Lenovo ThinkPad W500 (4058-A16)

GPU
Mobility FireGL V5700
◆ 購入のきっかけ
ThinkPad T42p (2373-KZJ : Pentium M 2GHz・Mobility FireGL T2 128MB) では最新のゲームが厳しくなってきたところに、Centrino 2 で一新された ThinkPad の登場を待ち続けていました。拡張ベイのシリアル ATA 化と VRAM 512MB が決め手です。

◆ 体感速度の変化
Centrino 二代目の T42p とはまったく比べものになりません。何をやらせても爆速です。

◆ 液晶の質
こちらは逆に FlexView (IPS) の T42p にはまったく敵いません。明らかに青が強い発色で視野角も狭いです。上回っているのは応答速度だけでしょう。ちなみに、解像度を 1600×1200 にすると自動でアスペクト比固定になります。

◆ キーボード
ThinkPad 伝統のキー配列には文句なし。打鍵感は T42p に比べてややフカフカした感じがしますが、個人的に不満を抱くほどではありません。

◆ サウンド
ワイド筐体を活かして比較的大きなスピーカーを搭載しており、まずまずの音質だと思います。ただ、所詮はノート PC のスピーカーですから、過度の期待は禁物です。

◆ 筐体
まさに「質実剛健」を地で行く感じ。昔の Made in China の面影はまったくありません。本体左側に NIC や USB、PC カードスロットが密集しているのは、長所でもあり短所でもあります。

◆ 排熱
本体左隅の側面と背面に排気口があり、各種ベンチマークを連続して実行してもキーボードがほんのり暖かくなる程度です。ただ、一時的に使用した Core 2 Duo T9600 (2.8GHz) 搭載機 (4058-23J) では、Esc キー周辺が異常に発熱することがありました。

◆ 静粛性
この静けさは感動モノです。なにしろ HDD より冷却ファンの方が耳に付くような状況なんですから。

◆ その他
Workstation モデルとしてはパフォーマンス不足に感じます。特に 3DMark で T500 に負けている点が納得できていません。実際、動作クロックが Catalyst Control Center や GPU-Z で表示される値の半分になっているようです。ディスプレイ・ドライバがようやく Mobility FireGL V5700 をサポートしたばかりですので、今後の改良に期待しています。

◆ 総評
従来は型番に p が付いていた ThinkPad の Workstation モデルとして造り自体には非常に満足しています。ただ、肝心のグラフィクス・パフォーマンスにこれまでと違って明確な差がないのが大減点ですね。純粋に Centrino 2 モデルとして見れば、よくできたマシンであることは間違いありません。