エプソンダイレクト Endeavor NA802

評価
GPUGeForce 9600M GT
CPUCore 2 Duo
DRAM1 GB
OSVista
投稿者Dragslave
2009-03-05 20:03:19
NA802レポートです。ベンチ結果、使用感などあまりNA801と変わらないと思いますが、いつも拝見させて頂いてるので、読者の皆様の何かの参考にして頂ければ・・・との思いから投稿させて頂きます。
(文書校正力が下手というかひどいので、やたらと長文・駄文です。ごめんなさい。)

◆ 購入のきっかけと価格
以前使用していたm-Book P530Xが約1年半で熱によると思われる破損でお亡くなりに。1年保証も切れていたので、最低7万という高額修理見積りに憤慨し、しばらく放置しておりました。

急な出張がたまにあること、手元にある Let'sNote CF-T2 ではニコ動が、Dynabook 190DK/LX ではHD動画が満足に再生出来ないことから、12~14インチ液晶でWLED、Core2DuoでGPU搭載(Linuxとの相性からGeForce希望)のセミモバイル機が欲しいと考えていました。

巷ではNA801とXPS M1330が神機という話でもちきりだったので、XPS M1330とNA801、そしてそのうち発売されるであろうNA802とを数ヶ月の間情報収集。デザイン、価格、性能、保証・・・そして評判などを参考に比較検討。

XPS M1330の8400M GSがバグ持ちだったらしいこと(あくまで噂)、保証の面や仕事場でのDELLのデスクトップ機の故障の頻度、基本性能等を考え最終的にエプソンダイレクトに。そしてNA801ではなく、発売間もないNA802に凸撃。構成は以下。

Windows Vista(R) Home Basic SP1 正規版
13.3型 WXGA あざやか液晶 (標準搭載)
インテル(R) Core(TM)2 Duo プロセッサ P8400(2.26GHz)
NVIDIA(R) GeForce(R) 9600M GT 256MB (標準搭載)
1.0GB (1.0GB×1) PC2-6400 DDR2 SDRAM (SanMax SMD-N1G88HP-8E)
80GB シリアルATA 対応 5400rpm (HITACHI HTS543280L9A300)
スリムスーパーマルチドライブ(DVD±R 2層書込) シリアルATA 対応 (標準搭載)
インテル(R) ハイ・デフィニション・オーディオ (標準搭載)
56Kbps対応 FAXモデム機能 (標準搭載)
1000Base-T/100Base-TX/10Base-T対応ネットワーク機能 (標準搭載)
インテル(R) WiFi Link 5300AGN
ターボメモリ機能なし
Bluetooth(R) (Bluetooth(R) 標準規格 Ver2.1+EDR) (標準搭載)
軽量バッテリ(BT4101-G)
液晶保護フィルム(ノングレアタイプ)SFTAG133W
5年間 お預かり修理 (ピックアップ保守/コンピューター本体)
3年間 安心プラス保証 (Goldワランティ/コンピューター本体)



ようは基本構成に無線LAN追加、軽量バッテリに変更、保護フィルム追加、5年保証、3年ワランティで約16万でした・・・;
「不景気だからこそ自分に投資を!」という言い訳で自分を納得させつつ・・・。
木曜に電話で注文。保護フィルムの在庫なしで納期不明とのことで不安でしたが、日曜には到着しました。
なお電話注文の方がポイントをその場で還元してくれるので、わずかですがお得です。対応も親切丁寧、簡潔で無駄がありませんでした。当たり前でしょうが、電話注文の場合は構成を決めてからするのがスムーズです。
(※メモリは工房で別途2Gx2バルク購入。OSはXP化前提。のちにSSD化の予定です。別途投稿します。)


◆ 体感速度の変化
以前P530XをVistaUltimateで数日試用しましたが、XPと比べてあまりの遅さに耐えきれず、早々にXP化した経緯がありました。今回は VistaHomeBasicSP1なので10日ほどじっくりと使ってみましたが、「遅い!」とか「もたつく!」などとイライラさせられる場面はほとんどありませんでした。

