CLEVO CLEVO D901C

GPU
GeForce 9800M GTX SLI
◆ 購入のきっかけと価格
1月にD900Cの追加レポで「まだまだ使えます!」とか言っておきながら、2月にはD901Cが欲しくなっていました(笑)
しかし、D900Fの情報が出てきたのでず~っと待っていましたが、SLIではないと知り衝動的に注文してしまいました。
もう少し待てばM980NUが出ますが、3ヶ月近く待ったせいで痺れが切れてしまいました・・・

使用用途がゲーム中心なので、特にネットゲームの互換性等から考慮してOSはXPにしました。
レポートはD900Cとダブっている所もありますがご容赦を。一部DELLのXPS M1730との比較も混ぜたいと思います。

◆ 体感速度の変化
ゲームのシステム設定を高くしても動きがスムースです。7950GTXも凄いと思っていましたが、全く比較になりません。
DMC4ベンチではMSAA C16Q,設定をSuper High,1920×1200にしてもRank Sです。
CrysisはAAをONにしての最高解像度はさすがに無理でした。AA切るなりすればイベントシーンも普通に見れます。
7950GTXは1280×800でもAA,ブラーを切らないとまともにプレー出来なかったので雲泥の差です。

しかし各ベンチを走らせてみると、8800M GTXや9800M GTSとのスコア差が微妙に感じます。
この辺は蹴茶さんのGateway P-7812jFXやdynabook Qosmio WXW/79GWあたりのレビューのとおりかと。
ClevoはOC耐性がそれ程無いので、特に夏にかけてはGPUのOCは厳しいです。そのうち銀グリスに替えてみます。

HDDは2台のRAID 0と3台のRAID 0、RAID 5でストライプサイズをいろいろと試しました。
2台RAID 0のストライプサイズ32Kは、しんどくなってやってません。ちゃんとやれば良かったですね。
結果的に3台RAID 0でストライプサイズ128Kにしました。2台RAID 0との比較であれば、一寸速いかなぁと感じます。

RAID 5に興味があり試してみましたが、流石にソフトウェアRAIDでは目に見えて遅くなります。
体感的には4200rpmの2.5in HDDくらいでしょうか。ライトバックキャッシュは失念していたのでOFFのままです。
以下にCrystal Disk Markの結果を並べておきます。

ドライブ単体と2台のRAID 0

単体64K128K
Sequential Read89.342 MB/s168.717 MB/s167.772 MB/s
Sequential Write87.294 MB/s145.411 MB/s148.898 MB/s
Random Read 512KB43.322 MB/s43.980 MB/s43.358 MB/s
Random Write 512KB57.642 MB/s88.597 MB/s90.290 MB/s
Random Read 4KB0.755 MB/s0.781 MB/s0.795 MB/s
Random Write 4KB1.271 MB/s2.317 MB/s2.333 MB/s


3台のRAID 0

32K64K128K
Sequential Read224.461 MB/s233.424 MB/s220.539 MB/s
Sequential Write190.398 MB/s189.274 MB/s190.766 MB/s
Random Read 512KB40.893 MB/s47.037 MB/s50.538 MB/s
Random Write 512KB112.825 MB/s122.395 MB/s133.831 MB/s
Random Read 4KB0.645 MB/s0.865 MB/s0.947 MB/s
Random Write 4KB3.061 MB/s3.681 MB/s3.481 MB/s


RAID 5

32K64K128K
Sequential Read25.313 MB/s42.338 MB/s77.695 MB/s
Sequential Write17.131 MB/s19.956 MB/s20.647 MB/s
Random Read 512KB19.376 MB/s19.885 MB/s42.363 MB/s
Random Write 512KB14.672 MB/s13.500 MB/s14.727 MB/s
Random Read 4KB0.818 MB/s0.791 MB/s0.814 MB/s
Random Write 4KB0.462 MB/s0.483 MB/s0.498 MB/s

HD Tune


◆ 液晶の質
デバイスマネージャでIDを見てみたらAUO~と出ました。
D900Cで換装したパネルとガンマカーブが似ていますし、1CCFLなのでAUOのB170UW01でしょうか。
こちらは光沢パネルです。映り込みが少々気になります。輝度はそこそこ、視野角は上下が狭いです。
発色は青みがかっています。高輝度高色域パネルが増えてきた今となっては地味なパネルかと。

◆ キーボード:配列やタッチ
D900CというかD9C初期ロットではD900T用が使われていましたが、このD901CではD900C用に変わっていました。
配置は変更無し、Windowsキーの意匠変更(Vistaタイプ),Fn用のマークがF1,F2,半角/全角キーにも追加、くらいです。
しかしキーボードBIOSがそれぞれ専用なので、ハードウェアとしては完全に別物のようです。

