Lenovo ThinkPad W520

GPU
Quadro 1000M
◆ 購入のきっかけや価格

T61pを使っていましたが、デスクトップとの速度差が大きくなりすぎたのと、フルスピードで動かすとバッテリーが長持ちしない、バックライトが暗くなってきたので遠からず交換が必要といくつかの条件が重なったので、買い換えることになりました。

◆ 体感速度の変化

ノートとしては速いですね。IntelのMSATAの80GB SSD をいれているのですが、これが効いています。プログラムの起動などキビキビしていて、デスクトップとあまり変わらない感じです。

CPU/GPU はあまり速い感じはないのですが、まあ遅くはないです。

CPUは4Coreですが、4CoreになったときにはBoost時は3.0GHzですが、熱ですぐに2.2GHzになってしまうので、2Threadに押さえて2Coreの3.2GHzを使ったほうが早いケースもあります。なかなか使いこなすのが難しいです。コンフィグレーションを工夫すると4Cの3.0がもっと長く使えるのかもしれませんが、まだこれからです。

Quadro 1000M ではなく2000Mにしておけばよかったかとの思いもあります。425M 相当とのことですが、デスクトップが560Tiなので、3Dの速度の差は結構あります。Quadroなので、表示品質は良いですが...
もうひとつ、CUDA で Double までサポートしていない(float, 32bit まで)のも残念です。最も15インチサイズのノートでは熱的に256bitメモリバスのGPUは無理なんでしょうが...
だとしたら、1000Mのほうが消費電力が少ないので、バッテリが長持ちすると都合のよい解釈をすることにしています。

◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など

LEDの液晶はこれが初めてですが、明るいですね。色は、赤の感じがかなりよくなりました。ただ1920x1200から1920x1080に変わったのですが、エディタの縦の行数の差が結構あります。デフォルトは125%になっていましたが、これは100%に戻しました。(私は小さな文字は気になりません。)T61pより、横に長くなった分だけ、多少ドットは大きいのかもしれません。
視野角は十分にあるようですが、これだけ大きいと、真っ直ぐ正対することが多いので、あまりきになりません。

◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド

キーボードはT61pとあまり変わらない感じです。ただ、Muteのボタンにランプが付いているのは確認上は助かります。リモートデスクトップとかで使うと、Muteが外れていて、T61pでレジュームの際に大きな音でなることが時々あったので、Muteが外れていることの確認ができるのは助かります。

トラックパッドの表面のザラザラの仕上げははっきり言って駄目だと思います。トラックポイントしか使わないので、あまり気になりませんが、トラックパッドでスクロールしたときに引っかかる感じがあってあまり好きではないです。

◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など

音はConexant とういう聞いたことのないメーカーのカードですが、可もなく不可もなくという感じでしょうか。ただ、コネクタがマイクと2つに分かれていたものがスマートフォンのようなひとつにまとめたタイプに変わったので、Headsetを買い換えることになりました。スマートフォンの共通に使えるのでこれはこれで便利かと思うことにしました。Sennheiser MM 50 iPというHeadsetですが、アマゾンで72% offと安くなっていました。 Sennheiser なら安心と思っていますが、まだ届いていないので、これも楽しみです。

画面下についたマイク、キーボード横にきたスピーカなど工夫はしているんでしょうが、オフィスで使うときはヘッドホンですね。

カメラが付いたので、Skypeでミーティングするときに一々カメラを付けなくて住むのはたすかります。AutoLockというカメラを使っていなければLockするようなユーティリティも付いていますが、私のような使い方では、不要なので削ろうかと思います。

◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置

筐体はしっかりしています。前のT61pよりもしっかりしている感じですが、これは4年も使ったあとなので、本当のところはわかりません。コネクタはUSB2.0のコネクタが本体裏になりました。USBのフラッシュからのブートの際は不便です。本体右側にUSB端子がひとつも無いのも残念です。イーサネットの口が右側になったので、(T61は左側)机に置く際の配置を左右入れ替えました。おかげで机の上の整理ができましたが... ワイヤレスのオンオフのスイッチが小さくなり、動かしにくくなりました。USB3.0はまだ3.0として使ったことはないですが、あれば便利だと思います。

◆ 排熱:筐体の温度

排熱は問題ないと思われます。普通に3Dの業務をしていて熱くなったことはありません。

◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ

ファンは回っていると、静かなところだとわかりますが、気にならないタイプの音だと思います。Specviewperfを実行しても、多少音が多少大きくなる程度です。光学ドライブは、DVDですが、バックアップDVDを作った時しか使っていませんが、とくにうるさい感じはなかったです。バックアップにはDVDが4枚必要でした。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど

ACアダブターは巨大です。170Wですが、レンガがあるのかと思いました。移動時に持ち運ぶのは重たいので、もう一つ買ったのですが、$100もして、上司が嫌な顔をしました。本体はT61pより軽いようですが、ACアダブターをもって運ぶと重いです。

◆ その他

とにかく今回の肝はIntelのMSATA SSDでした。500GBのHDDはデータ専用にして、CドライブをSSDにしていますが、Windows や、プログラムの起動が速くて助かります。プログラム開発が仕事なので、アプリケーションの数は少なく、データは大きな物が多く、SSDとHDDの2つが必要ですが、Game用のノートでないとHDDのベイが1つしかないものが多く困るのですが、MSATAのSSDはキーボードの下の3G ネットワーク用のmini pci express に直接差し込んで使え、HDDはそのままに使えるので、私のような用途では便利です。80GBあれば私の用途では問題ありません。3Gネットワークが必要な時はスマートフォンをモデムとして利用することにしました。3Gのネットワークはあまり使わないので、今回はこれが一番で、ノートブックの価値が上がった感じすらします。

◆ 総評

短所は特に無いのですが、1点の減点は、ACアダブターのサイズ、縦1200でないLCDをWorkstation用途で持ってきた点になります。ムービーを見るわけではないので、縦1200はWorkstationとしては欲しいOptionだと思います。

まだバッテリで長時間使用していませんが、子供のサッカーの練習とかで3-4時間使う場合に今回のカタログ10.5時間は助かると思います。T61pはサラのバッテリでも実働では2時間持ちませんでした。ただ、前の90Wの時にに買ったシガレットライターを利用したACアダプターが使えないのは残念です。(最低でも135Wは必要なようです)ACアダプターの容量がわかるようですから、容量が超えない時はACを利用して、不足時はバッテリから補うような工夫があると助かります。

5GHzのワイヤレスは300MBpsでつながり、ルーターに近い環境では実効スピードで100MBps程度でました。2.4GHzの方は150MBpsでつながります。いろいろな場所でフリーのWiFiを利用していますが、ノートブック側が律速になることはないので、十分です。