CLEVO CLEVO X7200

GPU
GeForce GTX 480M x2
◆ 購入のきっかけや価格
6月下旬から7月上旬にかけてD901CとD900Cが相次いで故障したのがきっかけです。
それぞれ故障個所が違い、D901Cは本体マザーボード上の電源回路損傷(溶けました)、D900Cは液晶です。

XPS M1730で代用していたらあっという間に時間が過ぎてしまい、Sandy Bridgeまで待つか考えてしまいました。
しかし年末年始をCoD Black Ops等で快適に過ごしたい思いから、急遽購入に踏み切りました。
予算の関係でSSDはパス。D901Cの件で7200rpmのHDD3台は電力的に怖かったので、HDD2台にしておきました。
コンピューターアシストでUSキーボードとBluetoothを付けて48万円弱で購入。納期は10日間程でした。

◆ 体感速度の変化
ゲームに関してはQ9650のD901Cと比べても速いです。XPS M1730からは天と地ほどの差に感じます。
今プレイしているTower of AIONでは、要塞戦以外は最高設定,AA 8Xでも快適です。
バイオハザード5はDX10版で最高設定、AA C16XQでもスコア81fps前後のランクAで安定していました。
この設定でも、全エリアで60fps以下になることはまず無かったです。

通常のWindowsのレスポンスは、知り合いのクアッドSSD内蔵のVAIO Zの方が速かったです・・・。
いずれはSSDに換装したいですね。っていうか、Zもいいな(笑)

◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など
液晶パネルはHSD173PUW1でHannStar製でした。WLEDバックライトでフルHD解像度の光沢パネルです。
スペックは輝度220cd/m^2、色域NTSC比60%、コントラスト比500:1となっています。

白飛びがあり、中間調が青っぽいです。あと発色が少し薄いです。この辺はキャリブレータがあればいいでしょう。
キャリブレータでどうにもならないギラツキ感は無く、輝度ムラも黒浮きもあまりありません。見やすく綺麗です。
LEDなので最初から明るいのはいいですね。色域がそれほど広くないので、Blu-ray画質はちょっと地味です。

視野角は特別広くはありませんが、手持ちのStudio XPS 1640より上下方向が見やすく感じました。

◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド
アイソレーションタイプは初めてですが、かなりカッチリしたキータッチでメカニカルキーに似た印象です。
剛性感があり、たわみがあまりなく、フニャフニャ感がありません。好みは分かれるにしても作りが良くて驚きました。

キー配置が最近よく見る右Shiftキーの隣に↑キーがある配列で、こればかりは慣れが必要でした。
DELキーも使いにくい位置にありますが、HPノートの配列を見ていたら遥かにマシだと思いました。
USキーボードを現在手配中ですが、ネットの写真を見る限りこの辺の配列は同じです。

タッチパッドはカイラルローテートとツーフィンガーフリック対応型です。
パッド面がマット調で一見すると質感は高いのですが、微妙に感度が良くないかな?
ボタンはDELLノートに比べると硬めです。中央寄りが固めなので支点がありそうですが、一応どこでも押せます。
まだ使っていませんが、左右ボタンの中央にUPEK製の指紋デバイスがあります。

◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など
本体のスピーカーは5.1ch仕様で、ちゃんとセンタースピーカーまであります。
折角の5.1chですが、フロントとリアスピーカーが接近しているのでサラウンド感は皆無です。
また、通常はフロント2ch分しか鳴らないので結構ガッカリします。普通に2.1chで良かったような・・・。
肝心のサウンドは、5.1ch対応のソースを鳴らしても普通のノート的サウンドでした。

ヘッドホン出力はD901Cでは音質に難がありましたが、X7200は変なところが無く普通です。

◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
パームはヘアライン仕上げになっていて、VAIOとまではいかないまでも質感の高い作りです。
本体が分厚いので視覚的な野暮ったさは否めませんが、本体上面の質感が高く高級感があります。
ツルテカではないので指紋は付き難いですが、手油は目立ちやすい感じです。綺麗にしておかないと・・・

天板に青色LEDで光る変な模様がありますが、この質感だとミスマッチかもしれません。
海外のEurocomやSagerではここがロゴになっています。Eurocomが何気にカッコいい・・・。

コネクタは本体左右にUSBが分散して操作性はいいです。右側にUSB2.0が3個、左側にUSB3.0が2個です。
HDMI端子が1個塞がっていますが、海外ではここにHDMIのIN端子がオプションで付けられます。
ヘッドホン端子は右側手前にあります。その他の端子は左側に集中しています。ExpressCardは『ありません』。

D900Cの頃から感じていましたが、天板の剛性はDELLに比べると高くありません。
開閉時に真ん中でも両手で両端で持っても液晶パネルが少し歪みます。
DELLが特別いいという訳ではありませんが、開閉時のパネルのしっかり感みたいなものはDELLに劣ります。
まあ開閉しなければ問題ないでしょう。

◆ 排熱:筐体の温度
驚いたことに熱くないです。左側がほんのり温かくなりますが、XPS M1730やD901Cより明らかに温度が低いです。
冬のこの時期ということを差し引いても発熱が抑えられています。
というかパームが金属パネルなので、この時期だとキンキンに冷えてます。右半分はずっと冷たいままです。
この時期の為か、Tower of AIONをやっていてもファンが全開になることは滅多に無く、排熱は余裕がありそうです。

◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ
全開時のファンの音量はXPS M1730と同じくらい、D901Cと比べるとやや煩くなっています。
しかし高周波音が無いので、耳障りな感じではありません。
普段は大人しいですが、流石にi7 980Xのせいかファンは常時回っているようです。
光学ドライブは普通かな?

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
持ち歩きたくない・・・・、という重さです。実測していませんが、D901Cより重いです。
ACアダプターも本当に男性向け弁当箱サイズです。スリムではない大きめの弁当箱と言えばいいかな?
D900Cは苦労しながらも結構持ち運んでいましたが、これはちょっと躊躇います。

バッテリーの駆動時間ですが、電源設定をバランス,最大輝度で30分+α程度でした。

◆ その他
やはりというか、バッテリーの50%充電等のユーティリティはありませんでした。

キーボードでWi-FiのON,OFF等ができますが、LEDインジケーターがタッチセンサにもなっています。
Studio XPS 1640と違いキーボードから少し離れているので、誤操作の心配は無さそうです。

ビデオドライバの安定性が少々イマイチです。3DMark系でたま~にコケます。
XPS M1730はnVidia公式のドライバをインストールできますが、X7200はインストールで蹴られます。
今回はClevoが提供しているドライバを使ってのベンチマークになります。今後はいろいろと試そうと思います。

◆ 総評
D901Cに満足していたので今年は買う予定が無かったのですが、買ってみて作りの良さに驚きました。
高級感は全く期待していなかったので、思わぬ質感の高さに満足度がかなり高くなりました。
性能もぶっちぎりで、これなら年末年始は快適に過ごせそうです。買って良かったと思います。

短所に挙げたキーボードは、キー配置が短所なだけでキーボードの作りには満足しています。
ファン音もこの手のノートには慣れているので、キー配置以外に短所らしい短所は無いと言ってもいいくらいです。