デル Latitude E4200

GPU
Intel GM45
◆ 購入のきっかけや価格
DELLのD430で時々YouTubeを見ると720pは大丈夫ですが1080pだとCPU使用率が95%前後になり裏で何か動くとカクカクするのでこれが解消できる軽量機を探していました。(720pも1080pも画面解像度が低いので見た目は同じです。)
TV出力も考えていたのでHDMI出力があるLenovoのU165(4万円を切っていた)とも悩みましたが、発売時から興味があったE4200(64GB SSD)を軽量優先で選びました。中古で価格はU165程度です。
今回もぅ1台(128GB SSD)入手した所、少し違いがあったのでレポートしてみます。特に記載がない場合は128GB SSDモデル(Win7 Pro)とD430(Win7 Pro)との比較です。


◆ 体感速度の変化
起動は1.8インチHDDのD430と比べるのが酷ですが速くなりました。デスクトップが見えるまで25秒(64GB、128GBとも同じ)で直ぐにネットにも繋がります。メインで使ってるデスクトップPCより速いです!
アプリのインストールもかなり速いです。
アプリ起動は電源ON後の初回起動がかなり重いOpenOfficeの起動は差が大きいですが、IEを起動して表示するまでは2回目以降なら差が判りません。


◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など
輝度は私の感覚で「少し明るい」~「十分に暗い」間(15段階)で調整できます。
D430と比べると上下からの視野角は同等です。横からの視野角は下から見たときのようにネガフィルムのように見えるのが(1台はかなり)改善されています。

E4200を2台比べると写真のような差があります。少し青く見える右側の液晶は横から見ても極端にはネガフィルムのようになりません。(3枚ともカラー調整する前の画像で、輝度は45%程度です。)
何もカラー調整しない場合は、左側の液晶の方が肌色等を見比べると自然な色に近いです。

E4200 液晶

※hueyで簡単にカラー調整しています。Windows7インストール&WindowsUpdateだけの状態だと問題無いのですが、色々とアプリをインストールしていくとスタートアップでの競合や、起動後30秒程するとhueyのカラープロファイル(既定値)をDefaultに戻されてしまいます。スタートアップは色々と停めてみたりしたのですが、私が必要なアプリも停める必要があるようなので、今はとりあえずスタートアップの起動遅延ツールでhueyの起動を遅らせています。


◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド
キーボードは気になるようなたわみが無く良いです。押下時のフィーリングは軽快ですがキーボードのベース基盤が硬いせいか底まで押してる感触が強いです。キートップ上面はもう少し滑る感じが好みです。
膝の上で使うと軽量故の弊害なのかキー押下時の本体の動きがD430に比べて大きく入力に影響が出ます。私は膝の上で使わないのでマイナスポイントにはなりません。
タッチパッドの反応は良好。タッチパッドボタンのクリック感は良いですが少し小さくなったので親指で横から(ボタンの長辺方向に)押す場合は気になりませんが、縦方向に押す場合はボタンの手前(1mmぐらいの本体部分)が気になる事があります。強度的問題があるのかも知れませんがThinkPad X201シリーズのようなボタン手前部分の本体フレームを無くした形状の方が気にならなくて良いのではないかと思いました。


◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など
D430は左のヒンジの辺りにスピーカー用スリットがありシャリシャリした音でいかにもそこから聞こえている感じ。
E4200は左タッチパッドボタンの下辺りにスピーカーがあり机に反響させる?構造。少し広がりのある音で聞きやすくなり動画サイトでの人の声がTV音声に近付きました。タッチボタンでミュートや音量調整ができるのも便利。


◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
E4200は2台とも液晶を閉じた外観は同じですが、液晶周りのベゼルとパームレスト部分(タッチパッドボタン含む)の塗装?が違います。
指紋認証デバイスとLatitude ON-Readyボタンがある方はコッテリとした黒塗装で手で触った跡が目立ちますが、もう一方は少し梨地のような濃いメタリック塗装で従来のDELLモデルの感じです。

E4200 筐体

D430のUSBコネクタは後方にありUSBメモリの脱着が不便だったのでUSBハブで横に出してましたが、E4200は左右になったので右側が直接使えて便利になりました。また、SDカードの脱着も右側で使いやすくなりました。やはり右利きなので右側が使えると楽です。
Latitude ON-Readyボタンはクリック感がありますが電源ボタンにクリック感がないのはちょっと残念。


◆ 排熱:筐体の温度
室温20℃ではアイドルの温度が40℃度から上がらずファンは回ってないようです。D430はアイドルで50℃程度です。その状態からyoutube 1080pを100%バッファリング済みから10分再生すると、
・D430(U7700):CPU使用率90%~100%、93~94℃でファンは高速回転。
・E4200(SU9400):CPU使用率20%~35%、51~54℃でファンは低速回転。
再生が終わった後の温度低下もE4200は速いです。


◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ
ファン回転は2段階あるのは確認しました。高速でもそれ程気になる音ではないと思います。40℃程度に下がるとファンは停まる(音は聞こえない)ようです。
純正の外付けの光学ドライブは静かで特に気になる音はしません。D430の純正ドライブより薄くなりました。


◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
ACアダプターの写真は左からE4200用-1、E4200用-2、D430用です。オークションで入手したL型コネクタは全部に共通で使えます。
E4200用の容量は同じで脱着できるAC側ケーブルも同じです。E4200用-1のDC側ケーブルは本体に固定で20cmほど短いのですがACアダプター本体+DC側ケーブルだとE4200用-2より8g程重いです。なので・・・ケーブルを短くしたのかも。特に熱くはなりませんが、どちらかというと小さい方(E4200用-1)が熱くなる感じです。白色LEDは電気を消すとかなり明るいです。

D430は本体1420g+ACアダプターセット354gの合計で1774g
E4200は本体1002g+ACアダプターセット228gの合計で1230g
本体だけケースに入れて何度か持ち出しましたが、かなり軽く感じます。

液晶輝度調整は45%程度。BBenchで10秒毎にWeb巡回は有線LANで残5%まで158分、無線LANで110分。


◆ その他
D430 は295.0×209.8×25.4。
E4200は290.6×204.0×19.2-26.8
閉じた時の奥行きは5mm程度の差ですが、開いて使う状態だと液晶面までの奥行きと高さが12mm程小さくなります。
ケースはLOASの「低反発PCインナーケースA5」SZC-SW004BKがピッタリです。(D430も全く余裕は無いですが入れる事ができます。)
BIOSの起動も少し速くなりました。D430はBIOSで何か変更すると直後のBIOS起動(バーの進捗)がかなり遅くなっていましたが、E4200では特に変化は無いようです。


◆ 総評
SSD搭載機ですが操作中にプチフリの症状を感じた事はありません。大き目のファイルコピーをした際の残時間表示はかなり誤差があります。CrystalDiskMarkはHDDに比べると実施毎の差が大きいです。4Kの読み書き(5回実行)でも数MB/sの差が出ます。ですが、普通に使う分には全く問題ありません。
intelのSpecシートだとD430のU7700もE4200のSU9400もTDPは10Wで同じですが、発熱量はかなり差がある(SU9400が小さい)ように感じます。
モバイル用メイン機にオススメの1台です。