エプソンダイレクト Endeavor NA801

評価
GPUGeForce 8600M GT
CPUCore 2 Duo
DRAM2 GB
OSXP
投稿者Opa
2008-06-02 23:38:47
◆ 購入のきっかけと価格
Hitachi Prius Deck Note style DN53JT(PentiumM1.6)とVaio FS 70B(PentiumM1.73)からの買い換えです。いずれも数年たち体感速度の低下や画像処理しながらのブラウジングのもたつきなどが我慢できなくなってきたので買い換えとしました。vistaの評判が今ひとつでソフト資産を生かすためXPが選べ、2kg以下、サポートが安心できる点を考慮しこれにしました。なお、キャンペーンとクーポンを使用しましたが、オフィスやPhotoshop elementをつけ、2GBのメモリー250GのHDD、無線ラン、4年保証で22万程になりました。

◆ 体感速度の変化
メモリーなど様々な違いから起動も含めてかなりスピードアップしています。もたつきはありません。HDDは容量を重視して250GB, 5400回転にしたのでHDDがボトルネックとはなっていますが、気になりません。

◆ 液晶の質
日立のラスタービューやソニーのクリアブラックと比べて遜色ありません。経年変化による新機のアドバンテージはあるかと思いますが、両者よりきれいに思います。多少青みが強いかもしれませんが、比較しないとわからない程度です。店頭にある東芝やNECの売れ筋の機種に比べればこちらの方がかなり見栄えはよいと個人的には思います。


◆ キーボード:配列やタッチ
句読点あたりのキーピッチが窮屈ですが、通常のキー配列は素直なのでミスタッチはあまり起こりません。皆が言う通りFnとCtrlが逆の方がいいのですが、設定を変えたいとまでは思わず、そのまま使用しています。柔らかめの感触で、東芝のCXのような感じと思います。上部にタッチセンサーの無線などのホットキーがありますが、反応が鈍いこともあります。Onだと濃い青、Offだと薄い青というわずかな違いなのでどっちだかわかりにくい感じはあります。


◆ サウンド
並ではないでしょうか。音楽用途はないのであまり気にしてません。

◆ 筐体:質感や強度
ラッチ部分の強度にやや不安があります。ある程度閉めると自重でパタッと閉まります。質感は劣るとのレビューが多く、到着して開くまで多少心配はありましたが、これはこれでいいのではないでしょうか。タッチパッドのクリック感もdell製と比べ明らかに安心感があります。液晶部も手で握ってもヘナヘナにはならないので強度は十分に思います。

◆ 筐体:各種コネクタの位置
左奥に2個のUSB、この後方にモニター出力端子、右奥に1個のUSB、右のUSBの後方にLANなどがあります。iLink端子がないのが個人的に不満で、EXpressカードで対応しました。

◆ 静粛性:HDD, 光学ドライブ, 冷却ファン
光学ドライブに挿入、排出時の音が大きいとあらかじめレポートで知っていたせいもあるかもしれませんが、思った程ではありません。少なくともこの世の終わりのような音はしません。ファンは比較的回っていますが、扇風機でいうところの弱のような感じです。しかし、長時間電源入れっぱなしだと、左側面はけっこう熱くなります。感じとしてはホッカイロをずっと触っている感じで低温火傷しそうになります。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
前期が3kg前後のためやはり軽くなりました。ACアダプターは小さめで100円の棒アイスより少し小さい程度です。長さはうまい棒より短いと思います。


◆ その他
到着して最初にHDDの切り直しをしようとしてリカバリーできず、機体交換およびリカバリーディスクの交換となりました。こうした経験は初めてだったので通販にして失敗したかと思ったりしましたが、その後の対応はスムーズで2日後には別機体とおそらくバージョンアップしたリカバリーツールがきました。vista BussinessのXP proダウングレード仕様なのでメーカーの書き方ではサポートはしてくれないのかと思ったりしていましたが、きちんと対応してくれて好感がもてました。しかし、マニュアルはvista用だけでホームページからPDFでダウンロードしたのをみながらやっています。別売りでマニュアルのオプション販売してくれると助かるのですが、そこまでは期待しすぎでしょうか。
なお、一部のコンプマートなど店頭で販売できる場合、3年間保証と送料がタダになります。しかし、保証を4年以上にすると、通販の場合と同じ料金になってしまうのが不思議です。

◆ 総評
最初のセッティングでつまずきましたが、現在は快適です。メーカー直販の中ではサポートも噂通りしっかりしており私のような自力で乗り切れないたちの人はこれを選んでも悔いはないと思いました。