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dynabook SS RX1  bp5c さん bp5c さんさんのほむぺ

>> TOSHIBA

 No. 2363

  • 長所: キーボード
  • 短所: 熱処理
3DMark05 397
FF11v3 高解 1016

dynabook SS RX1 TA106E/2W

◆ 購入のきっかけと価格
会社用のモバイルPCを購入する機会に恵まれたので、購入しました。
検討の際には光学ドライブとXPモデルが選べることを条件に、ダイナブックRX1、レッツのW7、VAIOのSZあたりで悩みましたが、ワープロやパワーポイント程度でマルチメディア性能はほとんど要求無しであることと、持ち運びやすさ(重量だけでなくボディサイズ)や、電池の持ち等で最も優れているRX1にしました。

◆ 体感速度の変化
本格的なモバイルは初めてなので、もう一つ投稿しているX61sと社有PC(Dynabook Satelite J50)の比較で話します
・超低電圧版Core2DuoはFSBが低電圧版より若干低い物のやはりデュアルコア、別に据え置きとして使っているJ50(Dothanコア Celeron M 360J 1.40GHz)よりもやはり快適動作します。
この手のモバイルとして珍しい2.5インチHDDでパフォーマンスも確保されていると思います。
しかし、低電圧版と比較するとエクスプローラーの立ち上げ等で若干のもたつきは感じましたが、ビジネス用途としては十分すぎる性能です。(流石にX61sよりは劣りますが)

◆ 液晶の質
蹴茶氏のレビュー通りです。
はっきり言って視覚野は最悪のレベルですし、省エネ性能を優先した代償が出ている感じがします。グラフィック用途では無力です(グラフィック用途で使う人はいないと思いますが)
この機種でのウリでもあるバックライト消灯による常用は正直難しいのではと感じます。(電池の持ちでその弱点を補ってはいますが)
全く関係ありませんが、この機種の液晶を見ると、Thinkpadは意外と液晶の質が良いんだなと言うことを感じることが出来ます。

◆ キーボード:配列やタッチ
ワイドタイプのメリットが出ており、配列はレッツのような特殊な配列でもなく、十分なキーピッチとストロークが確保されているように感じます。ただ、キータッチはThinkpadにはかないませんね。

◆ サウンド
モノラルですので、過剰な期待は禁物です。当方の感じでは、X61s>W7=RX1という印象です。

◆ 筐体:質感や強度
X61sと比べるとディスプレイの薄さがかなり気になります。強度は確保されているものの、かなりたわむので割れないかどうか心配です。
本体部分はマグネシウム合金でたわんだりするようなことはありませんし、強度、剛性感は確保されていると思います。(全体的な強度はX61sに軍配が上がるかと)
一番感心するのはやはりあのほぼ均一な厚みですね。レッツが最深部(45.3mm)と最薄部で20mm程度の差があるのに対し、RX1は最深部と最薄部で6mm(しかも最深部で25.5mmとレッツの最薄部とほぼ同等)の差であるのは評価できます。(これが魅力で買ったと言っても良いくらい)

◆ 筐体:各種コネクタの位置
PCカードの位置は正直厳しいと思います。PCカードに突起のある形状だと使える物が制限されそうです
USBコネクタも3つとモバイルとしては十分な数が確保されていますし、無線LANのスイッチもハードによる入り切りができるのも良いと思います。
でも、この薄さで2スピンドルが出来るとは思いませんでしたね。

◆ 静粛性:HDD, 光学ドライブ, 冷却ファン
省エネモード(ロングライフ)だと至って静かです。しかし、フルパワーモードにするとX61sよりも正直うるさいですね。超低電圧版Core2Duoでもここまで発熱するとは思いませんでした。(正直、熱設計的にかなり無茶をしているような感じが見受けられますので、そのせいもあるかも)
HDDのパフォーマンスは通常のS-ATA2.5インチ5400rpmHDDなのでモバイルの部類としては早いほうだと思います。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
2スピンドルで1095gは文句の付けようがありません。ACもモバイルらしく小さめの物が採用されています。モバイルの命とも言えるバッテリーは10.8V 5800mAhですのでかなり持ちます。
試しに1日AC無しで駆動させましたが、元々TDPの低いCPUとチップセット、省電力ユーティリティのシナジー効果で会議の議事作成なら十分持ちます。
バックライトON状態でロングライフの場合、フル充電状態で6〜7時間程度は持つと出ています。バックライトオフだと公称値の10時間以上は余裕で行けそう。

◆ その他
使ってみて分かったことを書きますと
1.パームレスト左部がかなり発熱します。低温やけどをしそうなぐらいに・・・(-5点)
2.ディスプレイをたたんだときに、キーボードと液晶の隙間がないせいか、キーボードがディスプレイに当たり、ディスプレイが汚れます(液晶保護シートが欲しい)(-5点)
3.タッチパッドの性能が悪い意味で良すぎる。(致命的な欠点 -10点)
タッチパッド部がパームレスト部とほぼツライチ仕様のせいで、服が少し触れただけでポインターが動きます。タイピングをしているときにキーが変な場所に飛んだりするのは困りますね。モバイルマウスは必須といえます。(タッチパッド無効にしてモバイルマウス使用なら快適)
4.タッチパッド部ボタンのメッキパーツは不要(すごく指紋が付いて気になります)(-2点)

◆ 総評
東芝ノートPCの22年がつくりあげた真のモバイルというのは確かに伊達ではありません。2スピンドルであの薄さ、パフォーマンス、モバイル性能を確保したのはすばらしいと思います。
しかし、熱設計の甘さや、タッチパッドの作り込み、そして万人には勧めがたい液晶の質や価格等、使う人を選んでしまうと言う所があるのが、RX1を「真のモバイル」から「使う人を選ぶモバイル」にしてしまっているところが残念なところですね。
全体的にはX61sに若干劣るというのが私の評価です。
この技術をもっと廉価な物にフィードバックしていって欲しいところです。
もちろんゲーム向けではありませんが、Core2DuoとGMA950搭載で軽めのゲームならこなせそうです。(ただ、この機種でゲームをプレイしようとは思いませんが・・・)
他は蹴茶氏とほぼ同等の意見ですので、このあたりで終了したいと思います。

問題点をビシバシと指摘したbp5cさんのRX1レポート。蹴茶がほとんど触れなかったバッテリー持続時間の記述は購入検討中の方にとても参考になりそうです。液晶は確かに非常に問題ありですね。他社と同じ土俵で勝負せず何か特徴を、ということで製品化されたのでしょうが、室内メインで使うならお薦めできるパネルではありません。

タッチパッドボタンのメッキも蹴茶と同じく不要とのこと。液晶が半透過で、スピーカーもモノラルと徹頭徹尾ビジネス用途を追求したモデルなのに、タッチパッドだけキラキラなので違和感がありますね。もともと筐体全体の質感があまりよくないので、色を付けたかったのかもしれませんが。なんかずれてる気がします。物はいいだけにもったいないです。 [2008-5-25]

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