ニコ動、HD動画も滑らかに再生されるし、ブラウザの挙動やアンチウィルスの挙動も軽く、全般的に「VistaSP1なら常用してもいいかも」と思わせてくれました。
OSの違いなのか、基本性能の違いによるものなのか・・・P530Xが居ない今となっては明確な答えは出せません;
アンチウィルスはNorton Internet Security 2009の3ヶ月試用版がバンドル。他にマカフィーのSiteAdvisorPlusは30日試用版。
どちらもインストールし、常駐させた状態で各種ベンチやアプリケーションの使用をしています。他に常駐アプリはネットセレクタ、指紋認証アプリ、タッチパッドユーティリティー、サイドバー、インフォメーションメニューランチャー。
Vistaのチューニングは実施せず、できる限り「初期状態」での使用レポートです(BIOSでFanControlをCOOLに設定変更だけはしてあります)。
ノートン2009は少なくともバンドルの試用版は軽くて快適です。
私個人オンラインゲームはFFXIしかプレイしてませんので、そのレベルでのお話しかできませんがご了承ください。VistaSP1ではやはりベンチ結果は伸びませんでしたね。
FFXIコンフィグの設定はフロント1280x800、バックバッファはレジストリにて1280x800と同じに。
その他の設定はデフォルトでプレイしました。
デスクトップ機のE3110、メモリ2G、GeForce7900GS、解像度1280x800で普段プレイしている観点からの評価になります。

++ソロ狩り及びソロレベル上げ
問題ありません。まわりにPCやNPCが少ない状態だと、天候エフェクトがONでもテレポ岩のクリスタル付近でもコマ送りや激しいラグはほとんど発生しません。

++パーティプレイ
連携時や魔法効果が激しくなると少しラグやコマ送り・コマ飛びが発生しますが、十分に遊べるレベルです。
まぁ問題ないレベルと言えるでしょう。

++ビシージ、カンパニエ、ジュノやアトルガン白門の混雑した状況
正直厳しいですね。プレイできないわけではありません。ラグやコマ送り・コマ飛びは常時です。
コントローラのボタンやキーボードの入力の反応までもかなり鈍くなります。
かろうじてプレイ可能というレベルです。伝わりますかどうか・・・。
私は正直このレベルには耐えられません。

++FFXIプレイ総評
DirectX10の恩恵を受けれないFFXIはVistaでのプレイはお勧めできません。
Vistaのチューニングや、回転数の早いHDD(もしくはSSD)に換装すればもう少し快適に遊べるかもしれませんが・・・。
ただVistaの環境でも遊べないことはない・・・ということです。せっかくのマシン性能をFFXIで生かしたいなら、やはりXP化しかないと思います。
現在はXP化して試しにFFXIをプレイしてますが雲泥の差です。近々に別途レポート致します。


◆ 液晶の質
綺麗です。グレア液晶は映り込み、特に照明の明かりの映り込みがきついので大きらいでしたが、心配するほどではありませんでした。自分の顔の映り込みも余程暗い画面にならない限り気にならないと思います。星5つのところに10個上げたい気分です。ただ視野角はそんなによくないでしょうね。あえて厳しく評価すれば、少し輝度が高く、色が薄く感じられます。
まぁこのあたりの話は個人差がありますし、好みもあります。調整でなんとかなるレベルかと。
せっかく追加した保護フィルムですが、自分の不注意から液晶面側にホコリをたくさんつけてしまい、修復不可能となり没に。もったいない・・・自分の不器用さを恨みます;(型番SFTAG133Wでアマゾンで約2000円で売ってますが・・・。)

1280x800 と解像度についてはもちろん満足ではありませんが、このサイズの液晶でこれ以上解像度が上がっても実用的ではないと思います。比率も16:10ですが一般的な解像度(1366とかではない)ですし、そう言う点では合格です。解像度に不満のある方は外部モニタ必須ですね。
NA801では、液晶面の天板について「反っている」という意見をネットで見かけましたが、そのようなことはありませんでした。また"私の見る限り"ドット抜けはありません。(最近では死語なのか、私が気づかないだけなのか・・・。)
あと余談ですが、液晶を閉じた状態から、指一本で軽く天板を押し上げて開けるというのは、かなり使い勝手がよいです。この点は意外と普段使う上で、軽いストレスになったりするのでありがたいです。


