使えるようになりました。

◆ 筐体:質感や強度
性能のわりに格安なので、あまり期待していなかったが、
思ったより質感が良かったです。

◆ 筐体:各種コネクタの位置
USBは両側に2つずつあるのがGood。
LANとVGA出力が側面配置になったのは最初にいかがと思ったが、
実際に使ってたら、意外と便利です。

◆ 静粛性:HDD, 光学ドライブ, 冷却ファン
ファンが低速の時は静かですが、高負荷になるとやはりうるさいですね。
しかし、それ以上に暴音のクーラーを常に使っているので、あまり気にしません。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
4.3kgもあるLavie Sを持ち歩くことに慣れたおかげか、最初に持ち上げた時、
「軽!」と思いました。とはいえ、重さは3kgで、アダプタも大きいなので、
モバイル性は限られています。
バッテリーは9セル7200mAでLavie Sの1.8倍もあるが、
CPU、GPUとモニターはみんな電力の大食いなので、
駆動時間はLavie Sと同じぐらいの約3時間半しか持ちません。

◆ その他
1.CPUの低電圧化
前のLavie SはRightMark Clock Utilityで低電圧化し、
発熱を抑えるには大きく効果を上げたので、今回も挑戦してみました。
最新のver2.30はなぜか電圧を正確的に測れないので、ver2.25を使いました。
デフォルト電圧は一律1.237Vで、ネット上で調べたところ、
最高クロックを0.975Vで動かす例もあるらしい。
しかし、安定性を考えて、6X倍率を0.95Vに、11X倍率を1.10Vに設定しました。
Prime95二つを1時間走らせたところ、システムの不安定はありませんでした。
ベンチマークも十数回をやって、問題はありません。
今のところこの電圧設定で普通に使っています。
低電圧化前後のCPU最高温度の変化は

 低電圧化前(1.237V)低電圧化後(1.10V)
アイドル5351
Prime95一つ動作6862
Prime95二つ動作74*68

*熱暴走を恐れているので、74度になった時点でPrime95をストップしました。
もし続けば、さらに温度が上がると思います。

2.発熱
蹴茶様がレビューしたChronos ISと同じように、
左パームレストの部分は熱くなります。
底面から見えるパーツの位置から考えると、発熱のもとはGPUと思います。
RivaTunerでモニターしたら、
GPUコア温度は168/100の2Dモードさえもアイドル状態が60-65度ぐらいで、
3Dモードなら高負荷では82度まで上がります。
高負荷温度は大した問題ではなさそうですが、アイドル状態の温度は気になります。
このノートのベースになったCompal FL90の情報を調べたら、
どうやらファンの動作はGPU温度と無関係の設計で、
このノートにしてはGPUがアイドル状態で60度というのは普通らしいです。

3.GPUドライバーとOC
デフォルトのドライバーはForceWare 156.10で、169.09に更新しました。
更新前後のスコアは以下になります。

 156.10169.09
FFXI ver.361796401
3DMark20031071110933
3DMark200565676860
3DMark200631703434


オーバークロック性は高くないですね。コアクロックは一応600MHzまで動いたが、
性能伸びに肝心なVRAMは460MHz以上に上げるとフリーズします。
512MBのVRAMもGeForce 8600M GTではなかなか生かせませんね。
コア575MHz/VRAM460MHzの時のスコアは以下のようです。

 169.09
FFXI ver.36599
3DMark200312465
3DMark20057831
3DMark20063936
コア温度は最高で86度でした。

4.ゲーム体感
Mount & BladeというマイナーなARPGをやっています。
それほど重いゲームではないが、
Lavie SのM.Radeon 9600では画質を最低にしても50人ほどのバトルはかくかくでした。
Chronos IXの場合は、画質を最高にし、200人の合戦をストレスなくプレーできたので、この3年間のGPUの発展に感心しました。
性能を試すため、Lost PlanetのDX9デモもやってみました。
ディフォルト設定のPerformance Testでは、
標準クロックはSnow 20fps, Cave 31fpsで、
オーバークロックはSnow 24fps, Cave 36fpsでした。

◆ 総評
キーボード、発熱問題と低いOC性は残念ですね。
しかし、全体のパフォーマンスを考えると、納得できる買物でした。
GPUの発熱について、クーラーで底面から風を当てるしかいい方法がなさそうですね。
適当なクーラーを探しているので、なにかできたらまだ報告いたします。