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XPS 1340  煮込み汁 さん

>> デル

 No. 2755

  • 長所: キーボード
  • 短所: 熱処理
  CPU RAM Aero Game HDD Base
エクスペリエンス・インデックス 5.3 5.9 5.9 5.5 5.7 5.3
3DMark06 3487
FF11v3 高解 4204

◆ 購入のきっかけと価格
2月に突如発表された2日間限定の特別キャンペーンにつられ、購買欲がそそられてしまい、購入を決意。まだTW811Sを購入して間もないだけあってかなり思い切った決断でした。
新型XPSが発売されてからまだ一ヶ月ちょっとしか経過していないのにP8600、9500MGE、500GB HDD(5400rpm)、4GB DDR3RAM で9万円台は驚きました。
結局カスタマイズでWLED、3年保証(デルケア)、Bluetooth、HDDを320GB(7200rpm)に変更して送料税込み13万円台でポチりました。

代わりに今まで愛用していたVostro1500とXPS M1330はオークションで売り払い、少しお釣りがでたのでよかったです。

◆ 体感速度の変化
Vista SP1ですが、思っていたよりかなりサクサク動いてくれます。
無線LANの感知も早く、起動してデスクトップ画面が表示されたころにはすでに無線の電波状態が表示されており、IEもすぐに起動できます。
今のところもっさり感はありません。

◆ 液晶の質
WLEDを選択しているため輝度が高く、遠くから画面を見てもはっきりと見えます。視野角もこの型の液晶にしてはなかなか優秀です。不満はありません。
ちなみに前世代のM1330はWLEDを選択すると液晶ディスプレイの厚さが薄くなるようになっていますが、M1340はWLEDにしても薄さは変わりません。

ですので輝度より液晶の薄さを気にしてWLEDを選択しようと思っている方は通常の液晶にしたほうが安上がりだと思います。

◆ キーボード:配列やタッチ
M1330のキーボードも柔らかくタッチしやすかったので個人的に好みでしたが、一方のM1340のキーボードもキーピッチが広く、押しやすいです。
ただし変態キーボードなので慣れない方は注意して下さい。

◆ サウンド
普通です。

◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
筐体は黒の光沢でヒンジ部分には革張りになっており高級感が演出されています。
ただしホコリが付着すると少し目立つうえ、固形する液体等を付着させるとかさばって目立ちますので丁寧に扱う必要があると思います。

ちなみにデル公式サイトのレビューではノートの足の高さが合っていないせいか、机上においてもグラグラして不安定だという投稿がありましたが、私の機種はほとんどグラつかないため(最初はグラついていましたが使用しているうちに自然に直りました)、恐らく製造時の不備のせいだと思います。

◆ 排熱:筐体の温度
インターネットをするだけでもパームレストが暖かくなります。
電源を起動してからこのレビューを書き上げた後にGPU-Zで9400MGの温度を測定すると64℃と特にアプリケーションを複数起動したり3Dゲームをしているわけでもないのに割と高めです。
チップセットだからでしょうか?
次にHybrid SLI動作でGPU-zを計測してみると単独で動作しているGeforce9200MGSの温度もやはり60℃以上ありました。
ちなみに3Dゲームをすると70℃超えます。

80℃以上になったことはありませんがGPUを酷使するゲームの場合はその可能性も否定できませんね

それ以上に私が心配しているのは排熱口が液晶のヒンジで少し塞がってしまう点です。ただでさえ熱がこもり易いうえ、思い切った排熱ができないとなると高温化を助長するだけです。
対処方法としてはできるだけ液晶を垂直にしてヒンジで排熱口が隠れないように調整するしかないと思います。
もう少し熱処理に関しては設計を考えてほしかったです。

◆ 静粛性:HDD, 光学ドライブ, 冷却ファン
M1340は省電力モードとパフォーマンスモードの2つのモードがあります。


○省電力モード
現時点のノート用チップセットのなかでは最強の3D性能であるGeforce9400MGのみの稼動です。

GPU-Zで計測すると

Shders16
GPU Clock450MHz
Memory0MHz
Shader1100MHz


と、ローエンドクラスの独立グラフィックスチップ並みの性能を誇ります。
省電力モード時の静粛性は高く、HDDの回転音しか耳に入りません。
省電力モードでゲームをしてもファンは全快で回らずわりと静かです。
省電力モードでも軽めの3Dゲームであればわりと快適に動きますしなかなか評価できます。

