ヒューレットパッカード HP Pavilion dm3i

GPU
GeForce G105M
◆ 購入のきっかけと価格

持ち運び用途にはThinkpadX31を愛用していたのですが最近外に泊まる機会が増え、
HD動画鑑賞、エロゲー以外のゲームなどができない点について不満を感じるようになってきたため、Windows7が出るのにあわせてノートを更新しようと考えていました。8月ごろはenvy13を狙っていたのですが、日本販売なしとのことだったため単体GPU、2kg以下、13型ワイド以下、ある程度の堅牢性という条件に価格を加味して選択しました。
比較対象はX40、自宅の自作機です。

◆ 体感速度の変化
オフィスアプリを使う際にはそこまでの不満は感じていなかったものの、最近は同人ゲームもまともに動かない状態であった先代に比べれば違いは歴然。
ノートパソコンとして通常使う分には現在のところ不便を感じていません

◆ 液晶の質
ノートPCにあまり液晶の質を求めていないため、あまり参考にならないと思いますがX40よりは発色、明るさともに良いと思います。
逆に手持ちのMultisync2690wuxiと比べると横はともかく縦の視野角が狭すぎて話になりません。発色も然りです。

◆ キーボード:配列やタッチ
電卓キーボードは使ったことがなかったので不安でしたが、若干キータッチが浅くて硬めなほかはおおむね良好と感じます。キーボードが全くたわまないのには好感が持てます。ただし、入力受付から底打ちまでが浅すぎるのとキートップに凹みがない点は不満といえば不満です。
配列に関しては非常に不満です。特に最上段のキーの標準動作がハードウェアコントロールになっており、FキーがFnキー動作になっているのは悪意を感じます。
タッチパッドは大きすぎること、位置がスペースキーの真下でなく機体中央になっていることからしばしば打鍵中にタッチパッドに触れてしまいます。hpがタッチパッド無効化スイッチをつけたのは賢明な選択といえるでしょう。これではマルチタッチなど要らないからTrackpointをくれといいたくなってしまいます。

◆ サウンド
ALTEC LANSINGというオーディオメーカー監修のスピーカーを搭載しているようですが、ノートPCのスピーカーには音質を求めたことがなく、普段はイヤホン、ヘッドホンのため、不明です。とりあえず悪くはないと感じます。また、UE社製カナルイヤホンなどの高感度イヤホン使用時の内部ノイズがノートPCとしては少なめな点は好感が持てます。

◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
思ったより薄く、また、ヘアライン加工の筐体はなかなか高級感があります。また、筐体のいろいろなところを持って力を入れてみてもほとんどたわみません。
重量がある代わりに強度も十分なものを持っているようです。
キーやタッチパッドがツルテカしすぎていて、指紋が残りやすい点は不満が残ります。
コネクタはExpresscardスロットなどはないものの、USBが4つありこのクラスのノートとしては十分だと思います。配置も左右に二つで、少し離れているのでひとつのUSBメモリがUSBを二つ占有するといった事態も少なめです。

◆ 排熱:筐体の温度
ビジネスアプリケーションを使用している際にはパームレストがほんのり暖かくなる程度で、騒音もさほどではありません。
全力運転中はさすがにうるさく感じ、パームレストも右側が熱くなってきますが触れないほどではありません。

◆ 静粛性:HDD, 光学ドライブ, 冷却ファン
HDDは7200rpmのものを使用しており、ノートにしては少しハードディスク音が大きいです。
冷却ファンは通常運転中はほとんど気にならない程度です

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
重量1.9kgはともかく13.3インチ液晶は通常持ち運ぶには限界に近い大きさです。
わずかな差とはいえやはりそれなりに持ち運びづらくなります。
ACアダプターはともかく、ミッキーコネクタの電源ケーブルがごつすぎです。
とはいえ本当にモバイルする場合にはviliv S5もあるので何とかやっていけそうです。

◆ 総評
筐体の作りやスペックはなかなかよいと思いますが、キーの打ちやすさや配列、タッチパッドの位置など細かい点での配慮が不足していると感じてしまいました。
まあ、価格も安いのでこういった点に文句をつけるのはお門違いだとは思うのですが。
また、キートップの凹みがないためか、手が滑って意外に打鍵しづらく感じてしまいます。ほかの浮石キーボード機種を使っている人は不便に感じないのでしょうか。