評価 | |
GPU | Intel GM965 |
CPU | Core 2 Duo |
DRAM | 4 GB |
OS | XP |
投稿者 | tekondo | 2008-03-24 01:50:58 |
・その昔MacMasters店に勤めていましたが、10年弱さわっていなかったため。
・iTunesがWindowsの数倍速く動くと聞いたので久々に。
・よくみたらSanta RosaのMacBookがレポートされてませんでしたね。というわけで。
・OS X(Leopard) / WinVista(BootCamp) / WinXP(BootCamp) / WinXP(vmware fusion)混合。
◆ 体感速度の変化
・WinXP(BootCamp) 通常のCore2Duoマシンと同等レベルです。十分速い。
・WinXP(vmware) これも3Dを使わなければBootCamp同等です。恐ろしや。
・WinVista vmwareの時にaeroが使えないのでオススメしません。
・OS X ホントに速い。iTunesで10,000曲登録すると劇的に違います。
・なおvmwareは、独自にディスクイメージを作った方が起動が遙かに速いです
・BootCamp経由だと、ちょっと起動だけ待たされる感じになる。
・3Dについては、X3100なのですがVertex Shaderも一応使えるようにドライバ更新できます
・ぶっちゃけ更新しても速度は変わりません
・OS X上では全く問題ありません
・BootCampでも問題ありません
・vmware fusionでは、なんと3DMark 2001SEが動きました。
・でも一部ゲームは動きません。実機の半速ぐらい。
◆ 液晶の質
・ツルピカ液晶。
・ブラックは不自然なほどには際だちません(Macなんでそういうコンセプトだと思われる)
・品質は十分です。ムラなどもありません。
・でもやっぱり1280x800だと狭いです。
・OS Xの場合のみ、稼働中でもDVIポートに接続すると勝手にマルチモニタ化します
・抜くと勝手にシングルモニタ、ノート側を閉じれば外部モニタオンリーに切り替わる
・逆に、手動で変更できません(笑)
◆ キーボード:配列やタッチ
・大昔のパピコン(PC-6001)みたいな見た目ですが、侮ってはいけない
・一ミリたりとも「たわみません」。タイプ感覚も素晴らしい。
・ThinkPadの「鉄板の上で叩く」に対し「プラスチックの塊」の感覚。
・Winで使う場合、まず「半角/全角」がないので、cmdspaceというソフトで凌ぐ。
・DELキーもありません(BS相当になってる)が、Fn+DELで効きます
・その他ホットキーがWinでも同等に使えます。
・タッチパッドもOS X同様に使えます。二本指でスクロールや右クリックは大変便利。
◆ サウンド
・ヘッドホンは、内蔵と思えないぐらい良い音。
・セパレーション・ノイズ・解像度いずれも好感触
・でもThinkPad t61pも同等だったので、最近のノートは全部そうかもしれない
・スピーカーは「鳴ってます」レベル+αです
・OS Xだとさらにレイテンシも非常に小さくできるので、音楽やるときの外付けデバイス不要です
◆ 筐体:質感や強度
・人類史上最高の質感です(笑)
・完璧なる一体成形。底面にまで、バッテリ以外は一切の継ぎ目がありません
・バッテリも完璧にツライチ。
・排気口までうまく隠蔽されてます
・結果として、まるで餅みたいに見えます(白モデル)。
・メモリとHDDはバッテリーを外したところから差します。隠蔽されていると。
・しかもどちらもファミコンカートリッジみたいに差せます。
・実はそれほど強度が高いわけではない(普通レベル)
・特に天板は普通のノートと同等です。ThinkPadやLet'sのようにあつかってはいけません
◆ 筐体:各種コネクタの位置
・USB x 2 / FireWire x 1 / miniDVI x 1 / 1000BASE-T Ethernet
・全部左側面に集中。これまた最高に使いやすい。
・DVI端子がminiDVIという独自の仕様で、5000円もかかる変換コネクタ必須
・でもついてるだけでも僥倖ですね
・FireWireが6ピンです。電源供給できます!
・でも実際に使うと電源不安定で認識に難があったりする(OS Xなんかブルースクリーンで落ちたり)
・ACの接続が、電気ポットのようにマグネット。かつ非常にコネクタが小さい。
・これはWindowsノートにもコピーしてほしいぐらい、最高に便利です。
・純正でminiDVI / AC / USB(iPod)をつなぐと、それすら含めて統一デザインになってます
・自己陶酔できます(笑)
◆ 静粛性:HDD, 光学ドライブ, 冷却ファン
・HDDは全くといっていいほど音がしません。
・換装しても変わりませんでした。密閉性が高いためと思われます。
・光学ドライブは音がする方だが、許容範囲。
・ファンは普段はとっても静か。止まっているかと思うぐらいに。
・でも負荷をかけると、盛大にファンが回る。
・径の小さいファン特有、高めの音です。
・VAIO TX並にうるさいです。こりゃ困ったもんです。
・つまりメールやiTunes、web程度なら完璧です
・エンコードやコンパイル、HD動画などを見ると途端に「ういーん」・・・(笑)
・パームレスト面には熱が伝わってきません
・底面は左膝の付近に熱が溜まります
・ただ、前モデルと違って低温火傷するほどではない
◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
・本体は2kgぐらいですので、モバイルには当然厳しい(MacBook Airが出ましたね)
・車で移動するなら問題ないレベルです。
・ぎゅう詰め満員電車はやめましょう。恐らく液晶割れます。
・バッテリーは実質4時間程度。残量がLEDでわかります。
・アダプタも天才てれびくん。
・デザイン最高・ウォールマウントok・ケーブルが非常に柔らかく細い。
◆ その他
・箱までもが綺麗にデザインされている(笑)
・BootCampは非常に簡単に導入可能でした
・HDDやLANの動作LEDがありません(これはMacの伝統みたいなもんです)
・OS Xの便利さについてほとんど触れませんでしたが・・・
・「大量のファイルを扱いづらい」以外はすべての面でWinを凌駕しています
・ゲームに執着がなければ OS X で使うべきです。OSとしての完成度はケタ違いに高いです。
◆ 総評
・完全にWindowsマシンとして使える完成度
・OS Xにてvmwareを導入し、仮想マルチスクリーンを使えば「瞬間OS切り替え」が実現します
・この環境は感動ものに便利ですが、結局どっちかのOSに収斂していくんですよねー
Leopardの完成度が非常に高かったため
本当はMacBook Pro(17インチ)を更に買うつもりで
完全にWindows脱却を図っていたのですが・・・・・・・
なぜかThinkPad T61pを衝動で買ってしまいましたので、
このMacBookは姉のところにでも里子に出します。