評価 | |
GPU | Mobility Radeon HD 3410 |
CPU | Athlon Neo |
DRAM | 2 GB |
OS | Win7 x86 |
投稿者 | Masapon | 2010-03-21 14:40:05 |
出張用に初代Aspire Oneを使っていましたが、液晶の小ささ、処理能力が物足りなくなりそこそこの性能の11~13インチPCを探していました。
たまたま見つけた本機種(直販価格comモデル)がネットブック並に安かった割に、デュアルコアCPU、ローエンドとはいえディスクリートGPU搭載とコスパ高そうだったので大した下調べもせずポチリました。私が購入してすぐに売り切れましたので、今思えばラッキーでした。
◆ 体感速度の変化
当たり前ですがAspire Oneと比べると、処理能力、グラフィック能力とも次元が違います。メインのTPR61e(T7250換装)と比べるとCPUの性能はやはりやや劣りますが、グラフィック能力は本機のほうが格段に高いです。またデジカメの巨大RAWファイルの処理も、ストレスなくできています。
◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など
特に期待していませんでしたが、視野角がやや狭いだけで色再現性も高く美しい液晶だと思います。
◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド
キートップが凹形になったフラットキーですが、思いの他タイピングはいい感じです。TPとは全く違う形状ですが慣れれば全く問題ありません。またキータッチにはなかなか高級感があります。
◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など
ALTEC LANSINGのスピーカー搭載、SRS PREMIUM SOUNDということで少しだけ期待していましたが、やはりこのサイズではそれなりです。
特にPREMIUM SOUNDをオンにすると、無理やり低音を出すためこもったような音感になるので、オフにしてイコライザーで設定を行っています。
◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
とても5万円を大きく下回るPCとは思えないくらい上品な筐体です。ただし全面光沢仕上げのため指紋もハンパなくついてしまいますw
そのためか標準でクリーニングクロスが添付されているところは評価できますww
コネクタ類の配置は特に問題ありません。
◆ 排熱:筐体の温度
この大きさで独立GPUですので、負荷がかかると盛大にファンが回り、パームレスト左から熱風が出てきます。ただ直接手が触れるところはほんのり暖かくなる程度ですので不快感はありません。
◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ
ファンはアイドル状態でも常時回っておりノイズもすこし聞こえますが、十分許容範囲だと思います。ただし高負荷状態では小型ファン特有の高周波ノイズが・・・
◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
本体約1.7kgとけっして軽くありませんが、スリムな筐体のため鞄への収まりはなかなか良いです。ACアダプタはかなり大きく、またコードも太いため持ち運びには難儀します。ただしhpもわきまえておりウオールマウントタイプのアダプターがこれまた標準で添付されていました。
この辺は小さなことですがメーカーの良心を感じます。
◆ その他
CPUの選択肢にTurion Neoがありませんでしたので、お手数ですが訂正をお願いいたします。
◆ 総評
値段を考えると、文句のつけようがありません。
Catalyst 10.3が正式リリースされると、本機のGPUもサポートされ性能アップする可能性があるそうなので今から楽しみにしています。