1月発表されたときにこのサイズでこのインパクトある筐体に惹かれ、2月販売開始と同時にポチっとしました。それまでAspireone HP2133と遊び、モバイル用として使用していましたが処理速度、バッテリーの持ちにだんだんと不満が出てきたための買い替えです。
2月7日注文で納期が3月17日と1ヶ月以上の納期にはさすがに(笑)
99800円でしたが2台売却してますので差額55000円の出費でした。
◆ 体感速度の変化
ネットブックと比較するとかわいそうなので去年購入したTimeline3810-Sと比較します。体感ではDuo Soloの違いはネット、オフィス使用していても感じることはあまりないです。劇的な変化はありませんがストレスを感じることもありません。
◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など
液晶はXPS13のときのようなコントラストの悪さはありませんでした。視野角もいつもの外資系らしい左右まあまあ上下微妙です。
通常使用する分には問題ありません。
先日発売されたVaioのような高解像度ではありませんが、解像度もサイズを考えるとちょうどいいと思います。
◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド
英語キーボードを選択しました。このサイズにはめずらしくアメリカンキーボード(エンター横あり)ですのでピッチが微妙に狭いと感じる人もいるかもしれませんが十分慣れます。キータッチは比較的軽めですが押し心地も悪くないです。
最近の流行なんでしょうか、前のXPS13と同じように指紋や油で汚れが目立ちます。HPやAcerのようなピカピカキーボードも好きじゃないんですがDELLも変にコーティングされているキーボードが多いですね。
◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など
筐体前面の発光するところがスピーカーかと思いきや、筐体底面にスピーカーがあります。スピーカーが下向きなのでフローリングなどの上で聞くと反射されて音が意外や意外にいい音でびっくりしました。音量も大きく、音割れもありません。
寝モバ用で布団やカーペットの上で聞くと音の反射がなくなるのでだいぶ変わります。
◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
筐体はなかなかしっかりしています。天板も最近多いペコペコ感もありません。今時めずらしく片手オープンがぎりぎりできます。
コネクタも必要十分で電源も後ろ、USB左右対称にあるので私的に好きな配列です。
◆ 排熱:筐体の温度
GPU廃熱のために筐体サイズが大きくなっている効果は十分あるようです。ベンチマークをかけ続けてもGPU温度50度を超えることがなく、廃熱もしっかり出ていますので温度もキーボード、パームレスト付近には伝わらず、底面がHDDの温度だと思いますがそこそこ暖かいかな程度でした。
◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ
ベンチマーク中は廃熱ファンが回りだし、そこそこ音がしますが耳障りになるほどではありません。HDDも静かです。
◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
約2Kgありますがサイズが小さいため持ち運びやすいです。ただ実際2kgですからカバンに背負うとそれなりに(笑)
バランスがいいのか持ち上げたときは思ったほど重いと思いませんでした。
バッテリーは内蔵グラフィックに切り替えれば6時間程度は使用できると思います。
ACアダプターがサードパーティーチックな感じでした。メーカー品とは思えない質素な感じです。
◆ その他
コンセプトがゲームPCですが他のAlienware兄弟シリーズのようなバリバリゲームができるというわけではなく、そこそこの3Dゲームが快適にできて、モバイルもできると思ってたほうがいいですね。
ちなみにCPUをOCして上げたら
FFベンチ高解像度 4866
ストリートファイターベンチ 約80FPS
CPU | RAM | Aero | Game | HDD | Base | |
エクスペリエンス・インデックス | 4.6 | 5.4 | 6.4 | 6.4 | 5.9 | 4.6 |
まで上がりました。
◆ 総評
いろいろとおもしろいギミックが搭載されていて作りこまれた感はないですがアメリカンスタイルが好きな私にはとても物欲感が満たされる製品でした。
CPUが足をひっぱってるように見えますが実際私がプレイするゲーム、使用だと全然問題ありませんでした。
ただDELLの納期延長には泣かされました。何事もなかったように4回オーダーステータスが伸びていって最後には1週間早めるとう適当さ(笑)
何度かVaio Zに心惹かれましたがM11X待っててよかったと思える製品でした。