評価 | |
GPU | Intel GS45 |
CPU | Core 2 Duo |
DRAM | 4 GB |
OS | Win7 x86 |
投稿者 | カズハ | 2010-03-22 20:16:08 |
RX2とR8Wを使っていたのですが、ツルテカ液晶のCULVも欲しくなり購入。
屋内でDVDや動画を見る分には、こちらの方が良いですね。
送料込み74000円でした。
後継機種が出る直前だったので、微妙にやってしまった感もあります。
◆ 体感速度の変化
メモリを2GB増設、HDDをSSDのHMSM128G-10に換装してあります。
ファームが提供されない等問題がありますが、HANAのSSDはコストパフォーマンスが良いです。
Intel SSD+SU9300のRX2と変化ありません。
通常の作業では、全然ストレスが溜まらなく快適です。
エンコ以外の作業はこれで十分ですね。
◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など
CULV特有の11.6インチ液晶で、発色・輝度・視野角、どれも悪くありません。
Vaio T等と比べると数ランク落ちますが、値段を考えると上出来ではないかと。
光沢液晶が嫌いな場合も、AS1410用の液晶フィルターを貼ればそれなりに改善されそうです。
◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド
配列やキー幅は素直ですが、打鍵感はかなり浅いので好き嫌いが分かれそうです。
タッチパッドも狭め。
個人的に、この項目は若干マイナスポイントです。
◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など
耳が良くない方なので気のせいかもしれませんが、ヘッドフォン時の音質はRX2等より上に感じました。
(当てたドライバの関係かもしれませんが…
音飛びも全くなし。
スピーカーの音質はお察しください。
◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
天板やパームレストの質感は素晴らしいです。
プラスチック部分も許容範囲内。
自分は赤モデルでしたが、黒モデルならさらに質感アップ。
耐久実験もされているらしく、強度もそれなりにありそうです。
重量的にモバイルではありませんが、気軽に持ち歩いても大丈夫かと。
USBポートは右に2個、左に1個と使いやすい配置。
しかしExpress CardもPC Cardも使えないのは…。
さらにSDカードが奥まで刺さらなくて、微妙にはみ出します。
拡張面は×。
◆ 排熱:筐体の温度
パームレスト左が若干熱くなりますが、問題ないレベルだと思います。
底面も問題無い温度。
◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ
通常設定では、ファンが過剰に回っています。
他機種と比べると、少し五月蝿いですね。
一応BIOSでサイレントモードにすれば静かになります。
◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
1.6kgと持ち歩くのは辛いです。
ACアダプタも純モバイルより大きめ。
バッテリー駆動時間は、無線LANオンで普通に使って4時間と合格レベル。
ずっしり重いバッテリーのおかげでしょう。
◆ その他
リカバリディスクが付属していなく、メーカーから購入すると5000円も取られます。
私はTrueImage9でコピーしましたが、Cドライブ(不可視のブート)、Dドライブ(Windowsインストール)、リカバリ領域と、コピーするには面倒な構成でした。
(元のHDD容量320GBより、コピー先が大きければ簡単ですが…
一応コピー後に正常にブートできましたが、プリインストールソフトの多さも気になって、結局手持ちのWindows7 DVDでクリーンインストールしました。
ライセンスは付属のOEMのものでOK(電話必須ですが)なので、Windows7のインストールDVDは持っていると便利ですね。
◆ 総評
国内メーカーらしく無難な作りですが、ライバル機種と比べて重量と価格、この2つが負けています。
物としては決して悪くないのに、人にはあまり薦められません。
AS1410等は4万円台前半、Lavie M(Core2Duoモデル)でさえ6万円台中盤で買えますから…。
しかし考えてみると、暴落しそうなのにしていない所が不思議です。富士通マジック。