逆に静かすぎて熱処理が心配になってしまうのがオチですが・・・


○パフォーマンス最大化モード
9400MGに加えて独立グラフィックスチップであるGeforce9200MSが稼動します。
つまり9500MGEは9400MG+9200MGSによるHybrid SLI効果によって成り立つようになっているようです。

9200MGSはGeforce9Mシリーズのなかでは9300MGS程度のローエンドクラスですが、高速のDDR3でGPUクロック529MHzありますので、9400MGより少し性能が高いと思われます。

GPU-Zで計測すると

Shders16
GPU Clock529MHz
Memory702MHz
Shader1300MHz

と、なっておりました。
9400MとHybrid SLI効果を生み出すことで9500MGEは9400MGの40〜80%のパフォーマンスの向上が見込めるそうです。

パフォーマンスモード時の静粛性は低く、待受け状態でも常にファンが回転しています。
3Dゲームをすると本気モードに入り、ファンが全快に回ります。
私的にそれほどうるさくは感じませんでしたが人によっては鬱陶しく感じるかもしれませんね。

ちなみにバランスモードというモードもあるのですが、システムは単純でバッテリのみの動作だと省電力モードに、ACアダプタで通電するとパフォーマンス最大化モードに自動的に切り替わるようにするという仕組みです。


◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
6セルバッテリ装着状態で2.2Kgあり、もはやセミモバイルと呼びがたい重量ですが屋内の持ち運びであれば十分持ち運びは許容できるかと思います。さすがに外に持ち運ぶのはつらいだろうと思いますが・・・

ACアダプタは表面積は大きめですが厚さは非常に薄めです。
バッテリは状態にもよりますが省電力モードで約3時間程度持ちました。
省電力化の設定に徹すると最大4時間以上持つらしいです。

◆ その他
FFベンチマークのスコアと3DMark06のスコアは9500MGE時のものです。

◆ 3D性能
WarRockは省電力モードでもデフォルト設定でかなり快適です。
FEZは省電力モードだとさすがに密集地ではFPSが激減し、カクカクしますが、パフォーマンス最大化すると高いFPSを得るのは難しいものの、省電力モードではカクカクしていたところがスムースになりました。

ただFFベンチマークではHybrid SLIに最適化していないせいか、スコアは省電力モードとほとんど変わりませんでしたので、一概にHybrid化したから全てのアプリケーションで動作状態が向上するとは言えません。

しかしレビューでは9500MGEでHigh5000以上をマークしている記事がありましたが一体どうやってそこまで向上させたのか疑問を感じます。

まだまだ、ドライバもまだまだ改善する必要がありそうです。

◆ 総評
3D性能は前世代の8400MGS搭載M1330と比べるとかなり向上していると謳っているデルですが、今のところ3DMark06のスコアが格段に上がったことを除くとゲームにおける実用性においてはそれほど大した差がないように思えます。

しかしHybrid SLIで劇的なパフォーマンスの向上があるという点を鑑みるとまだまだ可能性を秘めたマシンだと思います。

なにげに無線LANは買い換えのありがたみを感じやすい部分かもしれません。無線LANはユーティリティソフトも含め、年々改善著しいので基本的に古いノートより新しいノートの方が感度が良かったりします。OSもWindows7で無線LAN接続ツールがより便利になる予定ですが、現時点ではドライバの対応がいまいちなようですが。
 → 【連載】今から備えるWindows 7 (5) 無線LAN性能低下の謎とReadyBoostの新機能

描画機能ではHybrid SLIというまだまだ目新しい技術を搭載していますが、基本的にこれまでのSLIと同じ仕組みで性能を上げるため、FF11などのSLI非対応のゲームでは効果が期待できません。FEZはCPUゲームといわれますが、CPUパワーが不足しているとも思えないのでGPUが足を引っ張っていると思われます。 [2009-3-23]

  •  WarRock (C) 2008 Dream Execution / テクモ / seedC All Rights Reserved. [公式サイト]
  •  ファンタジーアースZERO (C) 2007 SQUARE ENIX CO. / Gamepot Inc. All Rights Reserved. [公式サイト]

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