◆ キーボード:配列やタッチ
NA801 では「少し柔らかい」「若干のたわみ」等の書き込みがありましたが、NA802は私には固い・・・うーんバネが強い?というような印象を受けました。”タタタン”という感じで強めに打たないと、「な」が「あ」になったりします。打ちづらくはありません。慣れの問題だと思います。
普段はそれこそふわふわとしたキーボードを使用しているので、そのせいかも知れません(CF-T2や190DK)。
たわみ・・・は感じませんでした。
Webサーフィンやゲーム以外ではキーボードでしか操作しない人間ですが、このキーボードにそんなに不満はありません。
最近何かと問題視されているキーの同時押しの認識ですが、文書作成やコーディングで多用する
「Shift+Fn+End」 「Shift+Fn+HOME」 「Ctrl+Fn+PgUp」 「Ctrl+Fn+PgDn」 「Ctrl+Fn+End」 「Ctrl+Fn+HOME」
「Ctrl+Shift+Fn+End」 「Ctrl+Shift+Fn+HOME」
(上記は左Shift、左Ctrl、右Fnの組み合わせ)
以上は問題なく認識しました。
なぜか「左Ctrl+左Fn+HOME」は認識しませんでした。他にも罠が潜んでるかもしれませんが調べたのはここまで。

タッチパッドは感度も適度で普通ではないかと。個人的にはThinkpadのポインタに勝るものはないと思っているので、タッチパッドの良し悪しは感度の強弱ぐらいしかわかりません。普段は小型の無線マウスを常用しています。バッド表面の感触は滑りすぎず、引っかかり過ぎず・・・でしょうか。

パームレストはNA801と同様少しザラザラしており、最初は違和感を覚えましたがすぐに慣れました。色が白いせいもあるのでしょうが、指紋や手の油分で汚れたりといったことがないので使ってて気持ちがいいです。
気になり出すと結構イライラしますしね。

NA802ではタッチセンサーが緑色ですが、仕事場で同僚が使用しているHPのノートPCのタッチセンサーは青色です。
・・・色が緑色になったことで「眩しくない」とかあるのでしょうか。私には違いがわかりません。
タッチセンサーは私個人のPCとしては初体験です。HPのノートPCのタッチセンサーを触った感じでは少し癖があり、ON/OFF操作程度なら問題ないだろうという印象でしたが、NA802のタッチセンサーも同様の感触です。
慣れれば特に問題は無いですが、タッチセンサーだから優れている・・・というわけでもありません。
従来のスイッチ式に比べれば故障しにくいとかあるのかも知れませんが、答えが出るのは先のことでしょう。・・・オシャレではあります。ちょっとした悦には浸れるでしょうw


◆ サウンド
当たり前のことですが、ボリュームを上げると音が割れます。耳障りです。W数が小さく、おそらく簡易的なスピーカなのかも知れません。低音は表現しにくく、高音は割れやすいです。Realtekのプロパティで若干補正してやるとマシになります。所詮はモニタ程度のスピーカだと割り切りましょう。
100円ショップのヘッドフォンを繋いでMP3を再生してみましたが、ヘッドフォンの不出来を考慮しなくてもかなりいい音だと思います。雑音もありませんでした。
タッチセンサーでの分解能は荒く微調整は効きません(15段階)。あと、少し癖があるので慣れが必要です。そう言う意味ではFnキー併用の従来方式が常用になりそうです。アナログなボリューム式が恋しいです。
タッチセンサーでのボリュームの操作方法ですが、「-・ ・ ・ ・ ・・+」と表示されている「-」と「+」をタッチして操作します。指のスライドにも反応しますが、端から端への場合に限ります。ポンッポンッと軽くタップしてやれば良いのですが、素直に1段階づつ増減はしてくれず、無反応だったり、いっきに増減されたりします。
タップするよりは、「-」か「+」を長押ししてやる使い方のほうがスムーズです。なので従来のようにボリュームコントロールで直接触るか、Fnキーを併用するほうがいいようです(Fnキーでの操作も15段階)。


◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
なんというか・・・これも個人で意見の分かれるところですが、デザインなら間違いなくHPやDELLのノートPCに軍配が上がるでしょう。比較するものでは無いと思いますし、路線が違うのだと自分に言い聞かせていますw
しかし、派手さや目立つところが無い分飽きはこないのではないかと思います。いや決して負け惜しみではなく。
キーボードでも触れたパームレストは大満足です。この投稿を書く間中手を乗せてますが、べたつくとかそう言った不快感はほとんどありません。気にしていなかった長所です。
強度はあると思われます。剛性感は十分です。その分と言うのでしょうか、重いです。腕力には自信あるので問題ないですが、手提げ式や肩掛けのバッグに忍ばせて長時間移動・・・なんて場合は重さが苦になるかもしれません。リュック式のカバンなら大丈夫かと。思っていたよりは軽いが、サイズの割りに重い・・・というところです。

