以前使用していたVGN-SZ93NSのワイド保証が切れたことと、昨今の円高があいまって予備の必要だと勝手に納得して個人輸入に踏み切りました。
本体価格$1099+輸送費$140=$1240
その時点での通貨換算で日本円にすると約11万3000円程。
◆ 体感速度の変化
あまり変わりません、ちょっと早くなったぐらいです。
◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など
液晶の輝度は低めですが、視野角は一般的なレベル。
◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド
変態仕様です。
FnとCtrlが逆?だし、テンキーを載せたせいでBackspace,Enter,Shift等が縮小されています。
◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など
ノートにしては良いですが、ヘッドフォン経由ならSoundRealityの勝ちです。
◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
全体的にプラスチック感はいなめませんが、強度的には問題ありません。
無駄な努力といってはあれですが、高級感をだすために「アルミ風」仕上げになっていたりします。
◆ 排熱:筐体の温度
熱いです。
15インチの筐体にCorei5とM.Radeon5850なので当然でしょう。
右奥からでてくる熱風でコーヒーぐらいなら保温できそうです。
CPU・GPU共にグリスを塗り替え、GPUは電圧も下げましたが負荷をかけると凄いです。
CPU | GPU | |
アイドル時 | 40℃付近 | 50℃付近 |
高負荷時 | 60℃後半 | 80℃前半 |
◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ
熱風が排出されるものの、ファンの音自体はそこまで大きくありません。
◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
2.7kgなのでぎりぎり持ち運びは可能な範囲でしょうが、バッテリーは筐体から飛び出ているし、ACアダプタに至ってはレンガもどきです。
◆ その他
個人輸入はやはり怖いですね。ポチった後に購入先の評判を確認するという手抜かりがあり、しかもその結果過去に何件か問題があった業者である事が判明。
Paypalでの支払いだったので45日間保証で最悪なんとかなったとは思いますが、衝動的に買うのは色々な意味で危険ですね。
◆ 総評
Anandtechにもレポートが上がっていますが、GX640の最大の長所はコストパフォーマンスの高さでしょう。キーボードは変態仕様だし、バッテリーは突き出しているけれども、この値段でこの性能なら自分は満足です。