ゲートウェイ Gateway M-2408j

GPU
Radeon HD 3200
◆ 購入のきっかけと価格
約3年使用したノート(ASUS W3V、Pen-M760/915PM+MobilityRadeonX600)がお亡くなりになったので跡継ぎとして。
急なことであまり予算もかけられなかったことから絶対的なパフォーマンスよりもコストパフォーマンス重視で10万円以下、大きさ・重さにはこだわらない、軽めのネトゲが動けばいいという条件で探したところ最終的にHP dv2805かコレかの二択となり、コストパフォーマンスのいい2408jを購入することに。

◆ 体感速度の変化
OSがXP Pro→Vista Homeになったことのほうが大きく、通常のWEBやデスクトップアプリ利用の体感速度の直接比較は保留。(むしろVista自体が遅く使いにくいと感じることのほうが多い)。
統合チップということでネトゲや3Dアプリのパフォーマンスを心配していましたが、とりあえず軽めのゲームなら問題なし。ただしMMOのようにオブジェクトの多いゲームでは明らかに処理落ちが増えた。
旧PCと比較して3DMarkでは高スコアだが、Final Fantasy Benchや大航海時代ベンチでは旧PC(上記構成)より1~2割程度劣るスコアでした。

◆ 液晶の質
表示品質自体は標準的。上下視野角はかなり狭めだが左右はそれなりなのでノートとしては問題はない。
ただ反射(移りこみ)はかなり目立ち、まるで鏡のようにはっきり映りこむ。常に自分の顔とにらめっこしながら作業するのはどうよ…と。低反射フィルタ必須かと思います。

◆ キーボード:配列やタッチ
7812を除き全機種共通部品のはずだが、これだけ大きなデスクノート用なのにサイズはミニマム。タッチはかなり軽めで底打ち感も強い。
Enterキーの右にPageUp/Downがある、矢印キーが極端に細い(一般的な人の指より細い13mmなので、←↓→キーに指3本置けません)など、レイアウトは難アリでしょう。とくにゲームで多用する矢印キーが小さいのは致命的。ゲーム用途で考えている人は店頭などでよく確かめてからどうぞ。

◆タッチパッド
面積は充分というか広すぎの感アリ。またキーボードと少し離れており、ホームポジションに手をおいたままでは使いづらい。
またタッチパッド表面までヘアライン加工されているので縦方向の操作でやたらひっかかる。デザイン優先しすぎじゃないの?という感じ。

◆ サウンド
ノート内蔵として標準的な"鳴ればいい"程度。音量はそれなりに出るがかなり高音がシャリシャリと耳につく。”鑑賞”したいなら外部スピーカー必須。ヘッドホン出力のノイズは低く実用に充分。

◆ 筐体:質感や強度
旧シリーズのプラスチッキーな筺体から一新され、全体的に日本市場を意識したような高い質感になっている。
天板は往年のThinkpadのようなしっとりした樹脂コート、パームレスト部分はブラック塗装のアルミヘアラインと、8万円を切る安物ノートを感じさせない上質な仕上げ。ただし天板は傷が心配で、持ち歩く人はインナーケース必須。
また最近流行りのラッチレスデザインではあるが、指をひっかける窪みが小さく、また本体を抑えるために手を添える場所も無いので開きにくい。

◆ 筐体:各種コネクタの位置
常用するコネクタはほとんど左右にあるのでアクセスしやすい。
左右でUSBが計3個、メモリカードスロットとExpressCardスロットが各1と必要充分。ただしUSB1個を除いて全部左側。
外部モニタ出力がHDMI+アナログRGBの2系統あるので使い分けには便利。細かなことだがヘッドホン端子が手前にあり、マイクとヘッドホンのロゴがシルク印刷されているので、見た目にわかりやすい(樹脂の刻印だけで表示してる機種はわかりにくいので)。
無線LANのスイッチがハードスイッチなのも◎。

◆ 静粛性:HDD, 光学ドライブ, 冷却ファン
HDDはほぼ無音、冷却ファンも低音・低ノイズで、3Dベンチマーク連続実行中でもほとんど気にならないレベル。後述の通り全体の消費電力が低いので冷却も最低限で良いからかも。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
ACアダプタは60W(=必然的にこのマシンの消費電力は60W以下)とモバイル用と同じ小型のものが付属。ただし本体がデカいのでモバイルは論外でしょう。

◆ その他
各種ベンチマーク実行中でもパームレストはそれほど熱くならない。HDDを多用する
動画エンコードをすると、右手部分がそれなりに熱くなる。

◆ 総評
予算重視だったので、最低限しか期待していなかったのですが、3Dに関しては価格相応以上に良く動く感じで筺体の質感も高い。
PCとしての基本装備をみても最初からメモリ2GB、HDD250GB、2層/LabelFlash対応DVDドライブ搭載とローエンドの機種にしてはまったく増設/交換の必要がないのも好感が持てる。
HDMI出力は2408jでは少々宝の持ち腐れ感アリ。本体の静粛性も比較的高いため、上位のBD搭載モデル(2410j、+2万円)では大画面液晶TVなどとあわせて真価を発揮するでしょう。
総じてお買い得感が高い機種なだけに、キーボードデザインだけが残念でならず、次機種では改善を望む。