向かって右に奥からモデム、LAN、USB、マイクジャック、イヤホンジャック、カードリーダー、光学ドライヴのスロット口と並んでいます。
向かって左。奥からRGB、USBx2、ファン排気口、Expressカードと並んでいます。
HDMIは左背面に、右背面にACアダプタの口があります。
HDMIはまだ繋げてみてません、HDMIケーブルが意外と高価なので。XP化のレポのときに書かせて頂きます。

USBが左右に振られているのはありがたいですね。背面だと使いづらいことこの上ない。右USBx1に無線マウスのレシーバを指しています。
USBの数は決して多くなく全部で3つですが、セミモバイルですし及第点をあげてもいいと思います。可もなく不可もなくでしょうか。
ああ・・・唯一不満ではないですが・・・。コネクタ配置上どうしてもイヤホンジャックを指すときに、右側を覗き込まないとジャックが指し難いです。慣れれば大体の位置へジャックを持って行き、指の腹で穴を確認して指す・・・というこは可能です。
またマイクジャックの口は銀色ですが、イヤホンジャックの口は黒く、暗い部屋だと口が見えづらいでしょう。そんなときは前述の手探り法で対処しましょう。


◆ 排熱:筐体の温度
この投稿記事をFirefox上のGoogleドキュメントで書いてる間中、MediaPlayerでMP3を再生している・・・という使い方ではほとんど発熱らしい発熱は感じません。CPUIDのHardwareMonitorで確認したところ Core #0,#1ともに35~6℃、GPUは43℃でした。
3DMark06をベンチ1回実行後は、Core #0 40℃, Core #1 36℃, GPU 53℃ でした。
FFXIを2時間ほどソロレベル上げで、ソロムグ原野の過疎地でのプレイ。「/shutdown」コマンド直後GPU 52度。
ほんとうなのだろうか、そんなに負荷がかかっていなかったせい? そこそこ五月蝿いファンのおかげ?

パームレストはほんのり程度は温かくなることがありますが、不快ではありません。また部屋が寒いので気がついたのですが、キーボード上にほんのりとした温かい空気を感じます。
暖房を炊いている部屋だと気づかないかもしれません。


◆ 静粛性:HDD, 光学ドライブ, 冷却ファン
私の部屋は結構静かな方だと思います。レビュー記事を書く為に他のPC、家電はOFFにしてあります。
冷蔵庫なども部屋にないため、聞こえるのは蛍光灯の高周波ノイズと、目覚まし時計の秒針の音くらいでしょうか。
ファンは静かに「ふぉ~・・・」と回ってるようです。気にすれば気になりますが、音楽を聴きながらとか何かに集中してれば気にならないのではないかと。
ベンチソフトを起動したりFFXIをプレイすれば、瞬く間に「ブォーー!」とファンが回りだします。音もそこそこ大きいです。当たり前です(と個人的には思います)。
ミドルレンジのGPUを搭載しつつ、セミモバイルな割にはファン音は静かなほうだと思います。ちなみにBIOSで「COOL」に設定してあります。予想よりも意外と静かではあるが、やはり音は大きい・・・と言った感じです。しっかりと冷却してくれればそれでいいと私個人は考えます。
静寂性を求めるのなら、BIOS設定で「Silent」(デフォルトです)にして、Fnキーで「ECOモード」に切り替えましょう。そもそもこの機種に静寂性を求めるものではないです。他の機種を選びましょう。

HDDは5400回転の為かそんなに音を発しているとは感じません。いつものカリカリと言う音はしてます。やはりノートパソコンはSSD化する方が、HDDの故障を心配しなくてもいいという意味では精神衛生上よろしいかと。

他の方のレビューにもあるように、スロットローディング式の光学ドライブは、ローディング・アンローディング時の動作音が大きいですね。某玩具メーカーの「ディスクシステム」を思い出しました。
「うぃーーん。がちゃ!がががが!」と結構大きな動作音。薄型のスロットローディング式は初体験なのでビビリました。「もう壊したのか!」と思ったほどw
読み込みや書き込み時の風を切るような回転音は、5インチの高速なドライブでも五月蝿いのでこんなものでしょう。もちろん将来的に高速回転でもある程度静かなものが出ないとも限りませんが、現状はこれで不満はありません。
取り出し方法がタッチセンサーとOS上でしか行えないのは少々不安で、不便です。強制イジェクト穴を探しましたが、見つかりませんでした。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
軽量バッテリーに変更してありますが、やはり重いです。思っていたよりは軽いが、サイズの割に重い。

