ASUS ASUS UL20FT

GPU
Intel HD Graphics (166-500Mhz)
◆ 購入のきっかけや価格

メインPCのXPS M1710の後継はノートでは欲しいものが見つからず、今春自作デスクに移行。
セカンドPCのXPS M1330も2年半経ち、流石にソロソロ新しいノートPCが欲しかったので。
家計上以前程お金を掛けられないこともありCULVを中心に選定し、約5万で特価販売して
いたこともあり購入しました。NetBookは基本的に購入対象外。
(ITMediaやImpressにもレビューがあるので、そちらを読んだほうが良いかも・・・)

◆ 体感速度の変化

デスク機(Win7Pro(x64)/i7-860/2GB*4/X25-MG2(160GB)/HD5770 1GB)とは比較にもなりませんが、
XPS M1330(T8100/GF8400M)と比べてもウィンドウ操作ひとつ取ってもキレが無いかな。
CPUアーキテクチャが新しくなっているとは言えクロックが約半分なのである程度は覚悟済み。
OC機能のTurbo33を使うと動作は軽快になるけど過剰な期待は禁物ですね。
Turbo33を有効にするとCPUは約1.42Ghz、メモリはDDR3-800動作からDDR3-1066動作相当に上昇。
ゲームでの実用性は皆無ですが、オフィス系アプリや動画サイトの視聴(720p程度)なら問題なし。
標準搭載メモリはElpida純正モジュール(PC3-10600)でした。
Samsunの純正モジュール(2GB/PC3-10600)を追加してデュアルチャネルで動作させています。
そのため、ITMediaやImpressのレポート記事よりもインデックス値が若干上がっている様です。

◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など

視野角は左右はまあまあ、上下は狭い。液晶(TNパネル)の特徴がよく現れています。
純度の高さや色再現性もそんなには良くなさそう。応答速度も標準的かと。
輝度は十分に確保されています。現状は最大輝度から2~3段階下で常用中。
バックライトはWLED。若干ながら画面下側に輝度ムラ(光漏れ)がありました。
幸いに画素不良は無し。ASUSはドット欠け保証を行っていますが。
12inchで1366*768の解像度は文字も小さすぎず大きすぎない印象です。

◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド

本PCの最大の"欠陥"部分です。キーは流行りのアイソレーション型を採用。
とにかくキーボード全体がフワフワしていて頼り有りません。
撓み方がキーストロークよりも大きのではないでしょうか?兎に角酷い酷過ぎる!!!
次のモデルではシッカリと固定して欲しい。コスト削減のシワ寄せが如実に。
キーピッチは横18mm,縦17mmです。今までフルピッチのしか買ったこと無かったので、思いの外
タッチタイピング出来ず苦労。個人的には縦の2mmは数字以上に影響がありました。
タッチパッドのボタンは硬く、ストロークが少なくて操作し辛い。マウスはほぼ必須。

◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など

ブランド名の付いたスピーカーが付いてますが、期待できるような音は出ません。
取り付け位置は本体前面の下に付いているので、机に反射させて音を聞かせています。
なので本体を浮かせた状態にすると音が非常に軽くなってします。
硬くて共振しない机に置いて聴くのがベターですが、いい音で聞きたければ大人しく
外部スピーカーを繋げましょう。

◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置

シルバーを選びましたが天板やパームレスト部分はそれなりに頑張っています。
強度的には本体の角部分だけでつまみ上げた限りでは大丈夫そう。
でもそんなにコストを掛けているはずはないので、無理させない方がいい印象もあり。
ポート類の配置は左側面は手前から音声入出力,USB,HDMI,排気口。
右側面は手前からカードリーダー,USB*2,アナログRGB,Ethernet,電源。
背面はバッテリーのみで前面は動作インジケータのLED。
NetBookやCULVとしては標準的な構成です。

◆ 排熱:筐体の温度

超低電圧版のCPU(+GMCH)なので低負荷時では底面が暖かくなる程度。
高負荷になると熱を持ち易くなるが、キーボードやパームレストにはさほど伝わりません。
Turbo33有効の方が当然ながら熱くなりやすいです。

◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ

五月蝿いと言った印象は有りません。Turbo33を有効にしてCPUをフルロードにすると
流石にファンノイズは耳に付くようになりますが。
あと個体差かもしれませんが高周波ノイズがあります。常に鳴っている訳でもなく、静かな
環境でしか聞き取れないので問題ないといえば問題ないのですが。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど

本体&バッテリーで1.5kg、ACアダプターや電源コードを含めて2kg弱でしょうか。
国内ベンダーのリアルモバイル機よりは重いですが、なんとかなる重量かと。
カバンへの出し入れはコンパクトな分、大分楽になりました。
ACアダプターは65W(19V/3.42A)仕様。コンセント-アダプタ間のコードは太くて硬いけど形状が
メガネプラグなので交換は容易。アダプタ-本体間のコードは細く柔らかいので取り回し易い。
また、プラグ形状も安い機種ながらL字になっていたのは感心。
バッテリーの持ちは利用の仕方に依って全然違うので何とも言えないが、工夫次第で5時間程度
なら期待できそう。

◆ その他

Ethernetのカタログスペックは100Mのハズですが、GbEに対応してます。
ただ、生産上の都合とも考えられるので、生産時期(製造ロット)に依っては100Mのスペックに
留まる可能性もありますので、必ずしもGbE対応とは限りません。

ASUSの独自ツールが結構な数インストールされているが、UIの統一感も無く利便性に欠けます。
このような独自ツールの完成度で言えば国内ベンダーの方が一日の長がありそう。

今迄そこそこの数のノートPCを買いましたが、梱包箱の小ささにビックリしました。厚みは7.5cm。
本体には保護シートも貼られていたし、バッテリーも外した状態でしたので梱包状態は合格ライン。
マニュアル類は最小限で初心者には分かりにくい感じです。

リカバリーは基本HDDからでDVDにも焼けますが、外付けドライブを持っていても
面倒なのでUSBメモリにリカバリーイメージを保存、復元出来る様にして欲しいです。

無線LANの5Ghz帯対応とUSB3.0搭載なら更に良かったのですが、流石にコスト的に無理ですかね。

◆ 総評

キーボードの出来は如何ともし難いですが、それ以外は概ね満足しています。
マシンパワーが必要な時はデスク機でやればいいやと言った気持ちで選んだCULVノートなので
個人的には必要十分といった感じで、コストパフォーマンスも良好です。
次はSandy Bridge世代のCULVノートが出たら買い換えてみようかなと考え中。
しかし、5万でここまでのPCが買える様になったんですねぇ。初めて手にしたパソコン(FM-New7)
の事を考えると想像し得なかったほどの技術の進歩を感じた次第です。