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VAIO VGN-TZ90  windrose さん

 No. 2323

  • Intel 945GMS (256MB)
  • Core 2 Duo 1.2Ghz
  • 2 GB
  • Windows XP
FF11v3 高解 1633

◆ 購入のきっかけと価格
最高のモバイルノートパソコンを探し求めて8年になります。
NotePC一台所有主義(仕事用を除く)を貫き、
様々なNotePCを触ってきましたが、VAIO TZは一つの理想型に見えました。
コストの26万円のことはあまり考えず、衝動的に購入…。


◆ 体感速度の変化
エンコード作業での暴力的なスピードはありませんが。
レスポンスが異常に速く、とても驚きました。
ベンチマークには指標化されませんが、
体感速度は、今まで利用したNotePC中で最も速いと感じました。
デスクトップPCと比較しても遜色ありません。

C2D搭載による並列処理の効果の恩恵でもありますが、、
やはりSSDが効いているという印象です。
ノートPCではHDDのランダムアクセスが
ボトルネックになっていることは明らかです。

OSがVistaであってもそこそこ使えるスピードで、
XP化すると比類なく機敏な動作をします。
過去に何台ものNotePCを渡り歩いてきましたが、
ノートパソコンの概念を覆す敏捷さでした。
グラフィック描画のもたつきが生じない作業をしている限り
このPCで事足ります。


◆ 液晶の質
液晶は文句なく優れています。
輝度、発色に特に優れ、
光沢液晶ですが、反射防止膜(ARコート)の効果で
照り返しはあまり気になりません。

上記の組み合わせは外出時に特に威力を発揮し
輝度を高く設定すると、電車の中などの直射日光下でも
画面がクリアに見ることができます。

11.1インチという液晶の小ささには少し困りますが、
これは携帯性とのトレードオフですのでしかたありません。
液晶4:3時代の10.4インチマシン(Let'sのRシリーズ)に相当します。
12.1インチマシンとは用途が異なりますのでご注意ください。
オフィスでは液晶ディスプレーをつなぎ利用しておりました。
外部出力しているときでも、
高い色再現性を持つ本体液晶は写真のチェック等に大活躍でした。


◆ キーボード:配列やタッチ
ピッチが17mmと狭いキーボードですが、非常に鍵打性は快適です。
打ちこぼしがほとんどありません。不思議です。
おそらく、等間隔かつ正方形のキーは位置が効いているのでしょうか?
また、英字配列ではEnterの位置が小指の自然な位置にくるので、
指への負担が少なくなっています。
最近のAppleキーボードも同様の形態をしていますが、
これがキーボードの正当な進化過程なのかもしれません…。
矢印キーが独立していることもとても良いと思います。

また、パームレストとキーボードの相対関係がよく練られて設計されています。
パームレストは広い方がよいというのが一般的ですが、
このTZの狭いパームレストを経験すると、少し見方が変わります。
パームレストがここまで狭くなると、
デスクトップPCのキーボードのように掌とまったく干渉しません。
さらに、パームレストの発熱もほとんどなく快適です。
購入当初は外付ディスプレイとともに、外付キーボードを利用しておりましたが、
いつの間にか、本体キーボードの方がタイプしやすく感じるようになりました。
それほどまでによいキーボードです。
(管理人様のレポートなどで、SSDの部分が発熱するとのレポートがありましたが、
熱源はBluetooth+無線Lanチップの発熱と思われます。
Bluetoothと5Ghzと2.4Ghzの三つ帯域を同時に使うときに特に発熱するようです。
それ以外の時はパームレストまで熱は伝わりません。
私の環境では10時間シバいても同様です。


◆ サウンド
スピーカーの音はクラス並で、特筆することはありません。
イヤホンのノイズは少ないのですが、音質はLooxUに劣ります。
とても残念でした。

◆ 筐体:質感や強度
デザインは非常に優れています。
英語キーボードにすると、そりゃぁもう…。

華奢に見えますが。その通りに華奢です。
もう、モバイルする気が失せるほどです。
モバイルするならば、天板の上にコーヒーをおけるぐらいの強度は欲しいところです。

購入半年が経過し、最近はぞんざいに扱っていますが
ガタを生じる気配もありません。主要部品は意外に頑丈かもしれません。


◆ 筐体:各種コネクタの位置
USBx3、有線LANポートあり、VGA端子あり、i-Linkありと
申し分ありません。

◆ 静粛性:HDD, 光学ドライブ, 冷却ファン
騒音に関してはエクセレント。
騒音に対しては、購入前に過敏に気にしたポイントでした。
半年ほど利用してのレビューとして、
TZの騒音は音質がよくデザインされており、同じdB値の騒音と比較しても気になりません。
そもそも、あまりファンが回らないように設計されています。
たいていの場合、ファンが回らず無音になります。
TZで最もうるさい部品は2.5インチHDDです。
(VistaはいいところがほとんどないOSですが、
ファンコントロールだけはXPよりも優れています。)

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
軽さも、床面積も問題なし。
ACアダプタも非常に小型で優れています。
バッテリーは3セルでも、3,4時間は持ちます。

◆ その他
Type TZのもう一つの特徴は、
SonyStyleからの購入でSSD+HDDという構成を選択できることです。
私の場合、SSD(システムドライブ)+HD(大容量ストレージ)という使い方で、
これがつぼにはまりました。
過去のファイルやメールの履歴をすべて詰め込み、
どこでも閲覧でき、加工、利用することが可能になります。
自ら移動できる城のようなもので、まさに無敵のモバイルです。
このHDD2基搭載は、他のモデルでや他のメーカーが踏襲してもよいと思いました。

◆ 総評
TypeTZは非常に高い完成度でリリースされ、
それゆえ騒音や熱などでストレスを感じることが少ない、
優れたコンピューターです。
今後、EeePCの台頭でこのカテゴリは消滅しかねません。
VAIOモバイル10周年の終焉モデルのようにも思えます。
手放さず大事に使っていこうと思います。
※いつも楽しくサイトを拝見し、情報を頂いています。
この場を借りて蹴茶様とその仲間の皆様に感謝を申し上げます※

SSDの速さに驚かれたwindroseさんのtype TZレポ。昨今採用モデルを着々と増やしているSSDですが、元々性能の低いHDDが多いノートでは恩恵が大きいですね。またキーボードへの評価も高い。パームレストが狭いノートほど打ちにくいというのは蹴茶も同意するところでうすが、このTZはパームレストが狭すぎて掌に接触せず、逆に邪魔にならないとのこと。なるほど。手の大きさにも寄るとは思いますが、手が大きい方と相性がいいのかもしれませんね。

最後にEeePCによる高級モバイルノート市場の崩壊を懸念されています。確かに今後2,3年は正念場です。低機能ながら安いモバイルノートが普及するのは嬉しいですが、同時に高級モバイル市場が縮小してしまうのは悲しい限りです。メーカーはEeePCとは格段に違う!とユーザーに思わせるだけの明確な差別化が求められそうです。 [2008-4-29]

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