ACアダプタは細いタイプでケーブル太さも普通でしょう。Let'sNoteのACアダプタに比べると大きいが、それほど差はない・・・と言う感じです。ケーブル長さは十分にあると思います。
ACアダプタは他の機種同様に結構熱くなりますが、火事の心配をするほどではないです。また最近採用されなくなってきた通電ランプがあるのは個人的に好きです。

バッテリーは軽量なのでおそらく1時間もつか持たないかでしょう。
試しに、"MP3を視聴しながら無線LANでインターネット、FirefoxのGoogleドキュメント上でこの原稿を書く"・・・という作業で計測してみました。96%からの使用で、残り時間6分(11%)のところでバッテリー容量不足の警告。実時間は丁度56分になるかならないかというところでした。
私はこの機種に限っては「簡易UPS」的な役割しか期待してないので、バッテリーの持ち時間は気にしていません。

◆ その他
売りの一つとも言うべきタッチセンサーと緑色ランプは正直よくわかりません。良い悪いと言うより「どうでもよかった」です。音量コントロールに限って言えば、アナログなボリューム式が良いという個人的な要望はありますが、これはこれで雑音が発生する、ボリュームが壊れるなどのマイナス面もありそうなので諦めますw

もしかするとGPU以外で1番の売りであろう「自己治癒コート」ですが、まだ持ち歩いていないので傷が付く付かない、自己治癒するかしないかについてはまったく不明です。
P530Xのときは開梱からわずか1週間で天板に傷をつけていましたが、同じように扱ってもまだ傷らしい傷は見つけられませんでした(割と乱暴に扱ってます。天板にLet'sNoteを載せて起動したりw)。

意外に気に入ったのは指紋認証。職場のX61にも指紋認証が搭載されていますが、センサーの反応がイマイチよろしくありませんでした。「読み取り速度が早すぎる!」とか「読み取りが不十分!」とかしょっちゅ怒られるので、逆切れしてユーティリティー類をアンインストールして機能を切ってあります。
NA802搭載の指紋認証センサーは感度がいいのか、割といい加減に「さぁー」っと指先をなぞっても認識してくれました。今ではVistaでもXPでも常用してます。

まったくどうでもいいことですが、苦労してドライバを集めてXP化してたのに・・・Epsonのサイトで公開されましたね、XP用ドライバ。まぁ・・・喜ばしいことです。購入当初からXP用ドライバの公開を心待ちにしていましたが、Vista用のドライバしか公開されていませんでした。ようやくといった感じです。
ただ・・・嘘はいけません。公開日が2月16日となっていますが、NA802用ののXPドライバ公開は少なくとも2月末か3月に入って直ぐの出来事のはずです。
本体裏には「T53P12M」と型番らしきシールが(ただし英語、日本語でのググリ結果情報なし)。HDDのフィルムケーブルにはASUSのプリントがありました。やはりASUSなのでしょうか。

◆ 総評
やはり気になるのは、スロットローディング。デザイン的にも、使い勝手も悪くはない。悪くは無いのですがその動作音の大きさがどうしても気になります。もしこれが克服されて、なおかつ壊れ難いのならば最高です。耐久性についてはこれからの使用で判明するでしょうし、もし壊れたら掲示板などで報告させて頂きます。

あと不明な点なのですが、3Dmark05や06のベンチ結果がメモリ搭載量に反比例することです。滑らかさの差も目に見えて明らかでした。

標準搭載のメモリ(SanMax SMD-N1G88HP-8E)1Gx1だと3Dmark05は「9286」、3Dmark06は「5352」
バルクメモリ(UMAX DA8002GP073BCJ)2Gx1だと3Dmark05は「9047」、3Dmark06は「5281」
バルクメモリ(UMAX 同上)2Gx2だと3Dmark05は「7060」、3Dmark06は「4709」
スクリーンショットを撮りましたが、何度見直しても計測しなおしても似たような結果に・・・バグでしょうか? 私がいけないのでしょうか?w なんか気持ち悪いので、一番低い値で報告します。
メモリを増やせば良くなるのかと思いきや、逆なんですね。驚きました。当然WEI の結果は向上します。
FFXIのプレイ感もメモリ2Gx2の方が若干快適でした。

総合的にはマイナス面は一切無視して、5点満点で6点を上げたいところではあります。言うなれば満足度でしょうか。セミモバイルでこれだけの性能のPCを手に入れることが出来た。それだけで十分大満足です。
長々と読みづらい文で失礼致しました。またいずれXPとUbuntu、SSDでの投稿をさせて頂きます。