ACER Aspire AS5745DG

GPU
GeForce GT 425M
◆ 購入のきっかけや価格
前回5年前にレビューしたNT9000Proを購入した後は、しばらく自作デスクトップPCを使っていたのですが、
不慮の事故でデスクトップPCが全壊したため泣く泣く代替機を探すことに。

自作も考えましたが、省スペース性と帰省のとき運べるという2点からノートを購入しようということになりました。
そしてノートで安くてソコソコ3D性能があるものを探した結果、
本モデルを近所のお店で99800円で購入。

同時にメモリも4GB×2を購入して取り付けました。
(標準のメモリ2GB×2の時のメモリのWindowsエクスペリエンスインデックスは5.9でした。)

◆ 体感速度の変化
以前のデスクトップPCはXp+Core2QuadQX9650+GF8800GTX→RadeonHD5870+メモリ4GB+Raptorだったのですが、
それと比較しても特に遅いと感じるような場面は少ないです。ベンチスコアは違いますが。
むしろCPUアーキテクチャの進化と、XPからWindows7に変わってOS自体も進化したので、通常の体感速度はこちらの方が上なのかもしれません。
GeForceGT425Mの詳しい情報が載っていないようなのでSSを添付しておきます。

ただHDDに関してだけは5400rpmなので遅いですね。
重いアプリケーションの起動とかファイルの移動が結構もたつきます。

◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など
輝度は結構高めだと思います。
3Dメガネを通すと画面が少し暗く見えるようになるのでその対策かもしれません。

視野角と発色はこの価格帯のノートにしてはとても良い方じゃないでしょうか。
少なくとも以前使っていたNT9000Proよりは視野角、発色ともにずっといいです。

◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド
このモデルではキーボードは一番のネックだと思います。
文字キーとテンキーの間が分けられてないので本当に使いづらいです。(写真参照)
そしてキータッチ自体も本当にパンタグラフ?と疑いたくなるシロモノ。
特に矢印キーは横長で小さい上にド真ん中を押さないと入力を受け付けてくれないことも。
ここはもうちょっと頑張ってほしいところ。

しばらく使っていると馴染んで来たのか慣れてきたのか
キータッチについては殆ど気にならなくなりました。

◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など
サウンドは音量を上げても音割れもなく高音はそれなりに綺麗だと思いますが、低音はスッカスカです。
まぁノートなので仕方がないところかと。

◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
バッテリーを背面に搭載している関係でインターフェースは全部側面にあります。
右はUSB×3、光学ドライブ、左は手前からイヤホン(S/PDIF兼用)、マイク、USB×1、RJ45、HDMI、D-Sub15pinの順に並んでいます。
最近のノートはHDMI装備なのがいいですね。HDMI接続でディスプレイに繋いで、デスクトップ機としても使えます。

◆ 排熱:筐体の温度
温度(室温20度にて測定)
アイドル:CPU 35度 GPU 47度
Max:CPU 72度 GPU 65度
負荷を掛けると一気に温度が上がってファンが回り始めます。
CPU、GPUともに左底面に搭載されており、底は結構熱くなります。
また、ファンが全力で回っている時は左側面から結構な熱風が吹き出します。
左パームレストを触るとほんのり暖かいくらいです。

なおHDD(東芝MK6465GSX)は右パームレスト下に搭載されていますが、アイドルで32度、HDD高負荷時で35度程度。
CPUとGPUが搭載されている左に比べると、殆ど熱は感じません。

◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ
光学ドライブのノイズは仕方ないレベルでしょう。一般的な音量だと思います。

ファンノイズはファンが回っているときでもかなり小さいと感じました。
負荷を掛けていないときは回っているか回っていないか分かりません。
負荷を掛けてファンが回っている時はキーンという甲高い音がすこしだけ聞こえます。それでもかなり小さいと思います。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
3kgと割と重たいので、ネットブックが台頭している現在ではモバイルには不向きかと。私もモバイル用ネットブックは別に持っています。
あくまでデスクノートとしての使用か、たまに持ち運ぶ程度くらいの用途向きだと割り切ったほうがよさそうです。

◆ その他
・nVidia3DViewについて
このノートPCの目玉でもありますが、結構綺麗に立体的になって見えます。
そこそこ古い3Dゲームでも3D表示に変換してくれます。(フルスクリーン表示のゲームのみ)
まるでPCのディスプレイが窓になって、その奥に景色が広がっているかのような感じです。これはすごい。

しかし高速で左目用と右目用の画像をそれぞれ交互に表示する方式のため、パフォーマンスはかなり落ちます。単純に1/2に。
以下は3DView有効状態でベンチマークを回してみた結果です。FFベンチは11、14ともに3D表示不可でした。

3DMark06:4127(38%Down)
おそらく3DMarkはCPU単体のテストもあるから半分まで行かなかったのかと。
途中の森と蛍のベンチマークは特に3Dが綺麗でした。
モンハン:1868(57%Down)
こちらも綺麗な3D表示でした。このスコア低下は順当なところでしょう。

また、3D状態でスカッとゴルフ パンヤもプレイしてみましたが、
ショットゲージが滑ってとてもマトモに打てる状態じゃありませんでした。
PSOBBは違和感なくプレイできたんですが。ゲームにもよるんですかねぇ。

まぁ、あくまで3Dは「オマケ」と捕らえたほうがよさそうです。
もしくはBlu-Rayの3D映像を楽しむ専用か。
まだまだ3Dゲームで3DViewを使うには実用的じゃなさそうですね。

・その他不満点
BlueTooth内蔵なのに、BlueToothをオンにしていてもOSを再起動するとBlueToothが無効になるのが頂けません。
BlueToothマウスを使用してるのでいちいちノートPCを操作して有効にしないといけない。
ソフトウェアでの起動時の設定ができない仕様らしいので、もう諦めてその手間を省くため
USBにBlueToothの送信機を別に刺しています。

あと、光学ドライブの排出ボタンが無いこと。
いちいちマイコンピュータから光学ドライブを右クリックして「取り出し」をクリックしないといけないので地味に面倒です。

------------------------ 2011.1.9 追記 ------------------------

と書いていましたが、排出ボタン見つけました。
キーボードの右上にボタンが設置されてました。
何もわざわざこんなところに移設しなくてもいいのに…(苦笑)
私もそうでしたが、初めて使うときは分からないと思います。


◆ 総評
この価格でBlu-Rayや3Dもついてこの性能そしてこの値段ならかなりお値打ちだと思います。
キーボードは一番のネックですが、それを差し引いても本当に安い買い物でした。
10万円しないノートで、3Dゲームがここまで動くとか本当にすごい時代だと思います。
不満は多少あれど、このコストパフォーマンスなら星5つあげたいと思います。

以前買ったNT9000Proからすると値段半分、性能数倍で、驚きの進化という感じです。

私は普段はHDMIでディスプレイを接続、USBキーボードとBlueToothマウス、ヘッドホンを接続してデスクトップ機として使用しています。
軽い3Dゲームなら1920*1080でもサクサク動きますし、十分にメインPCとしても使える性能だと思います。
あえて言うならHDDが一番のボトルネックですが、SSDに入れ替えれば問題なしでしょう。
現在は7200rpmのHDD(HGST7K750)かSSDへの入れ替えを検討しているところです。
欲を言えばi7-620Mor640Mも積んでみたいなぁと。
TDPはi5と同じ35Wでも、i5の時点で負荷を掛けると熱々なので厳しいかもしれませんが。