若干たわむのは変わっていませんが、これはキーボード下に何か敷けば改善します。葉書+αがいい感じです。
キーはストロークがありやや硬め。たわみがなければキータッチは悪くなく、長時間作業でもDELLより疲れにくいです。
日本語キーの場合は配置が悪く非常に使い難い。キー配置は蹴茶さんのNEXTGEAR-NOTE M720の写真と同一です。
英語(US)キーなら配置が自然になり、使い難さは感じません。テンキーが3列なのは若干違和感がありますが。
Page Up/DownやHome/Endキーが独立していないのは残念。キー配置はDELLの方がいいです。

USキーボードは、コンピューターアシストでもフェイスでも連絡すれば取り寄せできます。

◆ サウンド
内蔵スピーカーは音量こそ結構出せますが、音質は普通のノート的サウンド。
しかし、XPならドライバでイコライザが使えるため、設定すれば安い外付けスピーカーくらいの音にはなります。
Vistaではイコライザはプリセットのみの為、うまく補正できず歪みも出ます。これがXPを選択した理由の一つだったり。

IE8にしたらプチプチノイズが出るようになりました。IE起動時のみっぽいので、様子見て対応を考えます。

ヘッドホン出力は若干こもり気味な音質で、ホワイトノイズが少しあります。

◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
D900Cはひたすらブルー一色ですが、D901Cは天面とパームレストはグレー、パネル枠等はブラックになっています。
この塗り分けはなかなか良く、重厚な雰囲気が出ています。同じ筐体ですが、並べるとD900Cが少し安っぽい感じです。
グレーは目の細かいメタリック塗装に光沢クリア。ブラックは光沢ソリッドですがピアノブラック程の質感は無いです。
天板はヘアライン仕上げのアルミ板が貼られていて質感はいいのですが、中央のデカいエンブレムがイマイチ。

USBが右側4個のみ。若干不便な上に、上下の感覚が狭いので同時に挿せないコネクタがあります。オマケに固い。
光学ドライブの上にExpressカードスロットがあるのもイマイチ。カードを挿しているとディスクが取り出し難くなります。
SDカードスロットはプッシュ・プッシュタイプではなく、手挿抜なのでちょっとチープ。
ついでにLAN端子が左側なのもイマイチ。この辺は諸々XPS M1730の方が配置がいいです。

ディスプレイのヒンジがD900Cと同様に固いです。XPS M1730も固めではありますが、ここまで固くないです。
最近はヒンジ破損を聞きませんが、D900Cでは開け閉めはゆっくり、なるべく開閉させないで1年半持っています。

◆ 排熱:筐体の温度
パームレスト左側、キーボード左側とその奥が熱くなりやすいです。
ゲーム中はなかなかHOTになり、キーボードより奥からディスプレイの根元あたりにかけては高温になります。
パームレストやキーボードは、普段は温い程度です。

◆ 静粛性:HDD, 光学ドライブ, 冷却ファン
ファン音はD900Cと変わらず、普段はとても静か。フル稼働時はそれなりに音が出ますが、XPS M1730より静かです。
HDDは今まで日立を多用してきたこともあり、シーク音等に違和感があるものの音自体は静かな方です。
光学ドライブはTSSTcorpのTS-L632Hで、これも基本は静かです。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
付属のバッグに本体,ACアダプタ,コードやマウス等を入れると7kg位になり、モバイルというには・・・。
ACアダプタは細長い弁当箱サイズ。バッテリーの持続時間は、普通にネット使用で40~50分程度です。

◆ その他
ビデオドライバはノート用の185.85を使っていますが、ドライバ画面にPowerMizerの項目がありません。
しかし機能はしていて、コアクロック200MHz,メモリクロック100MHzまで下がります。今は強制PowerMizer?

私のD900Cとの相違点は、キーボードの他に本体後ろ側のゴム脚が大きくなり、高さも増していました。
エアフローの為でしょうか。前側のゴム脚と比べると、取って付けたような妙に浮いている感じに見えます。

個体差と思われますが、タッチパッドのボタンが曲がっています。(私のD900Cは曲がっていません)
ここは質感を出す為か、ヘアライン仕上げのアルミ板が使われています。普通にプラ系でいいと思いますが・・・。
タッチパッドのボタンはやや硬めで、XPS M1730とは対照的です。

D900Cは部品取り用としてご隠居しました。なんとも贅沢な・・・。ACアダプタはD900Cのをそのまま使っています。
黒っぽくなったので、XPS M1730との2台体制はなかなかインパクトがあります。

◆ 総評
外観は全く洗練されていないものの、性能は正にデスクトップリプレイスメントです。
モデル末期ですが、筐体色のこともあり結構満足しています。この後に出るM980NUが気になりますけれども。
しかし性能だけで無く、そろそろ液晶パネルにも気を使って欲しいところです。WLEDとかいいなぁ、と思ったり。
DELLが9800M系SLIを出していたら絶対に迷ったと思うので、しばらく新製品が無かったのが残念に思います。
それにしてもALIENWAREがやっと日本上陸ですか・・・。もう遅いです・・・。